幕末 維新の暗号

オールスターのクリアすぎる写真
「西郷の貌」の前に読むのがよさそうです・・ あっちにも、この幕末志士たちの写真は出てきますが。 …

					本が好き! 1級
					書評数:125 件
					得票数:626 票
					
空いている電車で読むのが好きですが、あの揺れゆえについ舟を漕ぎがち。以前は映画鑑賞に比重がかかってたけど、311以降は映画に食指が動かなくなりすっかり本読みに(地震がきたら読むのをやめてすぐ逃げられるし)

オールスターのクリアすぎる写真
「西郷の貌」の前に読むのがよさそうです・・ あっちにも、この幕末志士たちの写真は出てきますが。 …

疎まれて憎まれても、神
ほぼ全編にわたり、著者独特の言葉による、波のBGMが流れている。 人間の営みを呑み込んでは引いてゆ…

こげなお人じゃなかったこてえ!
と西郷さんの未亡人はおっしゃったそうで・・ (at 西郷さんの銅像ができた時) しかも「浴衣を着…

お元気でしょうか、山折先生・・?
80歳になられ、"涅槃願望"の日々につき 晩酌のあと眠りにつく時「さぁ、死ぬぞ」と思い 朝起きる…

アイスの国の、身も凍る家族関係な人びと
肌寒くて雨が多い気候というのは、個人的に気が滅入る。 冒頭から始まる殺伐とした展開と、サム~い人間…

How to 伝播 和DNA in 古代倭
一族の尊い家訓を連綿とつないでいく一大叙事詩。 通訳って、やっぱ誰よりも真っ先にカルチャーショック…

わたしたちはつながっているのだ!
とは、311ショックから立ち直る為に言われ始めたフレーズではなく しかも、「わたしたち」とは、まさ…

はんなり探偵・蓮如はん(親鸞さんやおまへん)
京都弁って、男性でも一人称は「うち」って言うのねえ。 つい、 へっ!?蓮如さんって・・・オネエだ…

表紙もタイトルも禍々しいが、内容は・・
不意に見た時、「ひあっ・・!」となるこの表紙の絵、やめて・・。 公共の場所で取り出す時にはばかられ…

えっ、これって、献本してたの!?(悔) ひゃ~、日本にも米国の国立公園やトルコの世界遺産みたいな場所があるのね~と思わせてくれる。旅コゴロに火を点けてくれる。地質学者って楽しいかも、と妄想させてくれる?

魑魅魍魎が跋扈する・・とは、このシリーズで北森氏がよく表現している骨董のセカイ。
氏が作品の中で描いている限りでは、自分としては、骨董の売買に携わる人たちよりも その作り手たちの心…

ラストの話、「畏れや怒りに目を眩まされるな。皆ただそれぞれが、あるようにあるだけ」という考え方は正に、人間とは違う力を持つ"異"なるものに対峙してきた私達の祖先の智慧かと。善悪の区別をつけない、という

毎回の蟲のネーミングにうなる。例えば最初の山の話。他の話にも、どこからこの発想力はくるのか?(誰かの昔語りなのか)相変わらず感じ入る。ホントにこの作者さんって「視えない人」なの??

教授~、京都の東山に気の向くまま夜でも何度も分け入ってますが、よく百鬼に遭いませんね?と感心してたら、神社/寺でほら貝吹いてるんですね。多分それで"修験者"と思われてるんでしょう、魑魅魍魎から

シュールな平安初期ミステリー。民放昼メロ然なドロドロ愛憎劇+男と女のベタなセリフ。そして、まさかのべらんめえ口調の空海さん。薬子の毒婦ぶりも意外と中途半端。田村麻呂はなぜそんなに清水寺に傾倒したのか

「漢方小説」と同じノリだったよーな。小説?エッセイ?と思うリアル感も同様。 それにしても、ドカ食いヒステリー等様々なtoo much症状に悩まされてる人達多いのねー。ホント、ホルモンにその意味を問いたい。

昭和30年代生まれと思しきオッサン共が噴水のように吹き出すオヤジギャグ満載で当時夢中になった事象を延々と話し倒すシーンが著者的にはメインか?しかし、さるかに合戦が○○の○○とは。御伽噺って深いのぅ

20年前、まだ井沢さんの「逆説」も出てない頃。知らない人に薦められ、読んでビツクリ。光の当たる場所(=歴史)とは、なんと膨大な闇の存在で成り立っているのだ・・という見方を育んでくれた1冊。

巫女が「菅公が後押ししている」と神懸かかり、将門"新皇"名乗りにお墨付きを与えたという話が彼のカリスマ性を補強する目的ではなく敵サイドの罠だったのでは、という加門さん達の説はアリかと(信じたくないが)

最後の湯湾岳登りの話、怖いっス・・。 しかし「神様が降りたがっている」という言葉もなんか納得です。 昨年の3月に東日本で起こったことを思うと。