抗がん剤を使わなかった夫 ~すい臓がんと歩んだ最期の日記~ (書籍)



治療をしないという選択
著者の夫君:叶井俊太郎氏は膵臓がんの宣告を受ける。そして彼は治療を受けないという選択をした。 …

本が好き! 1級
書評数:369 件
得票数:5498 票
乱読で読みたい本はいっぱいあるのに、最近仕事が忙しく積ん読が増えているのが悩みの種。



治療をしないという選択
著者の夫君:叶井俊太郎氏は膵臓がんの宣告を受ける。そして彼は治療を受けないという選択をした。 …



弁護士は法律のプロであると共に言葉のプロだったのか!「言葉の力を信じなさい。言葉があるかぎり僕たちはつながれる」
あらすじは、 ”ある日事故に遭い、頚髄を損傷してしまったおしゃべりと食べることの大好きで優秀な営業…




私の中の開業医のイメージは「お金持ち」で「世襲」。でも本当に?開業医のリアルと本音が聞けます。
著者は、開業医の理想の姿として“ブラック・ジャックを思い描いたそうだ。 患者は岬の先端まで長い道を…





親では無く義父母という所にも悩みはある。
あまりにも赤裸々すぎて、他人の日記を盗み見ているようなそんな気持ちになってしまった。 「兄の終…



傷を抱えた人々が自分の治したい部分と同じ部分を触ると傷が癒えると言われている。古くて塗料もハゲかかっているカバの遊具。人呼んでリカバリー・カバヒコ。
誰もが抱えている悩みは、他人から見たら大したことないように見える。 急に成績不振になってしまっ…




そのれは「ただのゲーム」であり「この世で最高のゲーム」であり「頭脳の浪費に過ぎない」ものであり「一生を費やしても惜しくはない」らしい。チェスに魅了され人生を賭けた4人の物語。
第12回(2023年)ポプラ社小説新人賞を受賞したこの本。 物語もかなり熱いが、出版社のポプラ社の…





障がいという言葉との適切な距離を模索してきたajuさん。10年以上の歳月をかけて自分を見失わないで生きていくための距離感へと姿を変えた。そして今彼女は「障がいを生きない」
22歳の時に自閉症スペクトラムと診断されたajuさんと、大学の講義で出会った先生との10年を超える歩…




これは現代のおとぎ話?それだっていいじゃないか。家族の形も色々あったっていいじゃ無いか。
本屋大賞を取っているし、かなりの期待を持って読み始めたのだが冒頭の数ページを読んで「ん?これはラノベ…




認知症世界を知るために歩くことは、自分の未来を知ること。
何冊か認知症関連の本を読んで、今まで自分が無知が故に間違った目で見ていたことに気づいた。 私は…




これはてんかんの持病のある少女の話なのだが、「文化とは何か」を考えさせられる本です。
モン族の少女リアが生後3ヶ月を迎えたころ、姉のヤーが、家のアパートの玄関ドアをバタンと閉めた。その直…



老いることに意味はあるのか?老人性ウツと戦って克服した著者が老人の生き方を考える。
ダンディーで今でも新しい本を出している著者が、老人性ウツと3年も戦ってきたとは…。 日々言葉と戦う…




”「どのような死を迎えるか」がどのように生きたかと密接に関わってくる” 多様化した女性の生き方の変化が、死に方にも変化をもたらす…
”はじめに”の文章。 ひと昔前まで当たり前とされた女性の生き方が多様化し、生涯にわたり仕事を続け…





現代の医学は統計に基づくエビデンスから導かれる情報化されたものだそうだ。自分の身体の声を聞き医療システムと距離を取ってきた養老先生が大病をして感じたこと
私も病院は嫌いだ。 でも高血圧で定期通院している。 それはスポーツジムに通うため。 服薬しない…




「うつ病は必ず治る病気です」 精神科医である先崎プロの兄の言葉。 なんて心強い言葉だろう!
うつ病とうつに近い状態はまるで違うようだ。 自分の周囲にも完全に「うつ病」と診断された人もいれば「…




施設もホスピタリティで選ぶ時代になった?突然訪れる介護、そして施設選びのためのHow To 本。
介護は突然訪れる。 いや、本当は突然じゃ無い。 少しずつ、少しずつ、親は老いていく。 それを知らない…




「すべては救済のため。」 自らを擲って故国の女性のために奔走する医師の自叙伝。 その数奇な運命と強い意志に感動した。
豊富な資源を持つコンゴ共和国。 それを食いものにする先進国。 はびこる地域主義・部族主義。 宗…




ゴミ収集から見える人の暮らし。 なぜ、人はゴミを捨てるときに収集してくれる人のことを考えないのかなぁ。 暮らしていく上の基本なのに。
ツイッターで話題になったゴミ収集のつぶやきである。 私はツイッターの文章があまり好きではないのだが…





factfulness:事実に基づいて世界の現状を正しく見ること。今だからこそ、この本を読んで正しい理解をしたい。
時間がある今だからこそ、読みたい本と思う。 なかなか読み応えのある本だった。 まず初めに問題…




無目的、無制限、無計画。今の時代にこれを貫ける幸せ。
幼い頃からキリンが好きで、キリンの研究者になろうと思った著者が、数十頭のキリンを解剖し、大好きなキリ…



介護保険。本当に分からない制度なのだ。度重なる改正による混乱、家族の変化、離職率の高い介護労働。どれをとっても課題だらけ。どう制度改正すればより良くなるのだろう。
やはりこういう類いの新書は新しい版のものが好ましい、と思った。 2018年7月初版発刊。 本…