そろそろ走ろっ!

とにかく玄関から外に出て走りはじめよう!という本。走るのをためらっていて背中をを押してもらいたい人向き。自分でも何とかなるんじゃないかという気がしてきます。
					本が好き! 1級
					書評数:60 件
					得票数:603 票
					
ジャンルは小説、エッセイ、時に児童文学かな。おばさんは目が弱くなってきてたくさん読めなくなってきました。読むのも書くのもぼちぼちと。

とにかく玄関から外に出て走りはじめよう!という本。走るのをためらっていて背中をを押してもらいたい人向き。自分でも何とかなるんじゃないかという気がしてきます。

食事とウォーキング、筋トレで痛みが取れるという。わかりやすい実践的な本である。筋トレの大切さがよくわかる。


 
  

人気の「ビブリア古書堂」シリーズの3巻目。今回登場するのは、「王様の耳はロバの耳」、「たんぽぽ娘」、正体不明の思い出の絵本と「春と修羅」の4冊。個人的には賢治の本の薀蓄にまいりました。
正直言って、この本は表紙でだいぶ得しているのではないか。 3巻表紙の栞子さんも美しい。 しかも、…




 
  

ビルマ難民について研究する大学院生が、ある日突然難病にかかってしまった。筆者はユーモア交じりに「自分が難民になってしまった。」と書いているが、その苦労と言ったら!!日本の福祉はこれでいいのだろうか?
この本はいわゆる「闘病記」ではない。 それは、筆者自身がはっきりと記している。 難病にかかっ…



 
  

誰にでもこうなる可能性があるというべきか。なるべくしてなったというべきか。海外で困窮生活に陥り、現地の人の善意で生きている日本人がいる。人の生き方、日本社会の在り方についても考えさせられる。
先日、生活保護の受給についてだいぶ話題になっていた。 最近の日本人はなぜこうもバッシング好きになっ…



 
  

主人公の中高生時代の描写を読んで、自分の中のありとあらゆるコンプレックスがよみがえってくるのを感じた。彼女はすべてをなげうって「美」を手に入れた。だが、彼女が本当に願っていたものは手に入ったのか。
人は誰もコンプレックスを持っていると思う。 頭が悪い。顔が醜い。スタイルが悪い。貧乏だ。田舎者だ・…
 
  


 
  

植物の名前がわかると急にその植物と親しくなった気がして嬉しい。だが、樹木の名はなかなか覚えられない。これからはこの図鑑を連れて出かけよう。写真もたっぷりあるけれど筆者の解説を読むのも楽しいのだ。
昔のことだが、みなみらんぼう氏の文章に、「花の名を知ることは人生を豊かにすることだ」というような意味…




 
  

イスラエルに帰化したアラブ系医師アミーンの元に、ある日衝撃的な事実がつきつけられる。長年連れ添い分かり合えていたはずの妻。なぜ妻は事件を起こさなければならなかったのか。
この本を読むまで、アラブ人の中にもイスラエルに帰化し、 経済的にも成功しているアラブ人がいること…
 
  


 
  

中世、中央アジアの草原では、チンギスハンの末裔たちが戦いを繰り広げていた。孤独で冷酷なハン、アブルハイルの憂鬱なモノローグから物語は始まる。カザフ民族国家建設の壮大な物語。
学生時代、歴史にほとんど興味を持たずに過ごしてしまった。 「世界史」と言えば、名前が覚えられない、…


 
  

雑誌の企画で世界のあちこちを巡ってレポートしたもの。割と贅沢旅行で、うらやましいお仕事。気持ちよいほど観光に徹している。ヨセミテのセコイヤや大峡谷を見てみたいなあ。バリやハワイ、定番の場所も魅力的。



 
  

現実内体験が大きく欠けている(らしい)著者が、編集のサクマさんと献血やはとバス、合コンや占いなどを体験していくエッセイ。著者は歌人のはずだけれど、このエッセイは面白すぎる。しかも何ですか?このオチは!

イギリス湖水地方で、フットパスと呼ばれる道を1日10kmずつ歩く旅。湖水地方はワーズワースや「ピーターラビット」のポターゆかりの地である。写真が白黒で小さいのが惜しいが魅力的で歩いてみたいと思わせる。


 
  

赤毛のアンやあしながおじさん、小公女。小さい頃、外国の物語に出てくるおやつは田舎の女の子には憧れの的だった。こういう本があるとついのぞいてしまう。写真とレシピにエッセイがついている。




 
  

乳ガンで亡くなった歌人河野裕子と夫で歌人の永田和宏の、相聞歌を中心にしたアンソロジー。(エッセイも含まれる。)夫婦が互いに表現者であることの重み。辛そうでもあるが、これ以上の結びつきもないように思う。
「たとへば君 ガサッと落ち葉すくふやうに 私をさらつて行ってはくれぬか」 表題の「たと…




 
  

辞書の編纂に情熱を傾ける人々の物語。子どもの頃辞書に夢中になったことを思い出した。紙を指でめくるあの感じ。曖昧な言葉をすぱっと要約してもらったときの気持ちよさ。失われゆく紙の辞書へのラブレターのよう。
この本の最初の印象は 「あら?ハードカバーじゃないのね。」 紺色の海を行く銀色の舟の表紙・・。 …



 
  

夢を「夢札」で可視化できる世界。夢判断を仕事とする浩章は死んだ古藤結衣子の幽霊を見る。彼女は予知夢を見ることができた。次々と起こる不思議な事件。ミステリアスな展開でぐいぐい読ませる。でもこのラスト?
「夢」というものは、人の想像力をかき立てるところがある。 古代の日本では、相手が自分のことを思って…



 
  

自分はイスラームのことを何にも知らない。ムハンマドは預言者であり、イスラーム教がユダヤ教やキリスト教と兄弟宗教であることも知らなかった。イスラームの基本がわかる本。世界が少し広がった気がする。


 
  

「発言小町」という掲示板のむくみに関する発言を集め、医師の解説を加えたもの。わかりやすく説得力があるし、医師のコメントがついているので安心。自分は歩くと手がむくむので手のむくみについても知りたかった。



 
  

何とまあダイナミックな展開だろう!荒唐無稽とも思えるような設定だけれど圧倒的な大陸の風景描写と心理描写で一気に読ませる。日本での切実な悩みや傷心がまるで小さなことのように感じられてしまう。世界は広い。
とても大事な親友との間にも行き違いが起きることはある。 相手の気持ちと自分の気持ちがすれ違い、いら…




 
  

障害や悩みを抱えた3人の青年のそれぞれの「リアル」(現実)。11巻の中心人物は野宮。久しぶりのバスケシーンはやはり迫力がある。自分らしいプレイをする野宮。プロテストの結果は・・。高橋の今後も気になる。