ジャングル・ブック



どこにもない、でもどこかにありそうな、空想のジャングル
先日読んだ、 『タイガーズ・ワイフ』 に、『ジャングル・ブック』が登場する。主人公の祖父が大切にして…

本が好き! 免許皆伝
書評数:1827 件
得票数:50035 票
分子生物学・生化学周辺の実務翻訳をしています。
本の大海を漂流中。
日々是好日。どんな本との出会いも素敵だ。
あちらこちらとつまみ食いの読書ですが、点が線に、線が面になっていくといいなと思っています。
「実感」を求めて読書しているように思います。
赤柴♀(もも)は3代目。
この夏、有精卵からヒヨコ4羽を孵化させました。そろそろ大雛かな。♂x2、♀x2。ニワトリは割と人に懐くものらしいですが、今のところ、懐く気配はありませんw



どこにもない、でもどこかにありそうな、空想のジャングル
先日読んだ、 『タイガーズ・ワイフ』 に、『ジャングル・ブック』が登場する。主人公の祖父が大切にして…

露出・絞り・シャッタースピードに感度。後はピントを合わせて、撮るべし!
写真はいまひとつ苦手である。指が入ったり、ブレたりはしばしば。なぜか、とつらつら考えるに、やはり熱意…



「疫学の父」を知っていますか?
「疫学の父」と呼ばれるジョン・スノウの生涯とスノウがコレラの感染経路を突き止めるまでを描く。朝日新聞…




細菌と仲良く生きていこう
原題は“Allies and enemies”。邦題はいささか扇情的かな、と思う。 味方ともなり、…




戦時下のレニングラードで、信じられないほど馬鹿げた任務を命じられた若者は、果たしてそれを遂行できるか。
アメリカ人の孫が、戦時下のレニングラードにいた祖父の戦争体験を聞く体裁。 17歳のユダヤ人ハーフの…

全盲の人が「見ている」世界
先天性全盲の男性がどのように世界を「見て」=感じているかについて語るエッセイ集。 比較的短い本…



化学物質を用いた、生物たちの生き残り戦略
『マイクロワールド』 を読んでいたら、ムカデが青酸を放出したり、蝶がフェノールを分泌するといった描…

教科書には載らない、戦後の一側面
なかなか強烈なタイトルだ。「人身売買」という言葉はきついが、これが「金銭と引き換えに、人が過当に過酷…



歴史の文脈の中で、自らと向き合う
1980年、15歳のマリは、アメリカの最果て、メイン州にいた。自分がなぜここにいるのか、「来なければ…

伝統を守り、家を残す
永樂家は、茶道具のうち、焼物を手がける家。三千家の用を努める、いわゆる千家十職(せんけじっそく)の1…




脱線コンビの不思議な冒険譚
長い間行方不明だった変わり者の伯父さんから「ボク」に手紙が届きます。 探検家の伯父さんは、「亀犬」…

機内の現実に、現実を超えたものが割り込む怖さ
収録作は表題作と『チャス・マッギルの幽霊』の2作。 いずれも児童文学とされており、さして長い話では…




うーやん でまえや たのむで~
『ちくわのわーさん』 に続く、食べ物が主人公のナンセンス絵本、第2弾。 忙しいうどんやさん。…




つかず離れず、ともに暮らす
岡山で古書店を営む著者が、自宅で飼っているカメ(8匹)の行動を中心に、カメの種類・生態や歴史、飼育の…





いのちのきらめきが舞う
美しい。 森の中で密やかにきのこが胞子を飛ばす。その瞬間を捕らえた写真絵本である。 本文…




バルカン半島に根を持つ、深い森のような物語
紛争が繰り返される南東欧の地。 子どもたちに予防接種を受けさせるため、僻地へと向かう若き女医のもと…




エキゾチックでおしゃれ。クスクスのレシピいっぱい。現地スケッチもすてき。 だが、敵は思わぬところに・・・。
『クスクスの謎』 以来、棚上げになっていたクスクス・レシピを探すミッション。 ようやく達成しまし…



あわく、儚く、懐かしい
亡き友人の縁で、古い庭付きの家の守人=家守となった学士・綿貫征四郎と、異界のものたちとが織りなす物語…



私には聞こえない・・・?
生誕100年というので平積みされていて、ふと買ったはよいがずっとかばんに放り込みっぱなしだった。改め…

137億年を500ページで俯瞰する
ビッグバン以来の137億年の歴史を、文系的・理系的視点の両方から見ていこうという異色の歴史書である。…