悲しき玩具





昔の歌だからと食わず嫌いはもったいなさすぎる。
石川啄木といえば 東海の小島の磯の白砂に われ泣きぬれて 蟹とたはむる 『一握の砂』より …

本が好き! 2級
書評数:27 件
得票数:265 票
週一ぐらいで投稿したいです。短歌にはまって、長いお話がすっかり苦手になりましたが、本当は小説大好きです。どこがいいのか説明するのは苦手ですが。





昔の歌だからと食わず嫌いはもったいなさすぎる。
石川啄木といえば 東海の小島の磯の白砂に われ泣きぬれて 蟹とたはむる 『一握の砂』より …





「死ぬほどの勉強オレはしたからに東大受かった三十年前」という人の「文章は引き締まり抜ける歌は秀抜」
短歌愛好者の間で絶大な支持を得ている穂村弘が『短歌という爆弾』という入門書を書いています。 私…





現代のおとぎ話、現実にこのような人間関係はありえない。でも許す。
主人公はずばり坂木司、外資系保険会社の社員です。 友人の鳥井真一は、対人恐怖症でとにかく家から出た…




古今集から約70首。字が大きいので読みやすいが、和歌の技術的側面に興味がある人には物足りないかも、と古今集の「こ」の字も知らずに放言w
「うたのわ」という短歌投稿コミュニティで、和歌の真似事をやっています。 「うたのわ」には、古今…





この煙草あくまであなたが吸ったのねそのとき口紅つけていたのね、にしびれたら買い☆文庫だし
佐藤真由美という歌人を知ったのは枡野浩一の小説『ショートソング』の中でした。 今すぐにキャラメ…





それはもう、白菜が赤帯締めて店先にうっふんうっふん肩を並べる、でしょう。俵万智の最高傑作だと思います。





実作の参考にはなりません。何を意味するのか分からないところもあります。しかし体は面白いと反応します。こういう歌を詠もうと思っても無理なので価値がある、という典型だと思います。
笹井宏之(1982~2009)ベスト、ともいうべき歌集です。 はっきり言って実作の参考にはなり…