とりあたまJAPAN: 日はまた昇る!編
国家オラオラ前科もんと物知らずの脱税もんが世相を斬る。元外交官作家とお笑いマンガ家が知性とお笑いで世相を斬る。この組み合わせは反則だ。
「週刊新潮」の連載が単行本化。こちらは二冊目。一冊目を飛ばして二冊目を読んでしまった。まぁ、いいか。…
本が好き! 1級
書評数:1820 件
得票数:18428 票
本は飲みもの。一日一冊飲む本読みです。朝は珈琲を飲み、昼は本を飲み、夜は芋焼酎を飲む。積ん読山が高くなる一方で悩ましい... 晴耕雨読の暮らしを夢見る四十代。よろしくお願いします。
国家オラオラ前科もんと物知らずの脱税もんが世相を斬る。元外交官作家とお笑いマンガ家が知性とお笑いで世相を斬る。この組み合わせは反則だ。
「週刊新潮」の連載が単行本化。こちらは二冊目。一冊目を飛ばして二冊目を読んでしまった。まぁ、いいか。…
地政学上、最も注目を浴びているシリアの歴史を紐解く一冊。
エジプト、イラク、ヨルダン、シリアと中東駐在を重ねた元外交官が綴るシリアの歴史。いまの地政学を考える…
歴史学者の山内昌之と佐藤優の対談。佐藤優の対談といえば、寺嶋龍一との「インテリジェンス」シリーズが定期的に発刊されているが、この対談もぜひ定期的に行ってほしい。国際情勢のいまを知る最良の教科書だった。
目まぐるしく動く国際情勢。エネルギー問題と安全保障に関してはいえば、すべての国にとって最大の脅威はイ…
血となり肉となる漫画の力。事実は小説よりも奇なり。人生で待ち構えているのは漫画以上のことばかり!? 漫画のヒーローたちが教えてくれる生きる力。それは美学。数字では表せない生きる力だ。
事実は小説よりも奇なりと言うけれども実際のところはどうなのか。人生で待ち構えているのは漫画以上のこと…
『絶歌』という本を知った。買って読む本ではないと思っているので、手元に回ってくるのを待つことにしている。本書はこれまでスルーしてきたが、いずれ『絶歌』を読むなら、こちらも読んでおこうと思って手にした。
「『ぜっか』って読んだことある?」 私が変態的な本読みであることを知っている人に尋ねられた。初…
軽く読める、重たい本。著者の職場は特殊かもしれないが、どの職場でも使える方法に溢れている。
督促(とくそく)とは、電話や手紙で「お支払いをお忘れではございませんか?」と入金のお願いをすることだ…
ハロウィンの歴史、ハロウィンが世界に広がった背景、ハロウィンの今日を語り尽くした一冊。悪くはないのだがマニアックに過ぎる。文化誌ではなく文化史が読みたかった。
本が面白いか面白くないかの線引きは、その内容が頭に入ってくるか、もっと知りたいという好奇心を掻き立て…
2010年末発行とやや古い一冊だが、日本の安全保障を考える上で参考になった。民主党政権が日米関係にもたらしたこと、オバマ大統領の人となりなど、外側から見た日本、内側から見たアメリカが面白い。
シリア情勢など、最近のアメリカ(オバマ政権)の動きを見ているとこう思う。おい、大丈夫かよ... と。…
地図を横にして眺めてみよう。普段は見えないことが見えてくる。日本の国境を直視する教科書。そこには日本人が開拓してきた、日本人が暮らしてきた歴史がある。
冒頭に出てくるのは一枚の地図。見慣れない角度から見た日本列島。それは、いかに日本列島が中国の太平洋進…
砂糖と安全保障? 大切なのは人が住み続けること。そのための生業が成り立つこと。TPPは単なる経済問題ではないことが良くわかる。
元衆議院議員、元小沢一郎の秘書、地元である北海道十勝地方を中心に政治活動中の石川知裕氏が語る砂糖と安…
第一部では世界を俯瞰して見せてくれた。この第二部では戦争、紛争、経済、環境といった各論に落とし込み、地図を通して世界を眺めさせてくれる。
フランスでベストセラーとなった本。第一部ではそのように紹介した。少し説明が足りなかったようだ。そもそ…
五年前の発行とやや古い本だが、イスラエルという国を知るための情報がコンパクトにまとめられている。日本の安全保障を考える上で、平和ボケした日本とは対極のイスラエルを学ぶことに意義はあると思う。
著書は三年間、読売新聞社のエルサレム支局長を務めている。エルサレム特派員としてイスラエルを見てきた著…
まずは、部分と全体とがどう関係しているか。それを理解することから始まるのかもしれない。
以前から、読もう、読まなければと思っていた一冊。勝手にハードルを上げていたが何のことはない。とても読…
やはり、二・二六事件が昭和史の決定的瞬間だった。
昭和十一年二月二十日の第十九回総選挙から、昭和十二年七月七日の盧溝橋事件までの約一年と五ヶ月という期…
日本人はいつまで 「平和ボケ」していられるのだろうか?
日本の安全保障を考える上で参考になる本はないか。読書仲間の一人に助言を求めたところ本書を薦めてもらっ…
メキシコの世界的な漫画家が描くパレスチナ問題。パレスチナ問題の入門というよりも、パレスチナ人の立場から見たパレスチナ問題としたほうが正しいかもしれない。
いま読んでいる本で、保阪正康がこのような指摘をしている。本書を読んで思い出したのはまさにこのこと。 …
憲法改正、自衛隊を国防軍と位置付けて拡充、集団的自衛権行使の容認、武器輸出、非核三原則の見直し、これが田母神俊雄の基本的な考え方。冒頭から暴投気味でやや引いてしまった。
読み通して冷静に考えてみると頷ける主張はいくつかある。田母神俊雄が唱えることは極論に聞こえるかもしれ…
安全保障関連法案が成立して世間がざわついている。安倍政権は何ができるようになり、何をしようとしているのか。自分のスタンスを明確にしておかなければならないが、勉強不足だ。関連する本を読み込むことにした。
読書仲間たちに何を読んだら良いかアドバイスを求めたところ、うち一人から挙がってきた名前に、本書で対談…
単行本、文庫、そして新書へと姿を変えてきた著者の『「核」論』。3.11後、文庫版に「2011年論」を加えて、本書に生まれ変わった。やや散漫な印象を持ったが、そこに著者の狙いがあったとは。してやられた。
「おわりに」で、寺田寅彦の言葉が引用されている。何かの本でも見たことがある印象的な言葉だ。 …
Facebookで「震災を風化させない読書」という投稿をしています。月に一回、その一ヶ月で読んだ本の一冊を通して、自分とは切っても切れない読書を通して、小さな声を発し続けることができればという思いで。
昨日紹介した写真集『アウシュヴィッツ収容所』と同じく、高校の図書室で見つけた一冊です。ビジュアルでな…