変身,掟の前で 他2編



ある日突然降りかかる不運の痛みと恐怖を味わう
【変身】 読む時期によって全く内容が違って感じられるということはよくある。 『変身』を読んだのは…

本が好き! 1級
書評数:32 件
得票数:421 票
三児の父。
通勤電車でウトウトしながら本を読むのが日々のささやかな楽しみ。
休日の昼下がり、コーヒー片手にクラシックでも聴きながらまったり読書の時間を確保したいですね。



ある日突然降りかかる不運の痛みと恐怖を味わう
【変身】 読む時期によって全く内容が違って感じられるということはよくある。 『変身』を読んだのは…





幸せここにあった!想像力をかき立てられる世界、ジブリで観てみたいわ~
“人間というものはおかしなものだね。妖女たちが死んでしまってからこの方、もうなんにも見えやしな…



“繊細さん”(HSP)は読んでみたい。病的なほど繊細で敏感な心理に共感、著者の行間解説に納得。
原著(太宰治)は、そのタイトルの重苦しさや内容の暗さから、あえて再び手に取ろうと思うことがなかった。…





医学、哲学、宗教の域を超え、死をとおして生の意味・目的を探求した医師の熱い人生
まずタイトル訳が美しい、そして著者の生き方も強く美しい。 著者はスイスで厳格な家庭に生まれ、父…



2歳児も大絶賛? やばいエピソードとシュールなイラストのコラボが絶妙!
教科書等で偉人と呼ばれる人たちの「すごい」実績と知られざる「やばい」側面がセットで漫画やイラストとと…





動物としての人間が本来持つ生命力を感じる
舞台は戦後。焼け野原から裸一貫、事業の再起をかけのし上がろうとする松坂熊吾の野太い生きざまと、その荒…



金、酒、姦通、略奪、性癖、薬、病、死…事実は小説より「エンタメ」なり!?
あの作家がそんなことをしてたなんて、この文豪がこんなクズ男だったなんて… うらやましいほど、、、い…




極限下の敗残兵の行為に、すべてをそぎ落とした人間の真の姿を見る
著者は自身、終戦前のフィリピンを体験している。著者の体験記、ノンフィクションかと思わせるほど真に迫る…




茶碗蒸しがマカロニグラタンに変身する笠原メイワールド
本筋からはそれるが、笠原メイの感性と世界観が素敵だ。彼女は、茶碗蒸しのもとをレンジでチンしたらたまに…




「人生はあきらめであり、あきらめこそが人生である」
なるほど。シンプルだが噛むほどに味わい深い。 この言葉、オリジナルはエリザベス・キューブラー・ロス…





「だけど本当にほしかったのはぬくもりなんですよ」日本人として目を背けてはいけない事実
知られざる戦争被害の一つの側面を見た。僕たちの祖先が被害者であると同時に加害者でもあったこと、日本人…





僕が野良犬に咬まれないといけない理由
宝くじに当たる人、詐欺にあって破産する人。裕福な家に生まれる子、ハンディキャップを背負って生まれる子…