公開処刑人 森のくまさん ―お嬢さん、お逃げなさい―




前回よりもパワーアップした森のくまさんこと森くま。ですが、二代目森くまなので前回よりも違った雰囲気で楽しめます。
これは、前回の作品「公開処刑人森のくまさん」の続編でもあります。法律では、充分に裁けない犯罪者や法律…

本が好き! 1級
書評数:620 件
得票数:11719 票
コロナのため仕事が忙しく読書量が減ったのと、読書だけではストレス解消できなくなってきた今日このごろ。最近は、積読本の処理を中心にしています。何でもかんでも読むから厳選して読むに意識を変更しようと改革中。
★の数はその時の気分次第。




前回よりもパワーアップした森のくまさんこと森くま。ですが、二代目森くまなので前回よりも違った雰囲気で楽しめます。
これは、前回の作品「公開処刑人森のくまさん」の続編でもあります。法律では、充分に裁けない犯罪者や法律…



羽根藩シリーズ、第4段。武士の潔さと強さと優しさが分かりやすく伝わってくる作品。やはり葉室麟さんの作品は凄い。
「蜩ノ記」を最初に羽根藩シリーズを読み続けてきましたが、今回読んだのは「春雷」の続編と言うべきもので…




三人の女性が気高く生きていく姿がとても印象的。
冒頭部分の入口は、これから起こるであろう凄惨な出来事が記されていますが、読み始めた時はそれが何を意味…




シリーズ5作目ですが、変わらず厭きない。自分の初心を思い出させてくれる本です。
このシリーズの第一作目から読み続け、これで5作目となりました。毎回このシリーズは飽きることなく、読む…



日本の天然痘撲滅にはジェンナーではなく、 笠原良策の名前を知っておかなければならない。
天然痘撲滅のために奮闘した福井藩の町医・笠原良策の話です。 今ではすでに撲滅された天然痘。天然痘と…




予想外の展開にまんまと騙された。この本にスパイスを効かせたいなら、先に「さよならドビュッシー前奏曲」を読むことをオススメします。
この本を読む前に「さよならドビュッシー 前奏曲 ~要介護探偵の事件簿~」を読みました。昔気質の気難し…




可愛いいタイトルとのギャップがいい。
可愛いタイトルとは全く違う残虐な内容でしたがそこがまた面白かったです。法では裁きを受けない犯罪を犯し…




短編集だが、全てが印象的で見事な作品ばかりでした。もう、ジャニーズじゃなくてもいいんじゃない?
加藤シゲアキが出した本で、これはたぶん4冊目だと思います。これまで先に書いた2冊を読むと舞台が芸能界…



タイトルがホラー感満載ですが、ホラー?という程度のやや緩いホラーです。
インパクトの強いタイトルに惹かれて手にしました。北村薫、恩田陸、織守きょうや、芦沢央、澤村伊智など自…





10年前に美奥の虜になってしまった。今回再び再読して、美奥は変わらずそこにあった。
10年ぶりに恒川光太郎さんの作品をいくつか読み返しています。先日は「夜市」今月はこの「草祭」です。文…




悲しみの中で、人を癒すのは人であったり時間や思い出だったりする。そういうことの精神的な癒しや大切なものを表現できる作家は、よしもとばななさんしか今のところ知らない。
図書館もしばらくお休みなので、この機会に家にある本を片っ端から読んだり、買ったことに満足して飾ってあ…


難しいけど、読めるひとには面白く感じる類いの本なのだろう。
分厚い本なので楽しみに読み出したものの、途中なんども投げ出しそうになりました。結局、投げ出しはしなか…




父と子の二人だけの生活。その中で周りに支えられながら学び感じていく姿が感動的です。
この春公開予定になる映画の原作。同僚が重松清さんの本をよく読み、薦めてくれた本です。 わずか2…



タヒチの海と自然を舞台にした小説。タヒチに行ってみたいと感じる話でした。
15年も前に購入していたのに、ずっと読まずに大切に本棚にしまっていた本。ようやく読むことになりました…



短編の謎解き小説ですが、主人公の玄太郎さんのキャラが面白い。
タイトルだけは知っていた本で、初読みの作家さんです。 主人公は香月玄太郎。その介護士である綴喜…




本は厚みがありますが、厚みのぶん内容にも深みがあり読んでよかったと思える本でした。
少し厚めの本を読みたくて選んだだけの本でしたが、思いがけず内容に感動しました。これまで読んだ村山由佳…




変わっていく生まれ故郷の街で、街と一緒に人生を進んでいく主人公。本当に大切なものは、お金ではなく楽しい思い出や自分の喜びの感情かもしれない。
よしもとばななさんの本は哲学的な要素が沢山あると感じます。なので感想を書くのもとても難しい。 …



学生時代、こんなバイトがあったらやってみたかったかも。
小さい頃から弟妹の世話と家事をしていた浩美は、大学生になり夏休みに民宿でバイトするため沖縄へ行きます…



さらっと簡単に読めるショートストーリーにも関わらず、中身の濃い作品ばかりです。
エミール・ゾラは19世紀後半のフランス文学を代表する作家で、モーパッサンと同時期だそうですが私は初読…



冒頭から、休まることのない心の痛みが続く。
中学2年生の9月4日。いじめにあっていた同級生が家で自殺をはかったことからこの物語は始まります。同級…