満州脱出―満州中央銀行幹部の体験





実際に修羅場を潜った人だからこその満洲脱出体験記
満州中央銀行に発行課長として務めていた著者が新京で終戦を向かえ、その後日本に戻る帰国するまでの出来事…
本が好き! 2級
書評数:19 件
得票数:171 票
学生のときは物理をやってました。現在、子育て、仕事に大忙しで読書量はめっきり減りましたが、これは!という本を紹介していこうと思います。





実際に修羅場を潜った人だからこその満洲脱出体験記
満州中央銀行に発行課長として務めていた著者が新京で終戦を向かえ、その後日本に戻る帰国するまでの出来事…

ぶれない水木しげる。我々の方がアホやないか?と自問させる本。
本書は水木氏が幼少期から漫画家として成功、最後に、戦時中に出兵していた南方へ数十年ぶりに再訪問する…





戦史には出てこない、歴史家にもかけない軍隊の裏話。
巷に出回っている帝国陸海軍に纏わる本は、戦記や軍の組織論などで一般兵士の日常生活を垣間見ることができ…





アメリカの軍事介入とは何かを考える上で必読と思います。
これまで複数のベトナム戦争関連の本を読んできたが、ベトナム、米国のそれぞれの戦争指導者達の視点に立っ…




急速に成長する新興国の歪みを理解し、日本がどうして行くべきかを考えるのに便利な本。
著者の本は老いてゆくアジアを読んで以来。この本では活力あり勢いがあるアジアのプラスの側面だけ取り上げ…




日本と変わらない少子高齢化社会となるアジア。日本はアジア諸国の見本となる社会を作ることができるか?
アジアの国々に行くと、良くも悪くも成熟しつつある日本の国内にはないパワフルさを感じる。中国には過去に…





処世術に長けた人が歴史を作る!!のか??
オランダ語で記された人体構造の本-ターヘル・アナトミア-を訳しそれを「解体新書」として世に出した杉田…





日中戦争を素人が理解する上で避けられない定番書!!
1985年出版の新書ということもあるのだろうか、昨今の新書のライトな文体とは異なり硬質な文体で日中戦…

戦争を異なる視点から切り込む労作
兵士に「笑い」を届けてことで慰問を行う「わらわし隊」の名称は、日本軍の航空隊が「荒鷲隊(あらわしたい…





男ってアホやな。。。
「私は、これから、あまり世間に友唯例がないだろうと思われる私達夫婦の間柄に就いて、出来るだけ正直に、…





日本の通史を読むなら教科書より一人の人が書いたものが断然面白い!!
日本研究の泰斗であるライシャワー博士の日本通史。全体の構成は、1/4で江戸までをざっと俯瞰し、残りで…




フィールズ賞受賞の小平先生の人柄が伝わるエッセー。
発売当初(2000年)に購入してから以来。 数学屋の数学はぜんぜん理解できなかったので、厳密な…





古い本だが、素人がイスラエルとパレスチナ問題の基本を理解するのに最良な本!!
約20年前の本。1988年までで話は終わっている。国際連合がエルサレムを首都と認めてない理由も恥ずか…





シベリア抑留をソ連史として見つめ直す。アジア・太平洋賞 特別賞受賞作!!
本書は「シベリア抑留」に関する話にある飢我、極寒と言った劣悪な環境化で生き延びた体験談を集めたもので…




天才とは変人である!!
竜巻の規模を表す指標として使われているFスケール(多少の修正が加わってEFスケールとも言われること…




今、本当に必要な能力では??
私たちにとって、わけの分からないことや、手の下しようがない状況は、不快です。早々に解答を捻り出すか、…

人の気持ちを読むのは不可能だ。
物語は主人公-菊谷-は無期懲役で服役していたが、服務成績優秀のため仮釈放された。 菊谷は元高校…





ヘタに英雄視にせず公平な視点で彼の人物像に迫る!
チェ・ゲバラ(以下、チェ)。名前は知っていたし、顔もあの有名な写真-5章最初に掲載-もポスター、Tシ…

定年男子の様子が垣間見れる!さっ、会社に入り浸る人よ、考えよう!
定年後の話で巷で飛び交う話題は年金などの老後の生活費に纏わるものがほとんどだ。しかし、本書によると、…