骨と墓の考古学 大都市江戸の生活と病
死体はいったい誰のもの?
人骨も、近年のものなら物騒だが、古いほど、興味深くなる。 著者は、発掘現場から掘り出された骨を基に…
本が好き! 2級
書評数:22 件
得票数:262 票
書評などというほどのものではなく、覚書として書いています。
一期一会の印象や、自分の検索用です。
死体はいったい誰のもの?
人骨も、近年のものなら物騒だが、古いほど、興味深くなる。 著者は、発掘現場から掘り出された骨を基に…
アニメーション新時代へ
小さいころ、アニメは必ず夜の7時から8時まで放送され、その中から何を見るのか楽しみだった人も多いと思…
翻弄されそうになっても、踏みとどまる力
映画で話題になっていたものの、読み始めるのに躊躇したのは、この題名のせいだ。 「世界の片隅」とは、…
日本語という世界の広がり
現代文は読めても、古典は不得意だった。同じ日本語なのに、いや、だからこそ、遠い感じがする。 どうし…
わたしはわたしでしかないのは当然なのだけれども、それでも自分に迷うことがあるときに
こんな本を手に取る時点で、何を悩んでいるのか、と心配してくる向きが増えそうである。 ただ、以前…
科学はその受け皿があってこそ、吸収されていく
近年、見直しが進んでいる、江戸期について、その科学に光を当てています。 もちろん、洋学の後を追う形…
「ニンゲンだもの」の解明!
恐ろしい発売日が記されているが、手元の本によると発行日は2010/12/20である。 こうした科学…
この世で一番興味深い動物の行動について(一般)
表紙とタイトルから、様々な動物の行動に関するQ&Aかと思いきや、内容は、ほぼ人間、しかも男女関係が主…
声は体を表す から、気を付けて使おう
日本人の多くが「嫌い」という自分の声。 もちろんわたしもご多分に漏れず、あまり好きではない。きっと…
実は、時間はあるのに見えていないだけ
表紙だけ見ると、亀◎君に似ているなあ、などと思いながら、どうやって、仕事と読書とジム通いと執筆とを成…
起こるべくして起こることの多くに、人々の積み上げた習慣や努力があるのだと、そして、それを特徴や文化というのだとわかる
雨にも負けず、 風にも負けず、 夏や冬などものともせず、 地震にも負けず、 噴火にも負けず、…
世界は複雑系で、わかりづらいことが多くて、単純なわたしには難解すぎるけれど、それでも、周りの自然が減って寂しく思う。
「生物多様性」という言葉における欺瞞を暴くのが本書の目的なのだろう。 そもそも、この語は、「生物学…
愛人にするなら、どの男?
歴史から見て行けば、イイ男なんて、星の数ほどいる。 そして、塩野氏は、そんなイイ男たちを「主人公タ…
はるか遠い国の近しい物語
家族の中には、様々な関係性がいくつも存在する。 自身が幼いほど、親は、絶対的な権威で、上下関係…
フツウの男を連れてこい
前作「男たちへ」を読んでから数年がたった。 文庫化に際し、続きを読んでみる。 塩野姉さまのいうイ…
この表紙だから、女の子のコイバナ、せめて、男女のコイバナ短編集だと思っていたら、主人公は男ばっかりじゃん! しかも、浮気男に抜け駆け男、イタリア男(偏見)みたいに口説く男、スケベな男ばっかり!
どう語っても、ネタバレする気しかしない。 だから、チェックして開き直るかというと、それはしない。 …
「相棒」も、「おみやさん」も、「踊る大捜査線」も、みんなこの組織の一員です。
「おはようございます」と、おまわりさんにあいさつする。駅に行くと、立っている。 家に電話がかかって…
「論文とは、世界へのラブレターである」というのが、本書を読んでの結論
ご多分に漏れず(?)大学の卒業論文を書いたのが、わたしの唯一の論文といっていいだろう。書いていた時は…
悲しい生き物、それは……
子供向けの「ざんねんないきもの事典」「しくじり動物」「せつない動物図鑑」など、人間の視点から動物を見…
西洋絵画のあれやこれや
「名画は嘘をつく」の第3弾。初めて副題がつき、「名画の本音」とされていますが、むしろ、以前の方が「え…