天地明察(下)




当たり前に使っている暦にも歴史があり、日本人として誇らしい算術家たちの偉業があったのです。
本屋大賞を受賞した時から気になっていた本でしたが、ようやく読むことができました。 江戸時代、日本独…

本が好き! 1級
書評数:620 件
得票数:11719 票
コロナのため仕事が忙しく読書量が減ったのと、読書だけではストレス解消できなくなってきた今日このごろ。最近は、積読本の処理を中心にしています。何でもかんでも読むから厳選して読むに意識を変更しようと改革中。
★の数はその時の気分次第。




当たり前に使っている暦にも歴史があり、日本人として誇らしい算術家たちの偉業があったのです。
本屋大賞を受賞した時から気になっていた本でしたが、ようやく読むことができました。 江戸時代、日本独…




上海を舞台に繰り広げられるストーリー。審眼美をもつ女性が上海に引き寄せられ、非日常的な世界で様々な出会いをする。
真紅は、釧路から上京し宇宙空間のなかを漂うイルカの絵を売る店でチラシを配りながら客を呼び込む仕事をし…



突然松の木が「ワタシ、スギ花粉症なもんで。」と話しかけてきた。
「蜜、ミツ。新鮮な蜜ありますよ。そこのミツバチさん寄ってかない?」とか「ねぇ、お願い。窓辺に連れてっ…



必ず読んでおきたい有名な本のひとつですが、読みこなすには時間が必要でした。
世界的古典ともいえる有名な本。でも、私が最初に知ったのはデカプリオ主演の映画"華麗なるギャッツビー"…





ノンフィクション小説。1936年着工の黒部川第3発電所のためのトンネル工事を舞台に摂氏100度を越える中で火傷を負いながらも働く人々の話。
黒部川上流の黒部峡谷は、電源開発に適した土地として欅平から上流にダムを設置し、欅平付近の水力発電所ま…



学生時代に吹奏楽部に入っていた人なら、とても懐かしく感じて、また演奏したくなるかも知れません。
中学生活最初の日、吹奏楽部に入らないか?と勧誘された克久。彼は、引っ込み思案な性格で友達も少ない。よ…



男性に出来て女性に出来ない仕事はない。女性にも出来るようにするのが今の世の中だと言われているような話でした。
自分の妻が総理大臣になったら…というストーリーです。 総理大臣になった凛子は美人の才色兼備で夫の日…





単なる恋愛小説ではない。思春期の少女の心の揺れと、その父親の思考までも巧みに描いた小説。
最近ふと、これまで色んな本を読んでは来たものの有名と言われる作品に関してはあまり読んでないことに気付…





気持ちが暖かくなり、人との繋がりが素敵なものに感じられました。ばななさん作品の中でも、読み返したくなる一冊。
さやかはバリ島で育ち幼い頃に両親を事故で亡くし、日本で家族や家のない生活を送っていました。そして、あ…




浄土真宗を広めた蓮如上人のお話。宗教の話よりも蓮如さんの人柄について触れることができる、心暖まる話でした。
この本は普通より活字が大きくて、最初の数ページにもカラーでのアニメ風イラストもついていました。さらに…




1987年1 1月28日のソウル行きKAL858便で起きた爆発事件。実行犯の彼女が書いた手記だからこそ、とてもリアルに感じられました。
当時実行犯である北朝鮮工作員の金賢姫が連日テレビの報道で会見しているのを見ました。その頃は北朝鮮の拉…


キリスト教の信仰によってあらゆることを成し遂げた実在した牧師の話。
本棚の奥から取り出したとても古い本です。 三浦綾子さんは有名なキリスト教信者であり、その作品は…





金色様の存在こそが不思議な雰囲気を醸し出し続けるストーリー。時代は江戸だが、もっと未来との繋がりが見え隠れしつつも、それは最後まで証されない謎。
恒川光太郎さんの本はなんといっても表紙がいい。この本も文庫本になって表紙が変わったら嫌だな、この表紙…



あまり幸せではない事でも、さんざんな話でも小説ではなぜか格好よく見えてしまう。
この小説は短編4集から成り立っています。しかし、これまでの原田マハさんの小説と少しテイストが違うよう…



醜女で嫁の貰い手がない女性、村上海賊の娘の景。男のように仕事をして力もあるし、腕もたつ。結構魅力的な女性かもしれない。
歴史的な流れをあまり理解していなかったので、最初の方は話が掴めず挫折しそうになりました。しかし、何と…




子役の少年がホームレスとオカマバーのママに出会い、自分の心を取り戻していく話。面白いのでスラスラ読めました。
加藤シゲアキ作品を読むのはこれが2作品目になります。最初によんだ「ピンクとグレー」も面白かったけど、…




想像力をかき立てられるファンタジー。少し怖いようで、でもどこか可愛さもあります。
表紙の可愛さとファンタジーに惹かれて購入しましたが、宮部みゆきさんがこんな本を書いていたとは知りませ…




![([は]9-1)翔ぶ少女](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/510AlSarxlL._SL160_.jpg)
あと数日であの日になる前にこの本に出会ったのは偶然なのでしょうか。
いつもなら買った本は随分後回しにして積読本になってしまうのですが、今回は購入してから割りと早めに手に…




美術館を訪れて絵画鑑賞をしているような気分。
絵心はありませんが、絵をみるのが好きで有名な絵画の展示会があるとよく見に行きます。人それぞれ鑑賞のポ…




人恋しい優しい幽霊ならお会いしたい。
9つの短編が入ったこの本は、以前作者の別本を読んだときにフォロワーの方からとても面白いとおすすめされ…