生命海流 GALAPAGOS





ピュシス(自然、生命の実相)の現場で、嬉しさに身悶える福岡ハカセ
あこがれのガラパゴス諸島を探訪して、身も心もとろけるようなシアワセに浸っている生物学者・福岡ハカセ。…

本が好き! 1級
書評数:197 件
得票数:1820 票
読書、囲碁、酒、絵、演歌が好きな古希越え老人。呆けた天狗=呆け天(ぼけてん)。





ピュシス(自然、生命の実相)の現場で、嬉しさに身悶える福岡ハカセ
あこがれのガラパゴス諸島を探訪して、身も心もとろけるようなシアワセに浸っている生物学者・福岡ハカセ。…





パンデミックが問う「医療が無料であること」の大切さ(三砂ちづる)
内田樹が編むアンソロジーの7冊目。 中学生・高校生を読者対象として、コロナ禍のあとの社会がどうなっ…





「躁鬱病」は病気ではない、体質にすぎない。 世界人口の1%弱の少数民族=躁鬱人からの人権宣言。
31歳で「躁鬱病」と診断され、「一生治らない病気」と告げられた著者が、10年近い思索と試行の末にたど…





ディスレクシア(識字障害)を公表した柳家花緑。 発達障害で苦しむ子どもたちを励まして大活躍。
5代目・柳家小さん(人間国宝)の孫にして、若い時から人気落語家・真打として活躍してきた柳家花緑は、4…





圧巻、淀川長治の『太陽がいっぱい』解読。 「どうしてそう幼稚なの」と沢木にかます。
沢木耕太郎の対談シリーズ全4巻の第1冊。 ドキュメンタリー作家としての沢木は、いうまでもなくインタ…





反体制、アンチ権力、アンチ中央が落合の体質(武田美穂)
詩人ねじめ正一が「プロ野球界よ、われわれ野球ファンに落合監督を見させてくれ」とまるまる一冊かけて懇願…





「もっと太ればホームランをたくさん打てるんじゃない?」(落合信子)
落合博満が、プロ野球選手としての食に関する考え方、実践を語った本です。 スタジオジブリが発行する月…





老人性うつ病と認知症の合併からの脱出。 そんなことが可能なんだという、希望の書。
森村誠一は2015年に老人性うつ病と認知症の合併が疑われると診断された。闘病中に、体重が30キロ台ま…





吾が亭主は大バカヤローのコンコンチキである
「夫を送る」の章の書き出しはつぎのとおりです。 「バカ、バカ、バカ、バカ、バカ、と何度繰り返しても…





「自由になろう!」という、日本の若者へのさわやかなメッセージ。 「老子とAI」それが世界を変えると、オードリー・タンは言う。
台湾のデジタル担当大臣にして次世代の世界的カリスマであるオードリー・タンが、日本の若者にむけて「もっ…





売れないお笑い芸人と上品な大家さんの、ほのぼのとした交流。 貧乏な絵本作家の父は「子供が描く絵が一番面白い」と太郎を育てた。
『小説新潮』2016年4月号から約1年連載された矢部太郎のマンガ『大家さんと僕』は、売れないお笑い芸…





歴史学は死んだと、気鋭の歴史学者が叫んでいる。
「すべては無駄であった」が、まえがきの1行目。 「『学問として』歴史をやる意義はない」というのが、…





55年前の神保町、「ガロ編集室」周辺の熱気。 ナマイキな中学生や高校生のイキイキとした姿。
1966年から1971年という、漫画雑誌『ガロ』がもっとも熱かった時代に、編集の中心にいた人の回想録…





あまりにも不思議なウナギの生態。 「父と子」というサブテーマをからめて描く。
ウェーデンのジャーナリストが、ウナギの生態に関する科学史的なレポートと、貧しくつつましかった少年時代…





とりあえず100年間は憲法を変えるな
改憲とか護憲とかいう論議そのものが憲法を侮辱している。とりあえず100年間は変えるな、手をつけるなと…





4歳でカメルーンから日本にやってきた少年の成長をマンガで描く。 黒人は足が速い、外国人は英語を話すという思い込み、やめてくれ。
アフリカでマンドリルの研究をしていた日本人青年が、カメルーンで運命の女性と出会い結婚を決意した。その…





おだやかに説かれる、食のコモン論。
縁食(えんしょく)は藤原の造語。孤食(個食)=悪、共食(一家だんらんの食卓、学校給食)=善、という議…





コロナ禍に、クスリと笑える贈りもの
奥田英朗の、オカルト風味の短編集です。 この作家がオカルトがらみのものを書いたのは、たぶんこれが初…





手榴弾一個ばかりの命にて 語れぬ日々を兵士は生きたり
『ベルサイユのばら』の作者にして、47歳からはオペラ歌手。それだけでもかなり破天荒な人生ですが、こん…





「利他」より先に「自利」を満たすことが大切
著者・玉置妙憂(たまおきみょうゆう)は、現役の看護師であり、高野山真言宗で修行した僧侶でもある。その…