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allblue300 さん

本が好き! 1級
書評数:1820 件
得票数:18428 票

本は飲みもの。一日一冊飲む本読みです。朝は珈琲を飲み、昼は本を飲み、夜は芋焼酎を飲む。積ん読山が高くなる一方で悩ましい... 晴耕雨読の暮らしを夢見る四十代。よろしくお願いします。

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ジャスミンの残り香 ──「アラブの春」が変えたもの

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ジャスミンの残り香 ──「アラブの春」が変えたもの

ジャスミンとはジャスミン革命のこと。2010年末、チュニジアで青年が焼身自殺を図ったことで広がった反政府デモが、独裁政権を崩壊させた革命。これにより反独裁政権運動がアラブ諸国に伝播した。アラブの春だ。

エジプトではチュニジアの革命に触発された青年たちが、2011年1月25日にFacebookでデモを呼…

投票(9コメント(0)2015-09-02

働くお母さんの子どもを伸ばす育て方

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働くお母さんの子どもを伸ばす育て方

働くお母さんを応援する一冊。1050人もの働くお母さんたちへのアンケートをもとにリアルな声を集めて作られた本です。夫、パパ、お父さんという肩書きを持つ男性諸氏にも読んでいただきたい一冊です。

私の妻は専業主婦が基本とはいえ忙しく動き回っています。週末は間違いなく妻の方が忙しい。息子の夏が終わ…

投票(7コメント(0)2015-08-09

だれも買わない本は、だれかが買わなきゃならないんだ

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だれも買わない本は、だれかが買わなきゃならないんだ

東京ではなかなか出逢えない個性派書店を求めて山村や島や時には海外に足を伸ばす。本当に読みたい本だけを全力で追い続けた、本を巡る刺激的な出逢いが詰まった記録の数々。まだまだ狭いなぁと感じさせられた一冊。

著者の都築響一さんは「ポパイ」や「ブルータス」の編集部を経て、現代美術や居住空間に関する書籍を手掛け…

投票(8コメント(0)2015-08-06

人間はどこまで残虐になれるか―拷問の世界史

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人間はどこまで残虐になれるか―拷問の世界史

拷問の世界史です。紀元前から二十世紀まで世界で行われてきた拷問の数々が紹介されています。ありとあらゆる拷問を紹介した後に、最後の章で「拷問はなくないのか」ということを検証しています。拷問はなくなるか?

昨日紹介したスティーブン・ピンカーの『人間の本性を考える』を思い出させる記述がありました。人間は祖先…

投票(11コメント(0)2015-07-30

バラ肉のバラって何? 誰かに教えたくてたまらなくなる”あの言葉”の本当の意味

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バラ肉のバラって何? 誰かに教えたくてたまらなくなる”あの言葉”の本当の意味

様々な言葉の由来を解説してくれている雑学本です。知っていることは復習に、知らないことは新しい発見を、さらっと読める楽しい本です。日本語って面白い。バラ肉のバラの意味がわかる人はどれくらいいるでしょう?

雑学ですねぇ。普段から使っている言葉の意味や由来は驚くほど知らないものですよね。タイトルにやられてつ…

投票(18コメント(0)2015-07-15

「鉄学」概論―車窓から眺める日本近現代史

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「鉄学」概論―車窓から眺める日本近現代史

胡椒に次ぎ対象をしぼって歴史をぐっと面白くするシリーズ。時間的空間的な広がりを持つ鉄道を介し日本の近現代を俯瞰する試み。西田幾太郎の名著『哲学概論』の向こうを張るもうひとつの「テツ学」を堪能しました。

タイトルでつかまされた一冊です。著者は鉄道と天皇に関する著作が多い原武史さん。面白くないわけがない。…

投票(8コメント(0)2015-07-01

ナリワイをつくる:人生を盗まれない働き方

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ナリワイをつくる:人生を盗まれない働き方

いまいちしっくりきませんでした。彼我の生き方の違いからくるものなのか、それとも彼らの生き方をやっかんでいるのか。いずれにしても、ナリワイ的な生き方も一つ、それとは正反対の生き方もまた一つではないかと。

先日紹介した『持たない幸福論』に出てきた本です。本棚に埋まっているのを思い出して引っ張り出してきまし…

投票(9コメント(0)2015-06-28

強く生きるために読む古典

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強く生きるために読む古典

日経ビジネスオンラインの連載コラム「生きるための古典」を書籍化したもの。なぜ日経プレミアシリーズではなく集英社新書なんだろう? と、しょうもない疑問を持ってしまった。これって「できそこない」の発想かな?

けれども、「できそこない」のぼくに必要なのは、そんな読み方なのである。 正しい理解を目指すので…

投票(5コメント(0)2015-06-20

おいしいハンバーガーのこわい話

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おいしいハンバーガーのこわい話

ハンバーガー業界の実態を伝える一冊。著者の『Fast Food Nation(邦訳は『ファストフードが世界を食いつくす』)』をティーンエイジャー向けに書き直したもの。それでもたまには食べたくなります(笑)

ある日、息子に松岡修造の本を「読んでみたら?」と渡しました。確か、テレビ番組を見て修造熱が伝播してい…

投票(14コメント(0)2015-05-31

チェーンストアの商品開発―これからの核商品企画と「売れ筋」づくりの基本

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チェーンストアの商品開発―これからの核商品企画と「売れ筋」づくりの基本

ニトリの似鳥社長の師匠である渥美俊一氏の書籍。氏が設立したチェーンストア経営研究団体「ペガサスクラブ」での経験法則が凝縮されています。税抜2,000円は安過ぎる。値段以上の価値が十二分にある一冊です。

日本経済新聞の連載コラム「私の履歴書」を読んでいる人は多いのではないでしょうか。最近のヒットはニトリ…

投票(6コメント(0)2015-05-29

牛と土 福島、3.11その後。

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牛と土 福島、3.11その後。

日常の報道が綺麗事を並べたものに見える。それは実態にそぐわない、意図的に見せようとしているものかもしれない。何かを隠そうとしているのかもしれない。3.11後の福島で起きている一端の実態が記されている。

原発事故によって警戒区域に残された牛たち。安楽死か、餓死か。それ以外の生き方はなかったのか。命あるも…

投票(13コメント(0)2015-05-12

3つの原理―セックス・年齢・社会階層が未来を突き動かす

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3つの原理―セックス・年齢・社会階層が未来を突き動かす

久し振りに再読しました。いかにも神田昌典さんらしい監訳書です。「性(セックス)」「年齢」「社会階層(カースト)」の三つの原理で、過去から未来までの人類史を解説するモデルを提示するユニークな一冊です。

著者が提示するカースト・モデルによると、現在は「労働者の時代」であり、既に一部地域では最終段階となる…

投票(5コメント(0)2015-05-09
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