幻影の盾





噛まずに声に出して読もう!
こういうお話をもっと書いて欲しかった。 麗しい文章で綴られる情景はイメージすると鮮やかで勢いがあり…

本が好き! 2級
書評数:32 件
得票数:302 票
ガイブンばかり、ときどき日本の作家のものを読みます。





噛まずに声に出して読もう!
こういうお話をもっと書いて欲しかった。 麗しい文章で綴られる情景はイメージすると鮮やかで勢いがあり…





スチームパンクやロボ好きがときめくマシンと、非常にエコでグロテスクなバイオマシンが拮抗するする世界で出会う秘密を抱えた二人。
第一次世界大戦前夜、なにを動力に利用するかという点でほとんど二分化された世界で、歴史を動かした事件に…





ある程度歳をとって読んだ方が旨味が増すことを長い挫折を乗り越えて初めて知る。
ネタになるほどの同じ名前の登場人物の多さはページと時を重ねて人数が増えるほど意味を持ってくると気づい…




浮かんでくる疑問やツッコミを丁寧に解消してくる作者の力量に感服。
お話の構成が面白く、現在の無理な感じがある危うい展開に真実味を帯びさせるように過去パートがあるのが良…




騙されまいと気をつけていてもお話に呑まれて騙されているのを忘れてしまう。
帯に「騙り」と書いてあるのがあるのとないとでは受け取り方がちがうだろうか。 当初は面倒くさい感じの…





記憶喪失警部の自分探しと押し付けられた厄介な事件について(一部妄想可能)
事故で記憶喪失になってしまった警部が、食い扶持を失いたくないばかりにそれをひた隠しにして押し付けられ…




なるほど、100年近く「名作」と言われているだけある。
話し言葉中心に翻訳が渋くてクセが強い。お嬢様も有名な女子プロゴルファーも蓮っ葉で品がない感じの話し方…





明治の文豪がぐっと身近になるかも。
どこかのブログに夏目漱石先生はこんなタイトルの小説を書いたが別段猫好きでもなかったと書いてあったけど…





表紙にキュンとしたら読んだらいいよ!
再読。あらかじめ決められた未来にするために19世紀イギリスでバタバタする主人公ふたり。 あるカップ…





休息にピッタリの19世紀イギリスへ旅行しませんか?
再読。前作の「ドゥームズデイ・ブック」とは趣が変わって、男子学生の一人称で展開されるドタバタラブコメ…





それでも戻れるなら戻りたいかしら。
以前読んだ時にたいそう打ちのめされたのでもう二度と読まないだろうなと思ったのに、このたびこの作品のシ…





一筋縄ではいかない時間SF。
数年前に単行本で読んだのだけど、それが初コニー・ウィリス。時間SFといえば「時をかける少女」とかなに…