愛媛県新居浜市上原一丁目三番地

作家・鴻上尚史の原点とともに、一つの時代を描く傑作小説集。
小説かと思って読み始めたら、著者の自叙伝。 なんとなく名前を聞いたことが有るくらいの著者の鴻上…

本が好き! 1級
書評数:1250 件
得票数:6619 票
電子系エンジニアのくせに重度の活字中毒患者。本が無いと生きていけません。小説、エッセイはもちろん、科学技術系の専門書や趣味の本など読む本は多彩。

作家・鴻上尚史の原点とともに、一つの時代を描く傑作小説集。
小説かと思って読み始めたら、著者の自叙伝。 なんとなく名前を聞いたことが有るくらいの著者の鴻上…




78年の落語協会分裂騒動のドキュメント
金愿亭伯楽って誰だろうと思って巻末の著者の紹介文を見たら金愿亭佳太だった。 80年に改名してたんで…




武器はチェロ。潜入先は音楽教室。 傷を抱えた美しき潜入調査員の孤独な闘いが今、始まる。
最初は思わせぶりな表現ばかりで、何が有ったのかさっぱりわからずにちょっとイライラ。 もう少し早い種…




放送部部長が何者かに殺害された旧体育館の壇上は、密室状態だった。嫌疑をかけられた先輩のために、柚乃は学内一の天才に縋った。学内で暮らすという変人に。
第22回鮎川哲也賞受賞の本格派ミステリ作品とキャッチされていて、内容もいかにも・・という感じだけど、…




ある日突然、電気がこの世界から消滅! 東京に暮らす4人家族(鈴木家)が直面する、超絶不自由生活
以前服部文祥の「サバイバル家族」という本を読んでがっかりしたけれど、それとは全く違う本。 ある…



本格ミステリーとしての資格充分。ストーリは申し分ないけれど、文章が残念。
序盤、荻原浩や清水義範の書くライトな探偵小説っぽい雰囲気を目指して失敗したと言った感じで読むのが辛く…




北宇治吹部の楽しくてちょっぴり切ない日常を13編収録。
「ヒミツの話」が久美子達が1年生の時の話だったから、この「ホントの話」は2年生時代のスピンアウト作品…



葵が部活を辞めた本当の理由、葉月が秀一を好きになったきっかけ、秀一が久美子についに告白!?麗奈と滝の初めての出会いなどなど、北宇治吹部の面々の甘酸っぱくてちょっぴり切ないヒミツが明かされる短編集。
本編のストーリとは直接関係の無い話のほか、本編では触れられていない裏話的な短編集。 久美子達が入部…





青春エンタメ小説の決定版のシリーズ第3弾!!
全日本吹奏楽コンクール、そして卒業式までの物語。 「第二楽章」を先に読んでいたので結果は知って…



「今年の目標は全国大会で金賞です」去年よりさらに高い目標を打ち立てた優子部長の提案に全員が挙手で応える。北宇治高校吹奏楽部の、高みを目指した新しい一年が始まる。
久美子達が2年生の年代の物語。 「ようこそ」を読んだだけで続く2と3は読んでいなかったから、久美子…


スクリーンは奇跡を映す。観客の人生にも。
ミニシアターで醸成された監督の追悼映画をたまたま一緒に見ていた6人と、その監督の息子がそれぞれ主役の…





ピアノの調律に魅せられた一人の青年が調律師として成長する姿を温かく静謐な筆致で綴った長編小説。
読み始めてすぐ、何故か「舟を編む」を連想した。 世界観が似てるのかな? ピアノの調律師なんて…





高校のブラバンの物語。最低レベルのバンドがコンクールで全国大会出場を目指す!!
「君と漕ぐ」が面白かったので、同じ著者のこの本を買ってみた。 武田綾乃はキャラクター作りが本当…





辻村深月らしい短編集。だからちょっと怖いよ。
ホラーテイストの短編集。 「私の町の占い師」は小説じゃなくてフィクション? それ以外はどれも…


「おっぱい」に関して真面目に考察した一冊。
日本人が、また世界中の男性たちが、女性の胸に対して歴史上どう考えてきたかを考察した一冊。 江戸時代…