ニーベルンゲンの歌〈前編〉

滅びゆく運命の叙事詩
壮大なる叙事詩ですが、現代でもその話の運びと結末が人を惹きつける。 ドイツという国が無くなるとして…

本が好き! 1級
書評数:2048 件
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好きなジャンルは歴史、幻想、SF、科学です。あまり読まないのは恋愛物と流行り物。興味がないのはハウツー本と経済書。読んだ本を自分の好みというフィルターにかけて紹介していきますので、どうぞよろしくお願いします。

滅びゆく運命の叙事詩
壮大なる叙事詩ですが、現代でもその話の運びと結末が人を惹きつける。 ドイツという国が無くなるとして…

ネコ最強説を証明する本
ヤフーニュースでナショジオのブランド力とネコというテーマで、本書が専門ムック本としては異例のヒットと…

2024年を振り返って
2024年は全部で299冊の本を読みました。 4月5月の自分は何をしていたんだろうと記憶を探るも、…

自分自身を殺す男の話
世界各国の幻想小説を集めたバベルの図書館の最後を締めくくるのは、フィレンツェ生まれのイタリア人小説家…

自然と幾何学の融合の本
ケルト人は洞察力に富んだ秦の哲学者で、自然を生ある存在であるとみなし象徴的な言語で書かれた壮大な書物…

恋の始まりと恋の行方の話
表では黒曜宮を中心にしたアキレウス帝即位30年の祝祭、裏ではそのアキレウス帝の命を狙った陰謀の解明が…

夏目漱石にまつわる古書の話
鎌倉有数の資産家によるガーデンパーティーで始まります。 主催者の資産家は過去にビブリア古書堂と付き…

生と死を司るものの話
水の都ヴェヌスを舞台にした物語の最終章です。 ヴェヌスは水没した幻の都市となっており、水底のドーム…

最高のプレゼントの話
クリスマスにまつわるホームズのパスティーシュアンソロジーの第二弾です。 表題作となる「四人目の賢者…

家族の確執と殺人の話
クリスマスを友人と過ごしていたポワロですが、その友人がミドルシャー州の警察部長ジョンスン大佐だったこ…

人生への忠告を集めた本
ことわざは何個か思い浮かぶけど、人生を豊かにするような箴言は何だろうと思って読んでみました。 多く…

クリスマスでも忙しい探偵の話
クリスマスにまつわるホームズのパスティーシュを集めたアンソロジーです。 クリスマスといえども家族に…

陰謀の絵図と告発の話
サイロンの黒曜宮を舞台にした陰謀もクライマックスを迎える。 皇帝アキレウスの即位三十周年を祝い、シ…

小さな社会に潜む闇の話
七世紀のアイルランドを舞台にした物語があると知り、さっそく読んでみました。 修道女のフィデルマは二…

怪物と竜を倒した英雄の話
本作は八世紀ごろに作られたとされる古英語の英雄叙事詩によるものだそうです。 古英語独自の文法や修辞…

世界を巡るスパイスの本
スパイス貿易による海運業で栄えた三つの都の栄枯衰勢をたどった本です。 著者のマイケル・クロンドルは…

神々と巨人の神話の本
北欧神話の神々はオーディンやトールのように曜日の由来となっている神様もいるし、世界樹ユグドラシルやル…

冷酷さを弄ぶ作家による話
リラダン伯爵はマルタ騎士団の団長の末裔という名門に産まれたが、貴族でありながら極貧の生活を送りパリの…

刻まれたルーン文字が語る本
ルーン文字は古代の呪術文字として知られているが、実用的な用途にも使われていた。 木に彫りやすいよう…

愛と復讐で揺れる心の話
グインが表紙になっている通り、ノスフェラスからサイロンへと話が戻ってきました。 どうやらケイロニア…