遥かな夏の日 (22世紀アート)

何度読んでも心に響きます。
それはこの作品で表現されている少年時代特有の不器用さ、未熟さ、まっすぐさ、ゆえの後悔などが、少なから…

本が好き! 4級
書評数:80 件
得票数:116 票
みんなを幸せにする出版社です!

何度読んでも心に響きます。
それはこの作品で表現されている少年時代特有の不器用さ、未熟さ、まっすぐさ、ゆえの後悔などが、少なから…

元在スイス大使である著者が、人類の進歩と衰退について、経済至上主義について、文明の根本について、現代社会が抱える問題について策を論じた一冊です。未来を生きる若者におすすめします。

戦前・戦中・戦後と三つの時代を乗り越えた著者が人生を振り返り、生涯の伴侶として人生の大半を過ごした最愛の妻への恋文と言ってもいいご本です。
時代の変化に翻弄されながらもひたむきに歩んだ昭和20年代を軽快なタッチで描いています。

資金面で老後が不安な方は是非読んで頂きたい一冊です。
リバースモーゲージ、聞きなれない言葉ですがそんなに難しい制度ではありません。老後の資金面の対策はいく…

徹底した健康管理のもと、現在でも山登りやハイキングを欠かさない著者。
自然や植物を愛でながら散策した数々の作品が心の琴線に触れることを願ってやみません。俳句、短歌、詩、随…

まずここまで真剣に空手道を極めようとした男と人生があったこと、
そして確かに、その理論と実践が今までの空手を凌駕していること、にです。 特に、山篭りから武道空手道…

“幻の鳥”と呼ばれ、ニッポニア・ニッポンの学名をもつトキ。
昭和のはじめに佐渡で発見されて以来、1度は絶滅寸前の悲運に遭うが、自然と人間のむごい仕打ちを嘆く人々…

とても優しい文章は自然公園の木陰でシートをを広げながら、安らかな時間を過ごしているような感覚に誘われます。
俳句の魅力はもちろんですが、著者の身に降りかかる大小の出来事から私たち読者は様々な追体験を可能にしま…

未だに謎の多い邪馬台国。所在地についても確定していません。
まず驚かされるのは、石川氏の調査力の凄まじさ。中国古典を始めとして多くの資料を基に、論を進めています…

日本の将来を明るくするためには生産性の向上しかないという。
デービッド・アトキンソン氏の著作にも同様のことが書いてありました。 昨今どの会社、企業、病院でも「…

子どもたちの行動の理由と、子どもの世界に立った具体的な関わり(治療)を明らかにした本だと思います。
私たちが自由に言葉を使い、過去から未来に時間が流れていることを認識し、怪我をしたら痛いと感じる身体の…

柔道小説の最高峰。物語として面白いだけでなく、本作の最大の特徴は、作者が柔道体験者ということもあり、読むと実際に強くなれるところです。
投げの形、入り方などキレイで、現実離れした必殺技などなく、見ていてストレスになりませんし、参考になる…

著者は青少年向けの図書を中心とした芸術や文学、参考図書などの蔵書の充実のため、. 昭和 51 年から長年にわたり、本の寄贈をするなど、日本の未来を担う若人に力を注いでいる方です。
それのみならず実業家の視点もあわせもっているため新鮮な価値観を届けてくれる良書です。

ローマ法王に謁見したり、異郷の人としてヨーロッパ各地を巡り、帰国後はキリスト教布教の道に進みながらも、後に棄教して仏教・キリスト教の双方から迫害された波乱万丈な人物です。
読者に対して、ただ自身の導き出した答えを教えるのではなく、ヒントを読者に与えながら、読者にも一緒に考…

都心に住んでいると四季の移り変わりに無頓着になってきますが、この本を読んで三ヶ根山の自然の美しさに感動しています。
読んでいるだけで風や匂いや太陽を肌で感じるような臨場感があります。実際に行くことをおすすめしますが、…

マネキンの前を通る度にこの本を思い出すようになりました。
心なしか私に微笑みかけてくれているような気になります。失われたものに対する芸術家の責任、真剣に取り組…

レーザーに少しでも関わる人は、この本を読んで損することはありません。
まさに教科書の手本のようです。入門書なので、数式ばかりでなく言葉でも丁寧に説明されています。とっても…

理不尽にもハンセン病に罹患し、「当たり前の日常」を奪われてしまった絶望と悲しみを表現し続けた歌人・明石海人。本書から多くの感情を味わっていただきたいと思います。

「日本人論」を改めて見つめ直す機会を与えてくれる一冊です。精神分析の分野から、「沖縄文化」や「天皇制」といった「日本文化」を再発見します。

読む人を選ばない、優しく個性的な登場人物が織りなす心温まるエピソード。著者の思いが詰まっています。