デュー・ブレーカー



驚くべき、このハイチの闇の深さ。
『死者の書』で、彫刻家の娘は、ハイチ出身で有名人になったガブリエル・ドンテーヌという女性に、彫刻を買…

本が好き! 1級
書評数:3005 件
得票数:62378 票
ホラー以外は、何でも読みます。みなさんの書評を読むのも楽しみです。
よろしくお願いします。



驚くべき、このハイチの闇の深さ。
『死者の書』で、彫刻家の娘は、ハイチ出身で有名人になったガブリエル・ドンテーヌという女性に、彫刻を買…



神ならぬ者が持った神の瞳。
かなり前のことだが、週刊誌の心霊写真特集で手がすけている人の写真を見たことがある。その人の手の輪郭…





スターリングラード攻防戦前後にロシア周辺で起こったいくつもの出来事を描くことで、ナチの全体主義とスターリンの共産主義が同じものであることを明らかにした、ワシリー・グロスマンの問題作。
3巻まとめての書評です。 三部からなる『人生と運命』は、同じく三部からなる『正義の事業のた…




「グリコ・森永事件」を基に、フィクションとは思えないリアリティを持つ重厚な作品。
洋裁店を営み穏やかに暮らしていた曽根俊也は、ある日ひょんなことから黒革のノートとカセットテープを見…





狂気の時代を生きる江戸の数寄者たち。
上下巻合わせての書評です。 時は元禄、徳川綱吉の「生類憐みの令」はさらに厳しさを増して「釣…





1969年2月から翌年の3月までベトナム戦争に歩兵として従軍した作者が、その時の体験をもとに書いた短編集。
ベトナムに送り込まれた兵士たちは、様々なものをその背に担っている。兵士としての必需品。防護服。武器…




金に関した人間喜劇。金の使い道も、金に対する考え方も、人さまざま。
この本には『ゴプセック』『ニシュンゲン銀行』『名うてのゴティサール』『骨董室』の4つの中編が収めら…





てんかん発作を持つ兄とを取り巻く家族の苦悩が、生々しいタッチの漫画で描かれている。
ある日突然、兄ジャン=クリストフがてんかん発作で倒れた。 1964年、てんかんの治療法はま…





肌の黒い少女は、平穏な家族の夢さえ見ることができないのか。
家があります。緑と白の家です。赤いドアがついています。とてもきれいな家です。家族がいます。お父さん…





個人の、国家の、会計史は、何とも不思議な世界だった。
古代ギリシヤのアテネでは、奴隷が帳簿をつけていた。ハンムラビ法典には、会計原則が定められていた。ロ…





北斎、お栄、英泉、国直、奔放な絵師たちが闊歩する江戸の町を、杉浦日向子が妖しく切なく描き上げる。
上下巻の書評です。 『百日紅』は、葛飾北斎と、北斎とともに暮らして自身も肉筆浮世絵を描いて…




こんな目に遭ったらどうしようと思いながら、「頑張れ、負けるな!」と応援している自分がいる。
「前、どけよ。ホームに突き落としたろか!」 通勤時間帯に、ホームを歩いていて、背後からどやされ…



そりゃあこんな風に言い返せたら、確かにすっきりすると思うけど。
誰かのひと言にムッとするとき、カッとするとき、心が無傷で過ごせる人はそういない。痛いなあ、と感じて…




2014年ノーベル物理学賞を受賞した中村修二。日経関連記事で綴る中村修二の生き様から、日本のものづくりの問題が見えてくる。
中村修二。1954年、愛媛県に生まれる。徳島大学大学院の修士課程(専攻は、電子工学)を修了し、日亜…