大英帝国という経験 (興亡の世界史)




  

複雑さと矛盾とをそのままかかえて大きくなった大英帝国をどう描くか。
現在のイギリスは、人口や領土の規模などを考えた場合、「大国」とはいえないかもしれない。しかし、大英…

					本が好き! 1級
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 学生時代は書評誌に関わってました。今世紀に入り、当初はBK1(現在honto)、その後、TRCブックポータルでレビューを掲載してました。同サイト閉鎖から、こちらに投稿するようになりました。
 ニックネームは書評用のものでずっと使ってます。
 サイトの高・多機能ぶりに対応できておらず、書き・読み程度ですが、私の文章がきっかけとなって、本そのものを手にとってもらえれば、うれしいという気持ちは変わりません。 特定分野に偏らないよう、できるだけ多様な書を少しずつでも紹介していければと考えています。
 プロフィール画像は大昔にバイト先で書いてもらったものです。




  

複雑さと矛盾とをそのままかかえて大きくなった大英帝国をどう描くか。
現在のイギリスは、人口や領土の規模などを考えた場合、「大国」とはいえないかもしれない。しかし、大英…




  

「十字軍」~日本語訳を含めて、歴史上、1、2を争うネーミングの良さではないだろうか。極東においてもイメージはさほど悪くはない。それだけに、歴史を多面的に学ぶ必要性を感じさせる存在でもある。
以前に、知り合いが「とてもおもしろかった」と感想をもらしていたことを多少おぼえていたものの、多少古…



  

タブノキという謎の木と、木の謎
法政大学出版局の定番シリーズ〈ものと人間の文化史〉の1冊。よくある図鑑や百科事典ではなく、「一つの…




  

古事記の大胆な再生を歓迎。
2012年は「古事記」編纂1300年ということで、出版界もちょっとは活気づいただろうか。その関連出…




  

世界史と世界システム論のよき入門書として
「なぜ、イギリス人は紅茶に砂糖を入れて、チョコレート等の甘いものを食べるのか?」という問いに、どの…




  

だいたい「東インド」とはどこなのか? インド東部か、インドよりも東なのか?
「興亡の世界史」シリーズの特徴のひとつに、「現在ある国家」の枠組みにとらわれない世界史の記述がある…




  

ラ、ラ、ランド研究所 (ちょっと使ってみたかっただけです。書評の内容とは無関係です)
正直に告白すると、本書を読むまではランド研究所について「秘密裏に戦争関連の研究をする所」という極め…