フューチャーリテラシー Futures Literacy 過去から未来へ「可能性の未来」を読み解く




歴史を相互作用の立場から捉え、それを未来に応用し100年先まで論理的に予測しようという野心的な内容の本。
本書は「未来を読み解くことを誰でも学ぶことができる学問」として、前編で過去を振り返り、後編ではそれを…
投票(24)コメント(0)2023-02-13

本が好き! 1級
書評数:1703 件
得票数:38030 票
神奈川県に住むサラリーマン(技術者)でしたが24年2月に会社を退職して今は無職です。
読書歴は大学の頃に遡ります。粗筋や感想をメモするようになりましたのはここ10年程ですので、若い頃に読んだ作品を再読した投稿が多いです。元々海外純文学と推理小説、そして海外の歴史小説が自分の好きな分野でした。しかし、最近は、文明論、科学ノンフィクション、音楽などにも興味が広がってきました。投稿するからには評価出来ない作品もきっちりと読もうと心掛けています。どうかよろしくお願い致します。




歴史を相互作用の立場から捉え、それを未来に応用し100年先まで論理的に予測しようという野心的な内容の本。
本書は「未来を読み解くことを誰でも学ぶことができる学問」として、前編で過去を振り返り、後編ではそれを…


原題は人工物の科学である。経済、工業デザイン、社会計画など種々の人工物に対してその科学がいかに可能かを論じている。それに加え、著者の興味の対象である人間の意志決定過程を論じている。これがシステムなのか
「システムの科学」とあるが、著者はノーベル経済学賞を受賞した経済学者であり、自然科学というよりは、現…




自然エネルギーや分散化を特徴とする脱化石燃料化を説いた本。著者はこれをグリーン・ニューディールと称し、財政面の裏付けやビジネスモデルまで提示した一種の政策パッケージの本としている。
本書は地球規模の緊急事態と言われる気候変動に対する処方箋を示す本である。 第Ⅰ部では、化石燃料…