いつもいつまでも少女の心を持つあなたへ

　少女小説と聞いて、吉屋信子を連想していた私は読み始めてこれはとんでもない本に出会ってしまったと確信…

本の話をできる親子っていいな

単なる書評本かと思い手に取ったら、池澤夏樹さんと娘の春菜さんの対談形式によるお二人のおすすめ作品のオ…

優しい余韻に包まれる

帯に小川洋子さんの推薦文があるなんて、読まない訳にはいかない。凛としながらも生と死を感じさせる物語は…

親しみを感じてしまう接客されてみたい書店員さんのエッセイ

千早茜さんのTwitterをフォローしていて新井見枝香さんに辿り着いた。書店員で現在はストリッパーも…

少女ではなく大人になった今、出会えた意味がある

女性が書いた女性のための物語。首に常にリボンを巻いている以外は平凡なある女性が最後にリボンを解いたそ…

初めての感覚、癖になる言葉遊び

初めての多和田葉子さん作品。するりと心に入り込んでくる言葉遊びの連続。これまでに読んできたどんな本に…

何気ない日常に潜む生と死の物語

「完璧な病室」 ラストは小川さんらしくてとても良かった。病室という閉ざされた空間で死に近付いていく…