告白



 
  

本当におもしろかった。読んでいて気持ちよかった。ワクワクしながら一気に読んだ。早い段階での代表作なので、著者をある意味、苦しめてしまうかもしれないけど…本当におもしろい。
とある中学のHRの時間に「娘が殺されました」と言われたら。。。。 物語は、そんな衝撃的な台詞か…

					本が好き! 1級
					書評数:51 件
					得票数:351 票
					
本を読むのが大好きです。読んだことを記録したいと思って始めました。拙い文章ですが、お付き合い頂けたら、嬉しいです。よろしくお願いします。



 
  

本当におもしろかった。読んでいて気持ちよかった。ワクワクしながら一気に読んだ。早い段階での代表作なので、著者をある意味、苦しめてしまうかもしれないけど…本当におもしろい。
とある中学のHRの時間に「娘が殺されました」と言われたら。。。。 物語は、そんな衝撃的な台詞か…


 
  

時折、脳裏に浮かんだ「ラミパス・ラミパス・ルルルルル」という呪文。これは、どのアニメだっけ?そうだ!アッコちゃんが、戻る時の呪文だったんだ!! 永年のモヤモヤが払拭した瞬間だった。
「テクマクマヤコン・テクマクマヤコン…」は、今でも、はっきりと覚えている懐かしい呪文。アッコちゃん…

 
  

この作品は、いろんな読み方ができる作品だ。作者の指示どおり本編→資料→本編…と読むもよし、資料一気読→本編も、本編一気読→資料もアリかもしれない。ただし『資料』は、肝であると言うことを伝えておきたい。
新しい試みに対しては評価できるが、私個人は、(慣れてないので)読みにくいのではないか?というのが、…



 
  

『告白』以来の充実感であった。『往復書簡』ではなく、この作品で、セカンド・ステージに突入したと言えるのではないだろうか?
このテの短編集を読む際、二通りの読み方があると思う。ひとつは、素直に順番通りに読む。もう一つは、好…



 
  

落合前監督と言うと、“オレ流”"唯我独尊”というイメージがあったけれど、読後はイメージが全く変わった。この人の下で、野球ができたら…幸せだと思う。
2011年のCSや日本シリーズで、時折テレビ画面に映る(中日の球団マスコット)ドアラの『自由な』…
 
  
 
  

10年前なら、出版されなかったかもしれない。10年後なら、もう少し受けいれられたかもしれない。かなり早い段階で結末を予想させるキーワードが記されているのが、残念である。
前作の『モンスター』があまりにもおもしろくて、かなり期待していたが…この期待は割と早い段階で脆くも…




 
  

失うモノがない人間は強く、激しく、凄まじいくらいの勢いで、美しさを手に入れていった。整形をすることによって強くなれるのなら、『あり』なのかもしれない。ただ、美しいものは脆くて、儚くもある。
醜い…とあったので、『醜いアヒルの子』のような展開になるのか?と思ったが、違った。この本を読んでい…




 
  

広告や帯には「完璧に化けろ、決して見破られるな」とあった。「何に化けるんだろう?」と気になって仕方なかった。10pまでは「つまんないなー」と思ったが、10pを過ぎたら、おもしろくて仕方なかった。
広告や帯を目にする度に『化ける』という活字が目に飛び込んできた。 「ホテルで何に化けるんだ?」と気…
 
  

手にしたときの印象は「(表装が)きれい」と「やっと読める」だったと思う。事前に得た情報は「すごく読みやすい」、「内容が稚拙」と真逆の評価だった。読んで判断していただければ…とだけ記しておきます。
この本が発売されたばかりのときに、あちこちのレビューで「すごく読みやすい」と言う説と「内容が稚拙」…

 
  

加賀恭一郎シリーズの最初の作品。短編集です。「初めて加賀シリーズを読みます」という方には正直お勧めしにくいです。できれば、他の作品を読んでから「他にないの?」と余力で読んで頂きたいです。


 
  

著者が、著者の姉と訪れた宮崎の地の夜、チキン南蛮を食べるか?地鶏炭火焼きを食べるか?の姉妹ケンカは微笑ましかった。この地を離れる最後に2人がもう一度食べたい!!と思ったのは…。姉妹の息はピッタリ。




 
  

ミステリー以外でこんなにワクワクさせられたのは、本当に久しぶりだ。下町の中小企業の意地も大事だが、それを助けた法曹のスペシャリストの存在も特筆すべきだ。連休の一気読みにオススメの1冊である。


 
  

ドラマをきっかけに手に取ってみたが、本当におもしろかった。投げやりで仕事もバイトも長続きしなかった主人公が、母親の病気をきっかけに現実に立ちむかう。やり手の姉を始め個性的な登場人物も愉快だ。



 
  

一言で言ってしまえば、せつなくて、やりきれないです。読んだ後、「もし、自分なら…」と考えさせられます。
自分のために、犯罪に手を染めてしまった兄。弟は『犯罪者の弟』というレッテルを貼られ、不遇の中、生き…




 
  

ひとつひとつは全く関係ないと思っていた小さな事件が…実は大きな事件につながっていく。舞台は日本橋。加賀警部補の食事のシーンも楽しい。人形町界隈を聞き込み調査をする描写は自分もこの街を歩いているようだ。