庵堂三兄弟の聖職



ん?これはホラーなの?
第15回日本ホラー大賞受賞作品ということで、どんな怖い話かと思っていたら意外に全然怖くない。 主人…

本が好き! 2級
書評数:41 件
得票数:254 票
ミステリーが好きで、読む本の八割はミステリーです。
なのでレビューもミステリー多めですが、よろしくお願いします。



ん?これはホラーなの?
第15回日本ホラー大賞受賞作品ということで、どんな怖い話かと思っていたら意外に全然怖くない。 主人…




命とは、食育とは、愛情の形とは… 私もジンギスカンはタレ漬け込み派です。
アルバイトと豚丼の巻。 2巻から引き続き、御影さんの家でアルバイトをする八軒。 余談ですが、…




美味しいピザと北海道の短い夏を満喫する2巻
ピザとアルバイトの巻。 余談その1 懐かしいです。 私の実家も配達圏外(笑) 配達される…




北海道の雄大さ、おおらかさ、色々な魅力が詰まっています。 来るか!?酪農ブーム!
同じ荒川弘さんの「百姓貴族」が好きなので読んでみました。 地理的には帯広?確か荒川さんも帯広あたり…




「みんなで夜歩く。ただそれだけのことがどうしてこんなに特別なんだろうね」という文中の言葉が深く心に響きました
一言で言えば、最初から最後まで歩いているだけの地味な物語。おそらく読む人によって好き嫌いのはっきり分…




かわいらしい表紙を裏切るグロテスクな内容。
このミス大賞の講評を読んで「バイバイ、ドビュッシー」(出版時に「さよならドビュッシー」と改題)よりも…



「ス、スタイリッシュ!?」と思うこと間違いなし。
サブタイトルが「桑潟幸一助教授のスタイリッシュな生活」となっているけれど、全然スタイリッシュじゃない…



本屋さんでこの表紙にドキッとした人も多いでしょう。私もその一人です。
まず素晴らしい装丁ですね。白と黒の鍵盤に落ちた血痕。血の色が鮮やかに目に入ってきます。 内容は…





学校で飼っていたうさぎを殺され、心に傷を負った友達のために「ぼく」は何をするのか、何が出来るのか
初めて読んだ辻村作品なのですが、どうやら「子どもたちは夜と遊ぶ」を先に読んだ方がよかったようです。秋…





本当に新人の作品?と驚くほどのリーダビリティ。
第三回ばらのまち福山ミステリー新人賞受賞作品。 驚きました。 正直言って、この作品に目新しさ…



泡坂妻夫さんらしい捕物帳(捕者帳)でした。家紋にまつわる話がいくつかあったのは、泡坂妻夫さんのもう一つの職業のせい?
宝引きの辰シリーズ五作目。 ですが、一作目と勘違いして読んでしまいました。それでも特に問題はなく、…



葬儀が廃れ直葬が一般的となった日本で、唯一葬儀の風習が残るS県の葬儀屋を舞台にした連作短編集。
最初の『父の葬式』を読み終えた段階で、「この作品は【特殊な設定の日常の謎】なのかな?」と思いました。…




なぜ少年はお父さんを訴えたのか。どうして愛犬のリクが死んだのか。そこには驚きの真相が隠されていた。
「このミステリーがすごい大賞」の最終選考講評を読んだ時から、大賞受賞作より気になっていた作品。 や…



確かに人は死なないけど、「しあわせ」なのかなぁ?とちょっと首を捻りたくなる読後感。
中山七里が好きなので手に取りました。 伊坂幸太郎は「好きです」と胸を張って言えるほど読んでない(5…




出てくるのは右京さんのみ。相棒不在の「相棒」オリジナルストーリー。
碇卯人といえば、ドラマシリーズ「相棒」のノベライズをずっと手がけてきた作家であり、別名義ではミステリ…



読みやすく、軽く、面白い。それ以上でもそれ以下でもないというのが率直な感想。
やたらと話題になっていた本です。やたらと売れた本です。 そして賛否両論ある本です。 私はどち…




一言で表すなら「中二病小説」。子どもっぽく、どこか「イタイ」思考ながらも目が離せない。
特別な存在になりたいとか、漠然とした死への憧れとか、殺されたいとか、明らかに中二病。 でも主人公た…



NY、東京、パリのシティマラソンを舞台に、以前は何かに真剣に打ち込んでいたけれど挫折してしまった人たちが、マラソンを通してまた前向きになる姿が描かれた短編集です。
元のタイトルである「マラソン三都物語~42.195km先の私に会いに行く」の方がこの作品の内容を端的…




凸凹コンビならぬ凸凹凸トリオの青春ユーモアミステリ。
主人公が普通の人でトリオの中にお嬢様がいるってことで赤川次郎の悪魔シリーズを思い出しました。 ※悪…



タイトル通り、往復書簡で構成された短編集。
手紙でつづられた物語と言うのは手垢の付いたシチュエーションなんだけど、この時代にメールではなく手紙を…