マリアビートル




東北本線はよく利用していた為、非常に想像し易かった。 新幹線の中、ほんの3時間程の出来事。 非常に魅力溢れる登場人物達。 二人組も好きだったから、少し悲しい。 少年は、最後にやっと少年らしい経験不足が祟ったか
本が好き! 1級
書評数:59 件
得票数:326 票
2匹の兄弟猫 ゆず♂ うに♂ のママ。
何かのテレビでやっていたような
図書館みたいな
本棚だらけのお家に住みたい。
海が近かったら最高(笑)




東北本線はよく利用していた為、非常に想像し易かった。 新幹線の中、ほんの3時間程の出来事。 非常に魅力溢れる登場人物達。 二人組も好きだったから、少し悲しい。 少年は、最後にやっと少年らしい経験不足が祟ったか




相も変わらずカッコイイおっさん達。若い世代の問題が山盛り。我が身を振り返り、おっさんの心情を考えると居たたまれなくなる。一概に責められる世代でもないな、と。2代目の悩み。いやいや、十分素敵だと思う。



表紙とタイトルに惹かれて手にとった。エッセイやヒューマン系かと思いきや、まさかの陰陽?系。いきなり本編に入ったことに驚いたが、慣れればなんということもなく。ふんわりした空気がこの手には独特かも。


不思議な平坦さ。ちゃんと文があって、するする読ませるのに、感情の機微がこっちにこなかったのは、私の理解力の問題だろうか。内容は面白かっただけに、なんだかモヤモヤする。




土の匂いと地縁にまみれた一冊。村の努力と一体感が爽やか。夜の暗さも朝も苦手で、虫は大嫌い。そんな私でも、素敵な環境だなぁ、と思う。じじばばの多い村でこその、しれっと感。読みながら笑ってしまった。



ひどく残酷に成長してしまった「彼」。彼を操っている影が酷くリアルで、悪魔的な物なのか、精神的な物なのか判断に迷った。女性の「痛々しい」という表現が、本当にピッタリ。最後には悲しく、非常に切なくなった。



主に出てくる2人は、書かれている以上に忙しなく、様々な事を考えているんだろうな、という印象。執行人の心情、その様子が想像しやすく、法の問題点が分かりやすかった。後半のスピード感といったら、もう!!





難しい科学に頭が悲鳴を上げながらも、なんとか読了。 理解するのに、同じ所を何度も読む必要があったが、非常に面白かった! 内容を纏め上げた作者に、ただただ脱帽。 また読みたい。





同級生一人を救うために。 最後に驚きの展開と、その種明かしが待っていて、面白かった。 高校生、すばらしい名演だなぁ。




読み終えた一冊の印象として、ゴールデンスランバーを思い出した。 同じとはいわないし、内容も違うし、主人公の性質が正反対だけれど。 どうしても比べてしまうが、面白かった、につきる。





はじめのうちは、出産を間近に控えた妻をもつ夫の、料理系小説。 料理の描写ではお腹なりっぱなし(笑) 後半になると、タイトルのコミカルさとは違い、実にエグイ 面白かったので次巻に期待。



結婚式を挙げる4組の夫婦、式場のスタッフの物語。 それぞれの話を読みながら、驚いたり、笑ったり、イライラしたり、鬱になったり。 実に忙しい本だった(笑)




中小企業と大企業のせめぎ合い。 社長の譲れない夢と、従業員の反発がとてもリアル。 最後の男泣きに感動!!



静かに粛々と。 「外国で人質になった」という一本の線で結ばれた、それぞれの物語。 その一本が外になければ、普通の短編集。 似たような装丁で数冊でているが、静かな雰囲気が、この本にはとても合っていると思う。

テンポ良く読み進められる。こんなおっさん達が近くにいたら、居酒屋に入り浸ってしまいそう。愛情溢れる実にカッコイイおっさん達。挿絵も非常に良く合っていて、思わず噴出すほど。次巻が楽しみ。




物語が急速に内容を濃くしていた。読んでいる側にも物語の緊張が伝わってくるかのような。天吾の存在を近く感じるようになったからだろうか。「クールな青豆さん」の人間味が1に比べて溢れるよう。無事でいて欲しい



初読作品。字も内容も、ぎっしり詰まっていて読み応えのある一冊だった。交わる事のない二人の主人公、に見えたが、この先どう絡んで行くのかが楽しみ。リトル・ピープルと空気さなぎにも心惹かれる。

この手の本を読むのは久しぶりだったが、読みにくいこと。 漢字が少ないのは想定内だが、描写や語り途中にやたらと説明文が入る。 話し方は、いつの時代の、どこの国やら。 発行年数を見て納得。 読みきった事で満足。




疲れる事なく、読み進められる本。冒頭から心温まる話で、早くも涙腺が・・・。編の締めには切ないやら、腹立たしいやら。でもやはり、温かい気持ちで読み終えられる。ことに、白狐の回の描写が美しく印象的。