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hacker

hacker さん

本が好き! 1級
書評数:2351 件
得票数:45055 票

「本職」は、本というより映画です。

本を読んでいても、映画好きの視点から、内容を見ていることが多いようです。

書評 (2351)

真実の裏側

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真実の裏側

軍政下のナイジェリアから身の危険を逃れるために、英国に送り込まれ、難民となった姉妹の子供たちを描いた本です。二人は苦労するのですが、不備は多々あれど難民受け入れの制度が整っている英国の姿が印象的です。

1943年に南アフリカに生まれた作者ビヴァリー・ナイドゥーは、反アパルトヘイト運動に係わったことによ…

投票(21コメント(2)2026-01-21

ダンスシューズで雪のシベリアへ

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ダンスシューズで雪のシベリアへ

「1941年6月14日、恐怖が頂点に達した。一夜にして、ラトビア人の1万5424人が(シベリアに)強制追放となった。追放者のなかには、幼児290人、60歳以上の人が55人含まれていた」(本書より)

題名は比喩ではありません。作者の母親に実際に起ったことです。彼女は14歳の時に夜中に叩き起こされてシ…

投票(19コメント(2)2025-11-21

ヨハネスブルクへの旅

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ヨハネスブルクへの旅

「だが、グレースはいったではないか。あのとき生徒たちが抗議したのは、学校で、自分たちの頭に『ごみ』をつめこまれることに抗議したのだと。じゃあ、自由になった学校では、なにを学ぶのだろう」(本書より)

作者のビヴァリー・ナイドゥーは、1945年、アパルトヘイト政策下の南アフリカに生まれた白人女性です。…

投票(21コメント(0)2025-10-23

ナチ・ドイツの終焉 1944-45

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ナチ・ドイツの終焉 1944-45

「ドイツ崩壊の理由は明白であり、よく知られている。しかし、なぜ、どのようにして、ヒトラーの帝国が最後の土壇場まで機能し続けたのかは、それほど明白ではない。本書はこのことを解明しようとするものである」

あちこちで書いていますが、太平洋戦争の勝敗が誰の眼にも明らかになったのは、サイパン島が陥落して日本が…

投票(26コメント(17)2024-11-08

ぼくはただ、物語を書きたかった。

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ぼくはただ、物語を書きたかった。

「物語は右だったり左だったりすることはない。物語は相手を啓蒙するか、もしくは愚鈍にするかだ。ぼくの経験によれば、道徳的な説教は抜きでうまく物語を語れば語るほど、啓蒙の部分も深く心に届く」(本書より)

1946年にシリアのダマスカスに生まれたラフィク・シャミは、1972年にドイツに亡命し、そこでドイツ…

投票(20コメント(0)2024-10-15

ピノチェト将軍の信じがたく終わりなき裁判―もうひとつの9・11を凝視する

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ピノチェト将軍の信じがたく終わりなき裁判―もうひとつの9・11を凝視する

「人権。出生という驚異的現象によってこの地上に生を享けた全ての人間が有する権利。この権利をより強力な者たちによる侵害からいかにして守るか。(中略)人間が取り組んできた中心課題の一つである」(本書より)

「チリ、サンティアゴのセメンテリオ・ヘネラル(総合墓地)の一角に、大きな横長の御影石でできた記念碑が…

投票(18コメント(2)2023-12-10

増補 昭和天皇の戦争──「昭和天皇実録」に残されたこと・消されたこと

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増補 昭和天皇の戦争──「昭和天皇実録」に残されたこと・消されたこと

宮内庁が編修した『昭和天皇実録』は平成2年から作業を始め、平成26年に全60巻が完成しました。本書は、その内容について、特に昭和天皇の戦争への係わりを中心の題材として検証したものです。

昭和天皇と戦争という題材では、1956年生まれの作者の山田朗は、既に『大元帥昭和天皇』(1994年)…

投票(25コメント(0)2023-12-08
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