存在論的、郵便的―ジャック・デリダについて



そもそも、僕あての郵便物ではなかった。 どうやら、誤配されたものだろう。 何かの有料会員向けの会報らしいが、郵便局に再配達を頼むか?
《25年後の『存在論的、郵便的』から『訂正可能性の哲学』へ──東浩紀氏とのディスカッション》のイベン…

本が好き! 1級
書評数:607 件
得票数:7950 票
#名刺代わりの小説10選
「ユリシーズ」/「百年の孤独」/「砂の女」/「苦海浄土」/エミール・アジャール「これからの一生」/「失われた時を求めて」/「城」/「ダロウェイ夫人」/「薔薇の名前」/アンドリッチ「ドリナの橋」
#短編を10作品選んで史上最高の短編集を作れ
◯目取真俊:「群蝶の木」
◯島崎藤村:「ある女の生涯」
◯深沢七郎:「楢山節考」
◯黒島伝治:「橇」
◯フロベール:「純な心」
◯ナボコフ:「ロシアに届かなかった手紙」
◯ カテリーナ・モートリチ:「天空の神秘の彼方に」
◯ チェーホフ:「六号室」
◯カフカ:「流刑地にて」
◯ゴーゴリ:「外套」
読書メーター:https://bookmeter.com/users/301241
蔵書は、ブクログで
https://booklog.jp/users/maigret
twitter:https://twitter.com/munounohito1991



そもそも、僕あての郵便物ではなかった。 どうやら、誤配されたものだろう。 何かの有料会員向けの会報らしいが、郵便局に再配達を頼むか?
《25年後の『存在論的、郵便的』から『訂正可能性の哲学』へ──東浩紀氏とのディスカッション》のイベン…



帯には【〈超難解〉思想が、わかる!】とある。また、裏表紙には【これまでになく平易に解説。】とある。 正直、「サルでもわかる」ような本が欲しいのだが。 読み終わっても、依然として分からない。
帯には【〈超難解〉思想が、わかる!】とある。また、裏表紙には【これまでになく平易に解説。】とある。 …



NHKの「100分de名著」を観て、面白そうだったので読んでみた。
NHKの「100分de名著」を観て、面白そうだったので読んでみた。 連日、ウクライナにおけるロシア…



早くも序において、すこぶる刺激的な言葉と出会ったが、読み進んでみるとそこまで面白くない。 まあ、そもそも学術書なのだから、小説のようにはいかないだろうが。
早くも序において、すこぶる刺激的な言葉と出会ったが、読み進んでみるとそこまで面白くない。 おそらく…




この書物は、未完の断章形式であるということそのものによって、永く生き延びるのではないだろうか。 断章であるが故に、その一つ一つが、様々な角度からの光線に、いつまでも七色に煌めいているのではないだろうか?
ベンヤミン『パサージュ論』の最終巻だが、そもそも未完の書物なので完結編という訳ではない。 だが、こ…




私がパサージュ論で行おうとしているのも根源の探究である。つまり私は、パリのパサージュのさまざまな形成過程と変容の根源を、(略)経済的なさまざまな事実(略)のなかで捉えるのだ。(本書)
スティーブン・ミルハウザーの『バーナム博物館』に収められた同名の短編小説をニール・バーガー監督が映画…


訳者の欄に蓮実重彦の名前を見つけたときから、本書は僕には理解し難いのではないかと予想していたが、案の定取り付く島もない感じだった。
訳者の欄に蓮実重彦の名前を見つけたときから、本書は僕には理解し難いのではないかと予想していたが、案の…




パサージュ論は、遊歩者にとってそれ自体一つのパサージュであり、ガス灯の下に様々な夢想が陳列され、群衆がいかがわしい陰謀をささやき交わすそこは、ボードレール、ポー、バルザックへと通じてもいるのだ。
軽い鬱状態のため二週間ほど本が読めなかった。 車で言えばエンストだろうが、まあ、♫〜サーカスにはピ…




《「同じころ、彼は、人間が孤独を好む動物だとすれば、孤独を好む者とは、群衆の人だということを次第に悟るようになる。》(本書)
ベンヤミン『パサージュ論』とのそもそもの出会いは、笠井潔の『群衆の悪魔―デュパン第四の事件』だ。 …





後半を読んでいたとき、突然、ひとつの言葉が蘇った。 プリーモ・レーヴィ『休戦』の中の《「いつも戦争だ。」》という言葉だ。
「戦争は女の顔をしていない」と、アレクシエーヴィチは言う。 それでは、それはどんな顔をしていたのだ…




《あるものは再創造と断片だ あるものは断片と断片のなかの断片だ あるものは破片と破片のなかの破片》 (田村隆一「言葉のない世界」より。)
ベンヤミン(1892年〜1940年)は、ドイツの文芸批評家、哲学者、思想家、翻訳家、社会批評家。 …



ゼウスは、かの犬神佐兵衛翁にしか見えないし、神々は、せいぜい代議士先生かマフィアのボスにしか見えない。
正直、あまり面白くなかった。 ゼウスは、かの犬神佐兵衛翁にしか見えないし、神々は、せいぜい代議士先…




必ずしも宇宙を舞台としなくても、スケールの大きいSFは書けるのだ。
第一部「厄災の年」で描かれる謎の「核酸兵器」MM ー88が引き起こす地獄もリアルだが、第二部「復活の…



まるで、冷めきったさつまいもの天ぷらのようだ。口の中の水分を全部持っていかれてしまった。
まるで、冷めきったさつまいもの天ぷらのようだ。口の中の水分を全部持っていかれてしまった。 文意は分…



残念ながらピンと来なかった。
残念ながらピンと来なかった。 もちろん、残念なのは僕の理解力の方だろうが。 読めども読めども近づ…




昨年の12月に、フーコー「性の歴史」の第4巻「肉の告白」が出たので、大分前に読んだ第1巻からもう一度読んでみることとし、そのウォーミングアップのつもりで本書を手に取った。
僕が学生時代から読もうとして、怠惰ゆえに今までほとんど読まずに過ごしてきた本、それがフーコー、ドゥル…



《他者の自由のために立ち上がらないということは、自分の自由をみずから断念することを意味する》(本書より)
1989年4月、改革派だった胡耀邦元総書記の死をきっかけに中国で民主化運動が発生する。 天安門事件…





何故、全国で唯一、福島県三春町のみが全町民に安定ヨウ素剤を配布、服用させることができ、 たのか
何故、全国で唯一、福島県三春町のみが全町民に安定ヨウ素剤を配布、服用させることができ、 何故、国は…





国策の上にあぐらをかく原子力ムラの人々の傲慢さを、元東電社員の証言が、余すところなく伝えている。
国策の上にあぐらをかく原子力ムラの人々の傲慢さを、元東電社員の証言が、余すところなく伝えている。 …





原発の80km圏内に住む全ての人に読んで欲しい。
この本は、できることなら、原発の80km圏内(米国が圏内居住米国人の退避勧告を出したエリア)に住む全…