女心と秋の空



僕には少し「硬質」と感じられる文章で綴られる、中谷美紀の日常へようこそ。
献本ありがとうございます。 表紙は東日本大震災で被災した松島で撮影している。空を見上げる中谷美紀氏…

本が好き! 1級
書評数:32 件
得票数:755 票
参加期間:2012/04/17-2013/11/04
お世話になりました。



僕には少し「硬質」と感じられる文章で綴られる、中谷美紀の日常へようこそ。
献本ありがとうございます。 表紙は東日本大震災で被災した松島で撮影している。空を見上げる中谷美紀氏…




ラブレターをもらったり書いたりする季節が来る前に、本書を読んどくといいよ!
あ、万葉集だ。読んでみたいなと応募して献本いただきました。ありがとうございます。不勉強で、著者のこと…




地図と由来で東京散歩
あー面白かった。 神奈川県民からすると、東京の地理は謎すぎるんです。いや、私が無教養なだけかな。X…




ジグソーパズルのピースが欠けるように、「家族」が「まだら」になっていく時に、介護をどうスタートし、どう社会的支援を受ければいいのか。そうしたノウハウを、サザエさんちを例に説明した一冊です。
老いは、獲得した物事を一つ一つ手放していくことだと僕は考えています。 大半の問題は、「意識し、理解…




ミステリは、著者の美学をのせる器でもあると、本書に教えられました。
難しい。 ミステリの感想を書くこと、紹介をすること、そして「ミステリというジャンル」の難しさに直面…




もしあなたが、リーダーか、野心家か、若者か、教育者なら、1000円(税別)を払い、あなたの時間を使う価値がある本です。
イントロ 僕は楽天のサービスがニガテです。具体的には、検索して買いたいな欲しいなと思っても、買う…



舟で沖に流されたみたいにちょっと心細かったです。時間をかけて読みました。他の本に無い奇妙な読書経験を与えてくれる気がします。上手く言えないけれど、目で読むBGMみたいだと感じました。
『アトリックス・ウルフの呪文書』は、パトリシア・A・マキリップの魔法がこめられているのですね。 押…




「でも だいじょうぶ ママがげんきそうだから/ いつものようにきれいだから」というセリフが、二重に胸に突き刺さりました。痛みを抱えた人たちが、元には戻らなくても、日常を取り戻せますように。
どんなに理不尽で、残酷で、絶望する出来事があっても、必ずしもヒューズが飛ぶように人生が終わるとは限ら…





「XXX(人名)怖い」。この一言を既読の人と分かち合いたいっ。文庫背表紙に「最後のニ行」って書いてあるのでそっから読んでみた天邪鬼です。「何故、どうやって」に注目して読みました。満足。
恋愛小説なんだけど、ミステリ作家ならではの仕掛けがあります。再読したくなる本として絶賛されていますが…




本書は翻訳ミステリで短編集です。本の形していますが、これアトラクションでもあると思います。著者の奇妙な味ワールドで、翻弄されてみませんか? 「そうきたかっ」ってニヤッとできるかも。
最近ミステリ読んでないんです。積読にも硬いのから柔らかいのまで色々混ざっており「読めー」って無言のプ…





このブラック会社は社長さんが圧倒的に強いんだけど、社長のフォローをする一人法務部の著者さんは、懐刀で参謀で、じつはどのモンスター社員たちよりも強い恐ろしい方のような気がした。トホホサラリーマンエッセイ。
とある不動産会社に、社長のノリで作られた「一人法務部」の著者が、法律の知識を武器に孤軍奮闘するお話で…



水戸黄門・浅見光彦の仕組み、石田衣良IWGPシリーズの「器」としての強さ、二郎のラーメンの中毒性(あとをひく)が頭によぎる、強烈なブラックユーモア&ナンセンス小説。ドS刑事はツンデレで可愛い――しかし
本書は「六枚のとんかつ」ほどぶっ飛んではいないと思いますけど、ナンセンスだったりメタだったり、ミステ…