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ゆうちゃん

ゆうちゃん さん

本が好き! 1級
書評数:1701 件
得票数:38009 票

神奈川県に住むサラリーマン(技術者)でしたが24年2月に会社を退職して今は無職です。
読書歴は大学の頃に遡ります。粗筋や感想をメモするようになりましたのはここ10年程ですので、若い頃に読んだ作品を再読した投稿が多いです。元々海外純文学と推理小説、そして海外の歴史小説が自分の好きな分野でした。しかし、最近は、文明論、科学ノンフィクション、音楽などにも興味が広がってきました。投稿するからには評価出来ない作品もきっちりと読もうと心掛けています。どうかよろしくお願い致します。

書評 (1701)

つくられた天才: ベートーヴェンの才能をめぐる社会学

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つくられた天才: ベートーヴェンの才能をめぐる社会学

ベートーヴェンは音楽を大衆化した、という言説を厳密な論理で打破した本。だからと言ってベートーヴェンの音楽の価値が下がる訳ではない。天才が世間にいかに受容されて行くのかという過程も綿密に論証されている。

こちらも朝日新聞の書評で知った本である。著者の言葉を借りれば天才を分析した初めての本でもあるそうだ。…

投票(21コメント(0)2025-01-19

マーラーの姪: アウシュヴィッツの指揮者、アルマ・ロゼの生涯

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マーラーの姪: アウシュヴィッツの指揮者、アルマ・ロゼの生涯

大作曲家で指揮者だったグスタフ・マーラーには有名な妻と同名のアルマと言う姪がいた。彼女は伯父に劣らず音楽の才能に恵まれ、人間力があった。そんな彼女の生涯を綴った本である。

こちらは朝日新聞の書評で知った本である。 大作曲家グスタフ・マーラーは作曲家であるとともに指揮…

投票(29コメント(0)2025-01-17

ラブカは静かに弓を持つ

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ラブカは静かに弓を持つ

13歳である事件に巻き込まれチェロを辞めた橘は、適当に選んだ就職先、全日本音楽著作権連盟の3年目の社員。全著連は音楽教室から著作権使用料を徴収しようとしていて、音楽教室の実態調査を橘にさせることにした

はるまさんの 書評 を読んで手にした本です。良い本のご紹介ありがとうございました。 書評で惹か…

投票(25コメント(2)2024-05-17

ソング&セルフ: 音楽と演奏をめぐって歌手が考えていること

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ソング&セルフ: 音楽と演奏をめぐって歌手が考えていること

元歴史研究者でプロのクラシック音楽の歌手である著者が、コロナ禍で公演が減ったのを機会に、作曲家の人生を掘り下げて解説した本。音楽も文学と同じようにその作者の人生を知るのは大切だ。

こちらも朝日新聞の書評で知った本。 20代まで歴史研究者でその後プロのクラシック音楽の歌手にな…

投票(26コメント(0)2024-04-21

UFO vs. 調査報道ジャーナリスト: 彼らは何を隠しているのか

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UFO vs. 調査報道ジャーナリスト: 彼らは何を隠しているのか

1940年代以降に目撃等をされた「未確認空中現象」がアメリカ政府内で隠蔽され、密に調査されていた、それどころか地球外起源の技術がアメリカで実用化されているかもしれない可能性を示した本。

こちらも朝日新聞の書評で知った本。天下の朝日新聞がUFOを論じた本を書評欄で取り上げるとは、・・と思…

投票(22コメント(0)2024-04-18

スターバト・マーテル

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スターバト・マーテル

ヴァイオリンの名手のチェチリアは、ピエタ(孤児院)で育った。自分の出自もわからず、友人もあまりいない孤独な生活の中に突如現れたのがヴィヴァルディだった。彼の出現は思わぬ形でチェチリアの人生に影響する

ぱせりさんの 書評 を読んで手にした本である。ヴィヴァルディ関係の小説では日本人が書いた 「ピエタ」…

投票(22コメント(2)2023-08-02

親愛なるレニー: レナード・バーンスタインと戦後日本の物語

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親愛なるレニー: レナード・バーンスタインと戦後日本の物語

アメリカの名指揮者・作曲家バーンスタインと無名の日本人2名との書簡で描き出すバーンスタインその人間像。プライベートな書簡からも彼が情熱的で愛にあふれる人間だったことがわかる。

朝日新聞の書評で知った本。レナード・バーンスタインとは20世紀後半の大指揮者・作曲家で長年ニューヨー…

投票(24コメント(1)2023-03-30

カラヤン―帝王の光と影

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カラヤン―帝王の光と影

20世紀の大指揮者カラヤンの生前に出版された評伝。著者は非常に扱いづらいこの人物をうまく料理して、彼の人格を浮き彫りにしている。一般的な評伝とはやや異なるが見事な「自伝的ポートレート」となっている。

20世紀後半、ヨーロッパの楽壇の主要ポストを独占したオーケストラ指揮者カラヤンの評伝。著者は存命中の…

投票(19コメント(3)2022-07-02

ニーベルングの指環 その演出と解釈

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ニーベルングの指環 その演出と解釈

音楽と舞台が一体となったワーグナーの大作「ニーベルングの指環」の演出論。神話をベースとしたこの長大な作品は、戦後、様々な演出手法が見られた。本書では主に70年代の演出を論じている。

ワーグナーの楽劇「ニーベルングの指環」4部作の演出論を語った本。様々な演出家や音楽家、学者などがそれ…

投票(22コメント(0)2022-06-30
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