ミレニアム2 火と戯れる女 (上下巻)





今世紀最大にして最高のミステリ!!!ノ看板に偽りなし! 起爆力あります。 久々に興奮した。 それにしても早川書房はえらい!! ソフトカバーにしてお値段を控えめにしてるとこも含めて、えらい!!
興奮状態でこれを書いてます(笑) アクが強く超個性的な登場人物、陰謀、圧倒的なスケールのプ…

本が好き! 2級
書評数:35 件
得票数:53 票
時間ができた今、昔流行った本で気にはなっていたけれど、読めずにいた本などを中心に読んでます。積んどく本がたくさんあって、流行ものになかなか手がだせない。
ジャンルは幅広く読んでるつもりだけど、基本的に内容、重さともにずっしりくるヘビーな本のほうが好き。
基本的にこちらとBlogにアップするのは、面白かった本、お薦めしたい本ですが、ごくたまに毒吐くこともあり。...嘘はつけないのよね。





今世紀最大にして最高のミステリ!!!ノ看板に偽りなし! 起爆力あります。 久々に興奮した。 それにしても早川書房はえらい!! ソフトカバーにしてお値段を控えめにしてるとこも含めて、えらい!!
興奮状態でこれを書いてます(笑) アクが強く超個性的な登場人物、陰謀、圧倒的なスケールのプ…




非常に優れたエンターテイメント小説であり、SFである。 なんと今回は次世代兵器がテーマである。
さすが服部真澄だ。 デビュー作「龍の契り 」を読んだときは興奮した。日本にこれだけのスケールの作…




タイトルの「眠れない一族」というのは、文字通り眠れなくて挙げ句の果てに死に至る遺伝性の病を持つイタリアのさる高貴な一族。 その原因とされる謎のタンパク"プリオン"をめぐるドキュメント。
著者自身も"プリオン"に由来する奇病に悩む一人である。 遺伝病に悩まされるイタリアの一族、パプ…



前作ワンス・アポン・ア・タイム・イン東京から8年。 政治家としての将来を義父である民自党の大物代議士・白井眞一郎によって奪われ失意の有川崇は再び野心に向かって立ち上がる。
前作ワンス・アポン・ア・タイム・イン東京から8年後、ようやく時代が現代に追いつきます。 それで…


米国各紙絶賛、ジョージ・クルーニーが映画化権取得のスパイ小説。 CIAのとあるエージェントに起こった一連の出来事を綴った回顧録のような仕上がりだ。
ミステリーでもハードボイルドでもなく、スパイ小説というジャンルであるといっていいと思う。 これほど…





崩壊に至った過去の社会との比較によって"滅亡と存続の命運を分けるもの"を科学的に際立たせることに成功した力作。 "eco"だとか"地球に優しい"だとかいう胡散臭いファッションにくるまれた見せかけの環境問題に白けている人は必読だろう。
"eco"だとか"地球に優しい"だとかいう胡散臭いファッションにくるまれた見せかけの環境問題に白けて…





こりゃ凄い。どんなにSFに興味のないヒトでも、絶対読むべき。 ドストエフスキーに挫折したヒトも絶対読むべき。実存主義はここにある。
サラエボが核ミサイルで一瞬でクレーターと化してしまった近未来。 米兵は闘いの前に"戦闘適応感情調整…





あの「利己的な遺伝子 」で有名な生物学者であり動物行動研究分野でも著名なリチャード・ドーキンスの科学啓蒙書。 科学は何の役にたつ?万能なのか?そんな疑問に科学者として真摯にこたえる一冊。
タイトルの「虹の解体」とはイギリスのロマン派の詩人ジョン・キーツに由来している。キーツはかのアイザッ…



容姿や将来発症する病気、体質などは予め遺伝子で決められてる。 知性や性格は遺伝子と環境双方の影響を受けるらしい。 では、"良心”は?
サブタイトルでは"悪魔"といっているが、本文ではこれを"邪悪な成功者"と名付けている。 "邪悪…




あの「異常快楽殺人」の平山夢明氏のフィクションなので、それなりの覚悟で読むべきだと思ったら、これが意外にエンターテイメント。 ...冒頭だけ少し生々しい感じはするけど。少しだけ我慢してください。
異常で残虐な描写も結構多んだけど、大丈夫。ビビリでも。 これって次第に慣れてくる。 慣れって…




村上春樹だけがなぜ突出して売れるのか、私にもよくわからない。 けれど、カフカはカフカでしか書けないような小説ばかりだけど、本書も村上春樹でなくては書けないだろう。 彼は常に目に見える事だけが事実ではないということを思い出させてくれる。
少々ねたばれがあります。 さて、この小説は、①田村カフカという名の僕の家出の話と②猫と話のでき…

一見、ライトな探偵小説。 特徴のありすぎる耳をもつ”俺"がその特技をいかし探偵をやっていて、事件に巻き込まれるというありがちなストーリーなのだけど、ラストにとんでもないどんでん返し=真実が隠されている。叙述的ミステリー。
勘のよい人なら、物語半ばで「あれ?」って思うかもしれないけど、この真実はかなりショッキングなもので、…




ホルモー"ってなに??っていう感じなんですが、これが... なかなか説明しづらい。説明なく読む方が楽しいと思う。 想像よりもそれは斬新すぎて。すっかりファンになったしまった。
※バレても楽しめる程度のネタバレあります。 新入生の主人公が特殊なサークルに勧誘されるとこ…

舞台が大阪で、とよとみ... 挙げ句の果てに、主人公の少年(少女?)の幼なじみの名前は「茶子」 この壮大なホラ話を是非楽しんでください。
スケールがホルモーよりでかくなってるので、ややまとまりに欠ける部分はあれど「鴨川ホルモー」以上に面白…




本書はその犯罪の加害者、被害者の両家族の事件のその後を描いた小説だ。 タイトルの晩鐘は何を意味するのか。 それは終わりを知らせる鐘であり、いつまでも耳から離れない残響である。
晩鐘:夕刻にならす神社、教会などの鐘、暮鐘 。 フジテレビ制作の映画「誰も守ってくれない」は犯…