サン・キュロットの暴走 小説フランス革命 13




だからいわんこっちゃない……国としてのフランス壊滅の危機か?
ルイ16世処刑の後、フランス国民公会は大混乱が続きます。 ジロンド派、ジャコバン派が入り乱れて…

本が好き! 1級
書評数:4978 件
得票数:96390 票
幻想文学、SF、ミステリ、アート系などの怪しいモノ大好きです。ご紹介レビューが基本ですが、私のレビューで読んでみようかなと思って頂けたらうれしいです。世界中にはまだ読んでいない沢山の良い本がある!




だからいわんこっちゃない……国としてのフランス壊滅の危機か?
ルイ16世処刑の後、フランス国民公会は大混乱が続きます。 ジロンド派、ジャコバン派が入り乱れて…





クリングゾールなど、どこにもいない……。
一筋縄では行かない小説でした。 本作の主人公であり、将来を嘱望された若き物理学者であるフランシ…



そうおっしゃられても…… 武井壮ばりの戦いを君はできるか? はるほんさんのレビューを読んで手に取ってみました。私が読んだのはハードカバー版。
本書は、アイヌ民族最後のクマ撃ち猟師である姉崎氏の話を聞き取り書きした一冊です。 姉崎氏は、長…




わんこのチェットが一人称で語るミステリ
本作の主役は雑種犬のチェットなのでしょう。 チェットは、私立探偵のバーニーの相棒です。 バー…




ギヨタンの刃。遂に処刑が……。
8月革命を成し遂げたフランス民衆は、ルイ16世とその家族をタンプル塔に幽閉し、過激化していきました…




紅茶に浸したプチットマドレーヌのような一冊
プルーストの『失われた時を求めて』を読んだのは、もう何年前になるでしょうか。 年末、年始のお休…



ある意味では入手して損の無い本。
マジシャンとしても有名な泡坂妻夫さんの推理小説です。 著者は、色々な形で読者に対してマジックの…




監禁……それは凝縮された恐怖。作家にとって『ナンバー・ワンの愛読者』と称する者の存在とは?
本作の主人公、ポール・シェルダンはベストセラー作家です。 代表作は、『ミザリー』という女性を主…



百貨店はターゲット顧客に何を売ろうとしたか?
明治末から三越等の百貨店は誰を顧客ターゲットとし、何を売ろうとしたのかについて考察した興味深い一冊…




キッチュで濃ゆくて、やたらにエネルギッシュ
本書は、昭和時代に創られた様々な娯楽施設に関して、当時の資料なども織り込みながらまとめられた一冊で…




ラ・マルセイエーズの歌声は響き渡るのか?
1792年6月20日、ルイ16世により3人の閣僚を更迭されたジロンド派は、ダントンを焚きつけて民衆…




祐太朗さんのレビューに触発されて読んでみました。EXILEだってアイドル『音頭』に連なる系譜かもしれない。
本書では、明治以前から全国各地で伝承的に伝えられてきた音頭を『伝承音頭』、レコード産業が発展する中…




キャリー……彼女は余りにも哀しすぎる。
スティーヴン・キングのデビュー作です。 内容は薄々知ってはいたものの、原作を読んだことはなかっ…




常識を疑え! タイトルはこれじゃない方が良かったんじゃないかなぁ。
例えば、ある新商品の発売開始に当たり、大々的にTVCMを流したところ、その商品が大ヒットしたとしま…



リアリティ溢れる派手な『特殊部隊』モノ。 勝手にコラボ企画2:「ハヤカワ文庫の100冊 2015秋」参戦のために緊急up!
主人公コルト・レイナーは、元デルタ・フォース(米陸軍特殊部隊)の少佐でしたが、作戦任務中、持ち前の…




感性豊かなセンシティブなSF
SFはそれなりに読んでいるつもりでしたが、寡聞にして著者のことは全く知りませんでした。 巻末解…




主戦派vs反戦派。 小説フランス革命シリーズも弟二部に突入しましたよ~。
佐藤賢一さんの『小説フランス革命』もいよいよ第2部を迎えました。 時代は1792年から始まりま…



何なんだ~、この展開、このラストは!
はい。ご存知、『宇宙ヒッチハイク・ガイド』の続編です。 何だか、本編は随分昔に読んだっきりだっ…




いよいよ動き出すのか? 超大作『嵐光録』第一部の第二巻です。
さて、超大長編の『王たちの道』も第2巻に入りました。 ところで、タイトルになっている『王たちの…




hackerさんお勧めのマンシェット。今回の作品には、「理由や説明など必要のないことなのだ」と言われたように感じてしまいました。
いつもドライでハードな作品を描くマンシェットですが、今回のこの作品はちょっと変わった構成を取ってい…