為替ってこんなに面白い! (幻冬舎新書)【Kindle】



為替相場,日経平均,毎度毎度ニュースで繰り返される言葉です。 これを正確に理解して説明できる人がどれくらいいますかね。かく 言う私も自信がありません。ということで,そんな人のための解説 本です。
為替の仕組みを知ると,話題のニュースもわかりやすくなります。 円高,円安,その影響。日銀総裁の発…
本が好き! 1級
書評数:903 件
得票数:9634 票
基本的に乱読です。何でも読みます。
小説とビジネス書が中心ですが,著者特定ではありません。
書評の掲載が(2019年4月で570冊)2022年4月709冊になりました。好きな作家:池井戸潤,森沢明夫,有川浩など



為替相場,日経平均,毎度毎度ニュースで繰り返される言葉です。 これを正確に理解して説明できる人がどれくらいいますかね。かく 言う私も自信がありません。ということで,そんな人のための解説 本です。
為替の仕組みを知ると,話題のニュースもわかりやすくなります。 円高,円安,その影響。日銀総裁の発…




図書館で見つけて読んでみました。小説すばると宝石に連載された5編と書下ろし1編から構成されています。
表題作の ・ジンが願いをかなえてくれない ・子ども部屋おじさんはハグがしたい ・屋上からは跳ぶ…



アイヌの女性の話です。国語学者の金田一京助がアイヌ語の研究をしていて その手助けをするために上京してきたアイヌの若い女性幸恵の生涯を通じて 差別の問題に切り込んだ作品。
主人公の知里幸恵はアイヌの女性で,学業は和人と比較しても 抜きんでていた。ただ,差別を受けて普通…




出雲の山奥に人知れず生活している女性だけの村があった。ひょんな ことから,そこに行きついた侍ふたり。男子禁制の村でどうなるのか。
町で物売りをしている女性がいて,そこには立派な刃物があった。 それに興味を持った侍が,手に取って…





上下巻で700ページあまり。ほぼ,一気読みだった。それほど面白いし, 感動の場面だらけだ。そもそもレースの中継そのものが感動を与える ものだが,小説としても池井戸さんの筆致力で最高の仕上がりだ。
本選出場を逃した明誠学院大学の陸上競技部監督の諸矢は,自身の 勇退にあたり,卒業後は引退し,一流…





言わずと知れた箱根駅伝,そこにはひっそりと出場している関東学連選抜というチームがある。大学として本選出場を逃した選手の寄せ集め集団だ。彼らと率いる監督の闘いを描いた感動の物語だ。
私もランナーの端くれである。コロナ禍前はフルマラソンの大会にも 出場していた。記録はサブ4を何と…




騎手だった男がレース中に雷に打たれ,2005年から1916年にタイプスリップ。
騎手だった男が,レース中に雷に打たれる。そして気がついた ときには,何と蹄鉄に姿を変えていた。し…



還暦を過ぎてしまったので,今さらでしたが,気付きがたくさんあって勉強になります。
年金を補填するための方策についてのアドバイスですね。目からうろこ というか,とても勉強になりまし…



暑いときに読むとゾクッとします。エピローグまで含めると8話から構成されていますが,3話くらいまでは,寒気がする感じでした。
簡単に紹介すると,AIの開発者がAIに人格を持たせた結果,その AIが開発者に好意を寄せ,自分に…




小説宝石に掲載された短編の時代小説です。
・秘事 ・鴨 ・抜ける ・忘れ亡者 ・母でなし ・さいごのおねがい ・おとなりさんちのか…




大藪春彦新人賞を受賞した作家のデビュー作。ピカソの贋品を巡る製作者と買い手の駆け引きを渾身の筆致で描く。
ピカソのアルカンの贋作をホンモノとして製作して売却しようと する3人,それに対して大金持ちのコレ…



タイトルそのままですが,落語の速記で大衆に広まって来たものが文学にどんな影響を与えたのかを綴ったものです。
著者は,とにかく落語好き,一風変わった中学生だったよう。 ただ,それもここまで探求して立派な本が…



大正時代,地方から父の反対を押し切って演劇の世界に飛び込んだ ひとりの女性,浅草を舞台にして個性あふれる師匠,先輩,同僚, 後輩との交流を描いた波乱万丈の人情物語。
主人公の女性は,女に教育は必要ないという今では考えられない 発想の持ち主の父と絶縁状態で上京する…


何と形容してよいのやら・・・。 裏家業の殺し屋を操る黒幕の正体はお寺の住職である和尚!
和尚に育成された殺し屋は,それだけのために生きている。ミッションを 与えられてそれを遂行する。そ…



定年顧問と言う言葉が目新しい。 定年後にノウハウを生かして,顧問と言う立場で務めることの指南本です。
複数の会社の顧問と言う立場で勤務できると,それなりの収入が得られ ますという紹介。顧問と言う立場…





読み応え十分。広島県で生活する中学生女子の波乱万丈の人生,強く生きていく姿を描きます。
普通の家庭に育っていた真紀だが,家庭は決して裕福ではなく 運送会社を営む父と母,年の離れた弟と生…




漫画家のヤマザキマリさんが17歳で,半ば強制的にイタリアに行ったというか行かされた話は有名ですが,その行かせた当事者の母について書かれた本です。タイトルにあるように破天荒な女性だったようです。
破天荒と言うか,大物ですね。幼少時代は,蝶よ花よと育てられという 言葉がピッタリ。それが,あると…




火刑法廷で裁かれるのは,魔女。まさに魔女狩りだ。魔女の疑いをかけられた女性が臨時に設けられた火刑法廷で裁かれ,魔女認定されると,そのまま火炙りの刑となる。
それを助けるべく押しかけでやって来る弁護士,これまた変わった 人だが,彼と言うか彼女の活躍で魔女…




ポプラ社小説新人賞特別賞受賞作です。小学6年生の主人公の少年,翔と 大也と美波の成長ものがたり。
小学生の翔は,都内で生活していたが,母が病死し,看病に 疲れた父がメンタルを病んでしまい,母の実…





著者の鈴木ゆうりさんがNHKラジオに出演し,各大陸のマラソン大会を走った話(43カ国)を紹介していたことから興味を持ち,読んでみました。彼女の行動力も含めて驚くことばかり!
著者の鈴木ゆうりさんは,20代,陸上選手でも何でもない普通の 大学生でした。それがある時,友人の…