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O-Maru

O-Maru さん

本が好き! 2級
書評数:40 件
得票数:58 票

もっともなりたくなかった職業についている地方公務員。
なんでもなければ、何にもない!
平凡でないことを取り柄としております。

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大田洋子集 (第3巻)

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大田洋子集 (第3巻)

大田洋子はどうやら本格的な私小説作家であるらしい。この書籍に描かれるものはすべて身近で起こったことだと考えるのが自然である。私小説は読む者もその重みに辛くなるものだが、書く方はさらに辛いはずである。

 大田洋子はどうやら本格的な私小説作家であるらしい。この書籍に描かれるものはすべて身近で起こったこと…

投票(0コメント(0)2011-02-23

ぼっけえ、きょうてえ

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ぼっけえ、きょうてえ

明治は文明開化の時期ではあるが、昔ながらの非分明なところもまだまだ残っており、我々にとっては混沌としたものである。そういったまだ薄暗い世界のなかで悍ましきことが当たり前のように繰り広げられていた。

 岩井志麻子の小説は怖いということで、日本ホラー小説大賞受賞作「ぼっけえ、きょうてえ」を読む。文庫本…

投票(0コメント(0)2011-02-23

星の王子さま ポップアップ絵本・完全翻訳版

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星の王子さま ポップアップ絵本・完全翻訳版

挿入されている挿し絵の9割以上が飛び出すようになっている。もともとのイラストも何とも云えぬ風情があって好きなのだが、それが十分な大きさで立体表示されるのだから、本当に堪らない。

 注文していた「星の王子さま」の飛び出す絵本が届いた。送られてきた本には何故だか、書籍を紹介するチラ…

投票(0コメント(0)2011-02-23

大田洋子集 (第1巻)

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大田洋子集 (第1巻)

自分が被爆したことを一切語らないという被爆者は少なくないようだが、掲載されている作品をひととおり読んだだけで、我々が想像する以上に被爆者は原爆によって傷付けられていると知る。第三者である我々は彼らの想いを知ることができない。

 この書籍では原爆当日からその7年後までを描く『屍の街』『冬』『山上』『残醜点々』『半人間』の5編が…

投票(2コメント(0)2011-02-23

クライマーズ・ハイ

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クライマーズ・ハイ

元記者が新聞記者と云う生活を通して感じたものをすぺて突っ込んだと云う感じか。記者としてのプライド、上下関係、派閥争い、報道に対する使命、家族の絆等々。かなり濃い内容になるが、日航墜落事故を柱にそれらを上手く絡めながら物語が進んでいく。

 横山秀夫『のクライマーズ・ハイ』はオリジナルの小説より先に、NHKでドラマ化されたものを見た。何か…

投票(4コメント(0)2011-02-23

なぜ家族は殺し合ったのか

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なぜ家族は殺し合ったのか

 北九州市の少女監禁事件については、事件の判明した当時、ニュース報道で見聞きしていたのだが、事件の全貌については結局、知ることがなかった。公判の内容に基づいて、事件の全貌を記したのがこの書籍である。

 北九州市の少女監禁事件については、事件の判明した当時、ニュース報道で見聞きしていたのだが、事件の全…

投票(4コメント(0)2011-02-23
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