小説 妖怪大戦争 ガーディアンズ


  

連綿と続く、妖怪たちの歴史
映画・妖怪大戦争ガーディアンズ の小説版。企画段階から携わる荒俣宏による。 日本列島を東と西…

					本が好き! 免許皆伝
					書評数:1828 件
					得票数:50051 票
					
分子生物学・生化学周辺の実務翻訳をしています。
本の大海を漂流中。
日々是好日。どんな本との出会いも素敵だ。
あちらこちらとつまみ食いの読書ですが、点が線に、線が面になっていくといいなと思っています。
「実感」を求めて読書しているように思います。
赤柴♀(もも)は3代目。
この夏、有精卵からヒヨコ4羽を孵化させました。そろそろ大雛かな。♂x2、♀x2。ニワトリは割と人に懐くものらしいですが、今のところ、懐く気配はありませんw


  

連綿と続く、妖怪たちの歴史
映画・妖怪大戦争ガーディアンズ の小説版。企画段階から携わる荒俣宏による。 日本列島を東と西…


  

ハートの形をした島で。
主人公・まりあは傷ついている。 夫が突然失踪した。理由はわからない。行先もわからない。勤務先には失…



  

魂を持たないAIと、魂を堕落させようとする悪魔と、揺らぐ魂を抱える人間と。南米風近未来を舞台とした三者のめくるめくダーク・アドベンチャー。
自由都市サン・ハドク。そこは「マニピュレイテッド」(マニー)と呼ばれるAIと人間が共存する街。 主…



  

それは絶望のデッドエンドか、新天地へと向かう希望の道か。
第93回アカデミー賞作品賞・監督賞・主演女優賞をはじめ、各賞を受賞して話題となった映画 『ノマドラン…


  

男4人のドタバタ事件簿。軽いミステリ風かと思うと、そこそこ毒あり、そこそこ重い。
三井は天涯孤独の引きこもり。新入社員の頃、失態が原因でひどいパワハラを受け、会社に行けなくなった。実…


  

闇はどこから来るのか。
新潮文庫の100冊2021 の1冊。 クトゥルー神話(クトゥルフ、ク・リトル・リトルなどの表記も…


  

少女はなぜ、2回も誘拐されたのか?
気鋭の作家のサスペンス・ミステリ。 宮下愛子は子供の頃、母親とはぐれて連れ去られ、その過程で失…


  

その女の名を聞いてはいけない。
著者・乙一が本名・安達寛高名義で監督し脚本も手掛けた同タイトル映画のノベライズ。 泊りがけの旅…


  

研修医探偵。病院的「日常の謎」。
現役医師による連作医療ミステリ。 諏訪野良太は2年目の研修医。医学部を卒業し、医師国家試験に合…


  

現代の結婚詐欺不審死事件と、過去の北陸の事件と。つなぐ糸は何か。
今林由美はフリーライターである。一度は出版社に務めたが結婚退社した。その後、結局は離婚し、現在は古巣…

「他人は話した。今度は私が話す番だ!」 饒舌すぎるほど饒舌な語りの向こうに見えてくる真の姿はどのようなものか?
アドルフ・アイヒマン(1906-1962)。ナチ親衛隊員にして、ユダヤ人移送局長官。多くのユダヤ人の…



  

おとぎ話の向こう側。
―むかしむかし、あるところに美しい王女様がいました。 と始まるのはおとぎ話だが、本書の主人公たちは…



  

知識人・中島敦の底力
中島敦の短編集。 ちょっとおもしろいセレクションで、「狐憑(きつねつき)」「木乃伊(ミイラ)」「文…

狙って、外している・・・? 「ゆるい」絵の魅力を紐解く。
先般、府中市美術館で開催されていた 『与謝蕪村』 展。2021年3月半ばから5月初旬までの予定だった…



  

仏を彫るという青春。
ちょっと変わったタイトルだが、東京藝大に実際にある研究室をモデルにした小説である。 研究室の名は東…

「住まいは基本的人権である」。ハウジングファーストの支援。
コロナ禍は、多くの人に不自由を強い、不利益をもたらしたが、厳しい社会情勢の中で最も影響を受けるのは、…


  

古代ローマの枠物語。
「唯一完全な形で伝わるローマ時代のラテン語小説」。 著者、アープレーイユスは2世紀に活躍したローマ…


  

その男、不機嫌なり。
時代小説。 吉岡清三郎の仕事は「貸腕屋」である。 剣客。剣の腕は確かだ。それで用心棒なり何なりで…



  

ある樺太アイヌの数奇な人生/樺太アイヌ語入門
1913年(大正2年)博文館より発行された書籍を元とした新版。旧字旧仮名は新字新仮名に改められ、誤植…


  

息子が父を殺すのか、父が息子を殺すのか。東と西が交わる地の神話的ラビリンス。
トルコ・イスタンブルに暮らす少年ジェムの父は、ある日、失踪する。 ハンサムな父は小さな薬局を経営し…