歪曲報道: 巨大メディアの「騙しの手口」



日本一小さい村が合併されることを朝日は切なく横暴と記事にする。しかし、この村ほど税金を湯水に使っていた村は他に無いのだ。
歪曲報道とはどういう報道をいうのだろうか。 わかりやすい実例が提示されている。朝日新聞の天声人語か…

本が好き! 1級
書評数:6242 件
得票数:91965 票
昔から活字中毒症。字さえあれば辞書でも見飽きないです。
年金暮らしになりましたので、毎日読書三昧です。一日2冊までを限度に読んでいます。
お金がないので、文庫、それも中古と情けない状態ですが、書評を掲載させて頂きます。よろしくお願いします。



日本一小さい村が合併されることを朝日は切なく横暴と記事にする。しかし、この村ほど税金を湯水に使っていた村は他に無いのだ。
歪曲報道とはどういう報道をいうのだろうか。 わかりやすい実例が提示されている。朝日新聞の天声人語か…




会社で一番大切なものは働いている社員である。苦境なときにこそ、社員を大事にする会社が最後には強い。
本は読まれてこそ価値がある。いくら芸術的な文学であっても読まれなければただの紙切れと同じ。 池…



忘れられているような銀行の小さな支店の人間関係はわびしい。それが身に染みる作品。
ある銀行の小規模支店が舞台。パワハラ全開の副支店長がいる。理屈、道理は通らず、成績があがらない行員…


以前は、暮らしから、日常の活動から、政治の議論が発せられていた。しかし、今は政治家は暮らしで苦しんだ人など皆無。そして、何かあればすぐに有識者会議だとか指紋委員会に委ねる。有識者も殆ど実質的中味なし。
こういう本を読むたびに、日本は小選挙区選挙制度を導入して変わったと心底感じる。 情報の広が…


クライアントだ、コンサルだ、ソリューションだなんてカタカナ言葉を躍らせる作者は、中味を疑ってかかったほうがよい。 そうか、ブラックも同じだ。
この本を読んで現実にブラック企業で働き苦しんでいる人が、解決への光明や希望を見出すことができるだろ…



…旅、冒険大好き作家の椎名が、旅の経験をもとに、古今東西の尊敬する旅作家と、素晴らしいと評価する旅本を紹介する
オーストラリアの中央の砂漠地帯、気温70度の世界が凄い、木箱を止めてある釘がうきあがってくる。櫛は…



面白いと思ったのは、経済の現状や見通しは、新聞の折り込みチラシを保存しておき、それを過去から眺めればみえてくるというところ。
井上が読んだ本を引金にしたエッセイ。 二つだけ考えさせられる箇所があった。 現在の宣伝…



右翼は保守反動。左翼は民主主義を守り、自由で革新というレッテルはりが昔から行われてきた。最近はその左翼が本当に革新なのか怪しくなった。
今でもそんな雰囲気があるが、右翼は保守反動、筋力を物に言わせ、左翼は進歩革新、知力でものを言わせる…



大学で出世するということは大変忍耐がいる。教授」の数はあらかじめ決められている。だから、どこかで教授が退官して空きがでないと教授には登れない。表立った猟官運動もしてはならない
林は慶応大学で、書誌学を学び、その先は書誌の殿堂、慶応の研究所斯道文庫に入ることを目指して、女子高…





問題は重すぎとても解決はしない。それでも、この作品は、その問題から逃げず、最後まで解決しようという姿勢を貫き通した。価値のある作品である。
僕が、うさぎの世話当番の日、高熱がでて学校に行けず、幼馴染で大切な友達のふみちゃんに代わりをお願い…


国に暗雲がたちこめだすと、必ず明治維新や戦国に活躍した人たちをもてはやし、先人に学べという知識人が登場する。司馬慮y太郎などはその典型
高みのところにいて、超上から目線で、今の日本を腐す。こういう文化人が一時期やたらもてはやされていた…




建設業界は、高度な技術を要する工事もあるが、概して普通の技術があれば殆どの工事ができ、参入障壁の低い業界である。だから、うじゃうじゃするくらい建設業者はある。杭打ちなどでごまかさないと成り立たない
公共事業には、必ずフィクサーや政治家がのりだす。そして、使われる税金から、お金が逆流して、彼らのふ…



行員はそれが詐欺に近い商品であることを知っている。しかし、組織が狂ったようにその詐欺商品を各銀行員に販売するよう押し付けキャンペーンを張る。結果被害者がでる。すると組織はすべての責任を担当に押し付ける
不況になると、銀行では融資や預金獲得が不調になる。これを増やすためには、真っ当な方法は金利を上げ下…



中上が人生の殆どは、道路舗装が終わり、現代が完成された時代である。しかし、彼は現代以前の社会は創作できたが、自分が生きている現在を物語にできなかった。
中上文学は大学など研究者のため、或は一般教養として学生に教材になることはあるだろうが、もう一般では…



国会での議論をみながら、著者は論戦力を論じるが、国会論戦など、世間では誰も関心がない。論戦の場はどこにあるか著者はきちんと把握せねばならない。
筆者はセクシャルハラスメントで、共産党を除名させられた元共産党議員。普通、共産党では、除名前に該当…



…Kというのは、テレビの画像解像度での単位。しかし、どうもこのKが働く人々にとっては、敬遠したくなるアルファベットだ。
最近テレビは4Kとか8Kなどと言われ競争している。Kは解像度のことを言い、キロを表しているらしい。…



面白いね。安倍首相が頑張れば、共産党が伸びる。ちっとも民主党の支持は伸びない。
僕らが大学時代には、共産党が最も輝き、大躍進をした時代だった。確か、衆議院で同一会派を組む議員をい…



銀行員で出世を少しした人は、取引先がちやほやするので、必要以上に鼻が天狗になる。こういう行員は、詐欺師には格好の獲物となる。
池井戸の作品は、善悪がはっきりしていて痛快である。そして、問題をうやむやで終わらせず、最後行き着く…


主人公の人生の目標は総理大臣になること。わきめもふらず10時間高校時代は毎日勉強する。そして東大にはいる。総理大臣と東大はあまり今では結びつかないのだが。
ハードボイルドとエンターテイメントを掛け合わせたような小説。だから、あまり中味をつっこまないほうが…


少女が行方不明になり、警察に捜査願いがだされる。その際の警察の行動が作品ではどこか欠けている。
配慮、気配りが無い。もう少し事件を広げ、深くみれば、欠陥とは言わないが、凡作にはならない。 …