ぼくは本を読んでいる。




タイトルと装丁から、てっきり、本が大好きな少年の話だと思っていた。そうでなければ、その逆で、本なんか大嫌いだったのに、本を読む羽目になった男の子の話とか。けれども、読んでみたらそのどちらでもなかった。
主人公のルカは小学5年生の男の子。 とあるきっかけで、普段は滅多に入らない両親の書斎「本部屋」に足…

本が好き! 免許皆伝
書評数:2238 件
得票数:70701 票
本も食べ物も後味の悪くないものが好きです。気に入ると何度でも同じ本を読みますが、読まず嫌いも多いかも。2020.10.1からサイト献本書評以外は原則★なし(超絶お気に入り本のみ5つ★を表示)で投稿しています。




タイトルと装丁から、てっきり、本が大好きな少年の話だと思っていた。そうでなければ、その逆で、本なんか大嫌いだったのに、本を読む羽目になった男の子の話とか。けれども、読んでみたらそのどちらでもなかった。
主人公のルカは小学5年生の男の子。 とあるきっかけで、普段は滅多に入らない両親の書斎「本部屋」に足…





「貧乏は自己責任だという人もいるけれど…」“貧困”という重いテーマを扱ったこの物語は、中学生や高校生はもちろん、大人のあなたにもぜひに!とお薦めしたい1冊。“貧困の連鎖”を断ち切るためにも。
両親の期待を背負い必死に勉強をして、 中高一貫の有名な進学校に合格した山之内和真は、 勉強につい…




実を言うと時期的にはちょっと出遅れてしまったのだけれど、北国の根雪が溶けないうちにと読んでみた。 #やまねこ本
やまねこ翻訳クラブの横山和江さんの翻訳だというので チェックはしていたのですが、 あらためて実物…



今度の店主はシェイクスピア! 2019 本が好き! #彩流社祭
『トルストイのいる古本屋』 につづき、 彩流社から出版されている “はじめて読むじんぶん童話シ…



「人は本を作り 本は人を作る」、そう信じる人たちの手で作られている本だといえるかもしれません。 #彩流社祭
下校時間近くになって急に降ってきた雨にウンビョルは途方にくれました。 どうしよう。 傘を持っ…



気球に乗ってやってきたかと思えば、スーパーの冷凍コーナーに寝そべって、一見はた迷惑なクマのようにも思えるけれど、ミスターPはやっぱり最高!! #やまねこ新刊
ほらやっぱり!前作 『シロクマが家にやってきた!』 を読んで私がにらんだとおり シロクマのミスタ…



クリスマスを前に只今“真実の妖精ファンクラブ”会員募集中!(ってそういう話ではありませんがw) #やまねこ新刊
その村の名は“エルフヘルム”。 どこにあるかを説明するのはちょっとばかり難しい。 まあ「フィンラ…



昔から旅も音楽もおじいちゃんも物語との相性は抜群だって決まっている!そんな三拍子そろった物語が面白くないわけはない。 #はじめての海外文学
三歳の時に父親を事故で亡くしたアリは 母さんと共にオーパ(ドイツ語でおじいちゃんの意)の農場に身を…




タイトルと装丁と #やまねこ新刊 であることに惹かれて、あれこれ予備知識を仕入れる前にと発売と同時に入手にしたこの本は、予想以上に読み応えがあったけれど、とにかくネタバレなしにレビューを書くのが難しい。
十二歳になるその年、わたしは嘘をおぼえた。 子どものつくような、ささいな嘘ではない。本物の恐…



#カドブン からの挑戦状を受けて立つ!?掲示板企画『発見!角川文庫70周年記念大賞』を新規書評で制覇するぜ!に昭和の香り漂うこの作品で参加する!
1学期の終業式の日、 東京のとある公立中学の一年2組の男子生徒全員が姿を消した。 集団家出か?誘…



「おうちでゆっくり食事をたのしみたいなあ。だれかが、ここに食べ物をはこんできてくれたらいいのに!」こんな風に思うことは誰でもあるとは思うけれど…… #はじめての海外文学 vol.4 応援読書会参加レビュー
いつものように「あかるいところを、はいまわるべからず。」 「見つかりそうになったら、死ぬ気でかくれ…



彼女の名前はメイベル。中央通り10番地のちいさなおうちにすんでいる、食いしんぼうで、ちょっぴりふとめで、ぼうけんしんにとんだかわいい女の子。けれども彼女の食欲がいつもさわぎを巻き起こす?!
かわいいおんなの子メイベルは、 中央通り10番地にある、 こぢんまりとした、すてきなおうちにすん…




いいなあ!わたしもフランクリンの背中にのって、月明かりで本を読みたい!
もちろんこれは大判の絵本でなければならなかった。 だってそうでしょ? フランクリンはドラゴン…




カナダ先住民族への同化政策の歴史と、子どもたちのいじらしい抵抗を描いた絵本だという紹介に惹かれて手にした #やまねこ本 。読み終えた後、当たり前のことが当たり前であるようにと願わずにはいられません。
ある日、庭で花の手入れをするおばあちゃんをてつだいながら、 まごむすめの少女はあれこれたずねます。…





いつかきっと、この鳥たちのように、安心してくらせるところへ、たどりつけますように。そこが、新しいふるさとになってくれますように。たくさんの子どもたちの思いを描いた絵本です。
最後のページにたどりついたとき、 衝撃をうけた。 「めでたし、めでたし」で締めくくる 幸せ…



似ているところ、違うところ、いろいろあって面白い。
先日、献本でいただいた 『絵を読み解く絵本入門』 で 海外の現代作品として紹介されていた韓国発の絵…



あなたもわたしも作者も訳者も、そしてもちろんこの本に登場する子どもたちも、みんな同じお月様を見ているんだよね!
イタリア、日本、ウガンダ、ロシア、ペルー、インド、イラン、 それぞれの国で暮らす7人の子どもたちを…



ところであなたは「化石になりたい!」と思ったことがありますか?
ページをめくるといきなりチャート! <あなたにぴったりの化石診断> まずは「化石になりたい?」 …



つねに“善人”の側にたっていたいと思いつつも、何が正しくて何が間違っているのかを見極めるのもまた難しい。
随分間が空いてしまいましたが、 『ベートーヴェンの真実』 からの派生読書です。 著者が父…



ウルフ氏、事件の真相を語る?!
先日献本でいただいた 『絵を読み解く絵本入門』 で 海外の現代作品として紹介されていた1冊。 …