ふゆのようせいジャック・フロスト




イギリス在住の日本人作家による作品です。 すっきりとした版画がさわやかで、冬の読み聞かせにぴったり。

本が好き! 1級
書評数:173 件
得票数:322 票
子どもの本が好きで、本にまつわる仕事をしています。おいしいもの、手作り品も好きなのでちょこちょこ読んでます。なるべく新しい作品を紹介していくつもりです。




イギリス在住の日本人作家による作品です。 すっきりとした版画がさわやかで、冬の読み聞かせにぴったり。





読み書きの不得意な少女が、引っ越し先の田舎で「緑の指」を持つ老人と出会います。
主人公のケイトは、幼いころから文字の読み書きがどうしてもできず、学校生活がうまくいっていませんでし…





翻訳本なのに、なぜか関西弁です。でも、そのリズムのよさが心地よく、いろいろな国の動物の鳴き方を紹介します。




植物が育っていくようすが丁寧に描かれているので、小学校の読み聞かせにもよさそうです。




パズルくんと友だちのかけあいが楽しいお話です。最後はびっくりのオチ。




科学ものまでいかないけれど、時間の感覚を具体的に感じられるので、集団読み聞かせなら小学校低学年からよさそうです。




シュールな話なので、高学年向けの読み聞かせによさそうです。





実際に起こったエピソートをもとにした、かわいらしいお話です。 好奇心旺盛な男の子と緑が、ぐんぐん力をつけ、灰色の町が変わっていくようすがすてきです。




世界各国の子どもたちが抜けた乳歯をどうするのかが分かるので、親子で読んで楽しめます。




文字はひとつもありませんが、妖精が歯のかわりにコインをおいていくようすが映像のように描かれています。




世界じゅうの子どもたちが願いごとをするようすが、見開きごとに紹介されています。




おばあさんが子どもたちへのお話会のときにしいている毛布を、村のみんなのために、ほどいてこっそりプレゼントすると、村人たちがお礼に自分の家の毛布をほどいてケイトをプレゼントする……という心温まるお話です。





遠く離れた場所に住むおばあちゃんに「ぎゅっ」を届けるため、郵便局で働く人たちは「ぎゅっ」のリレーをしてくれます。読んだあとは心が、ほかほか。





画像がちがいますが、『ウェン王子とトラ』はフランス在住の中国系作家による、すばらしい作品です。文章は長めですが、迫力のある絵に引き込まれて子どもたちはしっかり聞いていました。




楽しいお話です。この絵本の服を着た動物を見ると、思わず笑わないではいられません。





海水浴に来たハエくんに、とんでもない展開が待っています。 子どもたちが、どの段階でオチに気がつくかが楽しく、最後まで読んだらもう一度ページを戻して見せてあげるといいかも。





まさかまさかの展開に、子どもたちの目はくぎづけ。オチもびっくりです!





絵が細かいので大人数の読み聞かせ向きではありませんが、じっくりお話を楽しむことができ、読後は満足感が得られるのではないかと思います。





巻を増すごとにパワーアップしていく感がありますが、個人的には3巻が一番好きです。貧乏神をおもてなしする、おじいちゃんはすごい!




実在の人物をモデルにしたお話。高学年の読み聞かせにおすすめです。