本が好き!ロゴ

閉じる
有坂汀

有坂汀 さん

本が好き! 1級
書評数:2673 件
得票数:40314 票

有坂汀です。偶然立ち寄ったので始めてみることにしました。ここでは私が現在メインで運営しているブログ『誇りを失った豚は、喰われるしかない。』であげた書評をさらにアレンジしてアップしております。

書評 33ページ目(751件中 641~660件目)

ハードワーク~低賃金で働くということ

本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント  

ハードワーク~低賃金で働くということ

英ガーディアン紙の辣腕女性記者が、その身分を隠して様々な職について、その様子をドキュメントしたものです。この本が上梓されてからずいぶんたちますが、ますます日本がこうなりつつあります。

この本を読んだのは、ちょうど僕の人生でいうと札幌時代の最後の一年だったかと思うのですが、本当に読み終…

投票(1コメント(0)2011-04-13

カラスと髑髏―世界史の「闇」のとびらを開く

献本書評  本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント  

カラスと髑髏―世界史の「闇」のとびらを開く

世界史の闇を縦横無尽に次代を駆け巡って暴き立てるノンフィクションです。こういう話を読んでいると、残酷な世界でそれでも自分たちがこうして生きなくてはならないということにたまらなく悲哀を感じます。

この本はいわゆる、世界史の裏側を読み解いた本になるわけで、最初に読んだときには筆者の口語体を用いた文…

投票(2コメント(0)2011-04-07

もう一冊のゆりちかへ―テレニン晃子さんとの日々

献本書評  本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント  

もう一冊のゆりちかへ―テレニン晃子さんとの日々

こちらは限られた命を本作りに捧げるテレニン晃子さんを二人三脚でサポートした編集者と病室で見守り続けた家族との感動ノンフィクションです。できれば2冊をいっぺんに読んでくれればいいなと思っています。

これは『ママからの伝言 ゆりちかへ』の著者であるテレニン晃子さんを支えた家族とこの本を出版にこぎつけ…

投票(1コメント(0)2011-04-04

ぼくから遠く離れて

献本書評  本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント  

ぼくから遠く離れて

本書は「今どき」の大学生である安藤光一が「key」という人間からのメールをきっかけに女装に目覚めていくという話を辻仁成先生が描いておられます。これを読んでいると新宿二丁目になぜか行きたくなりました。

本書は献本御礼。 本書を一読して言えることは、普段なら僕はあんまりこういう内容の本を選んで読む…

投票(7コメント(0)2011-03-29

死体があった部屋から見えること 遺品整理という仕事

本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント  

死体があった部屋から見えること  遺品整理という仕事

凄まじい死臭、蠢くウジ虫、黒い塊と化す銀バエ…。腐乱した死体があった部屋やゴミ屋敷の整理・撤去作業を行う著者が見たものは何か!? すさまじい描写で目をそむけてしまう方もいると思いますが、これが現実です。

この本を手にとったのは、まったくの偶然で、でも、内容を読んでいくうちに思わず考え込んでしまいました。…

投票(3コメント(0)2011-03-20

悪魔の用語辞典―これだけ知ればあなたも知識人

本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント  

悪魔の用語辞典―これだけ知ればあなたも知識人

いやはや…。こんなことをはいて本当に大丈夫かいな?という内容がてんこ盛りの辞典です。僕は原典となったアンブローズ・ビアスの書いた方は知りませんが、最近手に入って、今それを読んでおります。

僕はこの本を読むまでアンブローズ・ビアスの『悪魔の辞典』の存在は知りませんでしたが、先日、本家『悪魔…

投票(3コメント(0)2011-03-19

告発の虚塔

献本書評  本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント  

告発の虚塔

貸し渋り・貸しはがし。密告者探し。情報操作…。欲望、嫉妬、裏切りが渦巻く世界が企業のリアルだとするのならばこういう人間たちが『エリート』として社会を牽引している事に違和感を覚えるのは僕だけでしょうか?

僕は前々から江上剛さんの本は気になっていたので、これがいい機会だなと思ったので読んでみることにしまし…

投票(2コメント(0)2011-03-17

文明の憂鬱

本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント  

文明の憂鬱

芥川賞作家・平野啓一郎氏による時事に関するエッセイです。この本を読んでいてとき、狂牛病の話が九州であって、 平野氏はそれより先にこの話題を書いていた箇所を読んで 平野氏の先見の鋭さに驚いたことがあります。

実のところを申し上げますと、僕が平野啓一郎氏の一連の作品を読もうと思ったのは、ツイッターで平野氏に送…

投票(2コメント(0)2011-03-08

雨宮処凛の「生存革命」日記 〜万国のプレカリアートよ、暴れろ!〜

本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント  

雨宮処凛の「生存革命」日記 〜万国のプレカリアートよ、暴れろ!〜

働くことや、生きることについて悩んでいる方は一度ぜひ、とってほしい本です。ここに書かれているようなことを高校の授業で教えてくれれば、もっと世の中はよくなっていくと思うのですが…。

最近ずいぶんこの人の本を読んでいるなぁ。この本はそんな彼女の生存のための『闘争』の記録です。派遣切り…

投票(3コメント(0)2011-03-05

お父さんの石けん箱―愛される事を忘れている人へ。

本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント  

お父さんの石けん箱―愛される事を忘れている人へ。

父は山口組三代目組長、田岡一雄。母はその妻にして後の三代目姐。それが本書の著者である田岡由伎さんの家庭でした。実の娘から見た『日本のドン』は彼女にしか知らないところがあって、非常に興味深いものでした。

本書の著者は『菱の軍団』の異名を持つ山口組で「中興の祖」といわれた三代目、田岡一雄組長の娘です。この…

投票(4コメント(0)2011-03-04

宇宙主夫日記 妻と娘と夢を追いかけて!

本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント  

宇宙主夫日記 妻と娘と夢を追いかけて!

時空を超えた「子育て」と「介護」!管制官として働く筑波宇宙センターで、著者は一人の女性と出会った―。彼のつづる手記を読んでいると、宇宙飛行士と生活を共にするのは大変なことだとつくづく思います。

僕はこの本を、山崎直子さんの『何とかなるさ』と同時に読んでいたことがあったので、こういう時代になった…

投票(3コメント(0)2011-03-04
前へ3132333435次へ
33ページ目 751件中 641~660件目