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ゆうちゃん

ゆうちゃん さん

本が好き! 1級
書評数:1686 件
得票数:37662 票

神奈川県に住むサラリーマン(技術者)でしたが24年2月に会社を退職して今は無職です。
読書歴は大学の頃に遡ります。粗筋や感想をメモするようになりましたのはここ10年程ですので、若い頃に読んだ作品を再読した投稿が多いです。元々海外純文学と推理小説、そして海外の歴史小説が自分の好きな分野でした。しかし、最近は、文明論、科学ノンフィクション、音楽などにも興味が広がってきました。投稿するからには評価出来ない作品もきっちりと読もうと心掛けています。どうかよろしくお願い致します。

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新版 動物の社会―社会生物学・行動生態学入門

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新版 動物の社会―社会生物学・行動生態学入門

動物の社会や行動を主に包括適応度と血縁淘汰の概念から説明した本。数式も登場するが、多くの事例でも動物の社会と行動を説明している。難しいが非常に考えさせられる本である。

ぽんきちさんの 書評 を拝読して興味を持った本。かなり読み応えのある本だと、警告があったがその通り難…

投票(25コメント(3)2021-08-16

グローバル・ヒストリー: 批判的歴史叙述のために

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グローバル・ヒストリー: 批判的歴史叙述のために

歴史は単一国家や民族の内発的なものではなく、他国家、他文明との接触により発展するという考えに立ったグローバル・ヒストリーを解説した本。歴史の本ではなく、歴史をどう分析するかの方法論を説いている。

朝日新聞の書評で知った本。本書を読んで戸惑ったのだが、これは歴史の本ではく歴史論の本であり、「グロー…

投票(16コメント(0)2021-08-12

煙突掃除の少年

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煙突掃除の少年

有名な作家ジェラルド・キャンドレスが死去した。父を長く担当した編集者から回想録を書かないか?と言われた娘のサラは、父の消息が1951年以前、ふっつりと消えてしまっている事に気づく。父は一体誰だったのか

バーバラ・ヴァイン名義で日本語訳が出ているものの最新の作品である。 1997年7月、高名な作家…

投票(20コメント(0)2021-07-27

ステラの遺産

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ステラの遺産

養護施設の介護士ジェネヴィーヴが世話をする老婦人ステラには秘密の隠れ家があった。ステラと親しくなったジェネヴィーヴは、その家の掃除を頼まれる。長年使われなかった家。そこにはステラの秘密が隠されていた。

バーバラ・ヴァイン名義の八作目。これまでのヴァイン名義の作品の語り手は作家、作家のリサーチャー、作家…

投票(24コメント(0)2021-07-25

長い夜の果てに

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長い夜の果てに

両性愛者ティムの恋の顛末。物語の大半を彼の手記で辿る。彼と恋愛関係にあったイヴォーは何かの悲劇に襲われ、その秘密はティムも知っている。だが再会を約束したイザベルの住所を彼は失い、知ることが出来ない。

バーバラ・ヴァン名義の第七作。 本書の9割は、ティム・コーニッシュと言う青年の手記が占める。残…

投票(25コメント(0)2021-07-23

アスタの日記〈上〉

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アスタの日記〈上〉

語り手アンの祖母アスタは死後、膨大な日記を残し、それを娘でアンの伯母であるスワニーが文学作品として刊行し評判となる。そんなスワニーが50歳を過ぎてから「アスタの実子ではない」と言う匿名の手紙が届く

バーバラ・ヴァイン名義の第六作。第四、五作と異なって、最初の作風に戻り再び過去と現在を行き来する形式…

投票(22コメント(0)2021-07-19

哀しきギャロウグラス

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哀しきギャロウグラス

人生に絶望して自殺を図ったリトル・ジョー。彼を助けたのはシャンドーと呼ばれる美青年だった。以後、リトル・ジョーはシャンドーのギャロウグラス(従者)になる。だが本書の真のギャロウグラスとは誰だろう。

ルース・レンデルがバーバラ・ヴァイン名義で書いた四作目。これもサスペンスと人間の心情を絡めた小説とな…

投票(25コメント(2)2021-07-15
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