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ゆうちゃん

ゆうちゃん さん

本が好き! 1級
書評数:1702 件
得票数:38030 票

神奈川県に住むサラリーマン(技術者)でしたが24年2月に会社を退職して今は無職です。
読書歴は大学の頃に遡ります。粗筋や感想をメモするようになりましたのはここ10年程ですので、若い頃に読んだ作品を再読した投稿が多いです。元々海外純文学と推理小説、そして海外の歴史小説が自分の好きな分野でした。しかし、最近は、文明論、科学ノンフィクション、音楽などにも興味が広がってきました。投稿するからには評価出来ない作品もきっちりと読もうと心掛けています。どうかよろしくお願い致します。

書評 (1702)

シャーロック・ホームズの光と影―ホームズ100年、その生涯と時代

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シャーロック・ホームズの光と影―ホームズ100年、その生涯と時代

シャーロック・ホームズのシリーズ第1作「緋色の研究」の出版百年を記念して刊行されたもの。ドイルの半生、作品から読み取れる探偵キャラクター、作品のモデルなどが論じられている。

本書の原著書は1987年にワード・ロック社、つまりホームズ物語の最初の一冊 「緋色の研究」 を出版し…

投票(21コメント(0)2025-12-05

野ばら(絵本・金の星社)

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野ばら(絵本・金の星社)

国境を守る老人と青年のふたりの兵士。そのふたりには国は違えど友情があった。しかし、その友情は戦争で引き裂かれる。淡々とした静かな描写、事件らしい事件もない物語で戦争の怖さを教えてくれる稀有な作品。

昨年、実家を整理し、保存することにした小学校六年生の教科書を読み返すと、そこにもこの作品が載っていた…

投票(21コメント(0)2025-11-16

シャーロック・ホームズの生れた家

  

シャーロック・ホームズの生れた家

ヴィクトリア朝研究者による名探偵ホームズの著者、コナン・ドイルの評伝。彼の文才には否定的で、せいぜい連載物の作者が良い所、人を信じ易い一方で思い込んだら譲らず、それ故、種々のトラブルを起こしたと厳しい

著者のピアソールはヴィクトリア朝の研究者とのこと。それ故か、ドイルの評伝でありながら、ドイルの生きた…

投票(21コメント(2)2025-10-06

ずっとお城で暮らしてる

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ずっとお城で暮らしてる

ブラックウッド家の姉妹は、村人に嫌われ白眼視されていた。姉が殺人の容疑者となって無罪を言い渡されたのに村人はそれを信じないからだ。姉妹は孤独ながらも楽しい生活をしていた。だがそこに干渉する輩が絡む。

こちらも 「やりなおし世界文学」 の一冊。本書の書評はこのサイトで読ませてもらっているものの、最近読…

投票(21コメント(0)2025-09-29

ジョウゼフ・アンドルーズ〈上〉

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ジョウゼフ・アンドルーズ〈上〉

ロンドンで解雇された主人公ジョウゼフ・アンドルーズは、師と仰ぐ副牧師アダムズ、恋人のファニーと前途多難な旅を終えて村に戻った。しかし、様々な困難がジョウゼフとファニーの結婚を阻む。

ジョウゼフはすこぶる美男で性質も良い下僕だった。彼の雇用主だったサー・トマス・ブービーとその妻が田舎…

投票(22コメント(1)2025-09-15

ジョウゼフ・アンドルーズ〈下〉

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ジョウゼフ・アンドルーズ〈下〉

ジョウゼフ・アンドルーズは見た目も心も綺麗な男だった。雇い主の未亡人に懸想され、拒絶したことから屋敷を追い出され、元の村に戻ろうとしたが途中で師匠格のアダムズ牧師と出会ったことで珍道中を演じる。

本書は、小説の父と言われるフィールディングの小説の第一作である(それまで戯曲は多数書いていた)。フィ…

投票(21コメント(0)2025-09-12
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