1100日間の葛藤 新型コロナ・パンデミック、専門家たちの記録





情報社会の中で未知の敵と対峙した彼らの苦悩と葛藤
変化が激しく予測が難しい世界をVUCAと呼んで久しい。ビジネスの最前線にいる人はVUCAの実態に触れ…

本が好き! 1級
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山口での単身赴任を終え大阪に戻りました。これからは通勤時間を使っての読書が中心になります。





情報社会の中で未知の敵と対峙した彼らの苦悩と葛藤
変化が激しく予測が難しい世界をVUCAと呼んで久しい。ビジネスの最前線にいる人はVUCAの実態に触れ…





『人見れども見ざれども、我は咲くなり』の境地に立つまでの修練
今村鯉三郎範士は、第二次世界大戦の兵役中に弓道と出会い、終戦後本格的に修練の道に入られた。蒔田隆之介…




脳は前頭葉から老いてゆく。それは意欲や感情の減退を意味する。
20歳代の若者の脳と比べた時、平均77歳の脳神経細胞の減少度合い(脳の萎縮)が冒頭で示されている。そ…




生き物が生まれるのは偶然、死ぬのは必然。死ぬことの意味を問う。
『25メートルプールにバラバラに分解した腕時計の部品を沈め、ぐるぐるかき混ぜていたら自然に腕時計が…





目の見えない人たちが生み出す途轍もない価値
人が得る情報の八割から九割は視覚に由来すると言われている。目の見えない人は残りの一割から二割で世界を…





一世一代の大勝負に挑む零細企業 vs. 50年の実績を積んできた大手メーカー。勝つのはどっちだ。
お決まりの勧善懲悪そして逆転劇での大団円。分かっていながらものめり込んで読んでしまう至極のエンターテ…

科学は驚きに満ちている。科学の面白さは、予想通りの結果にならないところにある。
単行本は2011年刊行。まさにノーベル賞前夜での山中先生の姿を知ることができる。先生は講演会やシンポ…





愉快なファシズム。それがラジオ体操。「新しい朝が来た、そーれ、イチ、ニ、サン」
この10月から職場の朝一番の体操が、自社オリジナルの体操から万民が知っている「ラジオ体操」に変更にな…




人はドラマティックが大好き。だから災害や貧困のニュースに心を痛める。でも、ちょっと待って。それって、世の中のすべてなの?
この本の冒頭に13問のクイズが載せられている。読者は、まずこの13問に取り組み、正解と自分の解答のギ…




会社の中での上司が部下に接する時の心構え、学校での先生と生徒の関係、夫婦の間でのあれこれ等々、すべての人間関係の根底に流れているものを捉える。
河合隼雄先生による四天王寺カウンセリング講座の講演録。 「女性」「芸術」「禅仏教」「日本中世の…





You don't Reach a Target...a Target Reaches You. This is "正射必中".
ゴディバ・ジャパンの社長である著者が語るビジネスを成功に導く方法論。シュシャン氏は29歳の時に弓道を…




人生100歳の時代。まだまだ先は長い。社会とのつながりを維持しながら、人生をエンジョイするためには?
戦前の日本人の寿命は平均で50~60歳。70歳まで生きると「長寿!」とされていました。ところが、今や…





イメージでしか理解でないものを人に伝える、すなわち言語化や数式化のためには、科学者と言えども美的感受性と文学的なセンスが必要だ。
福岡伸一先生の対談集。相手は、内田樹、川上弘美、朝吹真理子、養老孟司の4人。「動的平衡」をキーワード…




聴くことの重要性を実感。結構気合い入れて取り組まないと身につかないな。
コミュニケーションではとかく話すことに重点をおきがちですね。どうやって自分の主張を相手に伝えるか?興…




気さくな雰囲気の大平先生と、イケイケ風の倉田さんの取り合わせが良い。たのしく心の世界に触れることができる一冊でした。
精神科医の大平先生と「だめんず・うぉ~か~」の倉田真由美さんの対談集。 ■ 心のストレスとそ…




医薬の発見の有無が飛躍的な寿命の伸びを左右し、人類の歴史を大きく変える
人類の歴史は病との戦いの歴史でもある。特に感染症は人類の平均寿命を直接左右するが故に医薬の発見が飛躍…




まだまだ寛容な世の中で、一見無駄とも思えるアホな経験が筆者の人間構築に重要な位置を占めていることがよく分かる。
「白い巨塔」の舞台となった大阪大学医学部で過ごした作者自身の青春日記。いまから三十数年前ということで…



平気で嘘をつき、罪悪感ゼロ、他への共感もない。そんなサイコパスの実態を脳科学から迫っていく。
■ 外見や語りが過剰に魅力的でナルシスティック ■ 恐怖や不安、緊張を感じにくく、大舞台でも堂々と…




人間は、生きる意味を求めて問いを発するのではなく、人生からの問いに答えなくてはならない。
「夜と霧」の筆者V.E.フランクルが現代に生きる我々にむけた人生指南。 今日の社会は物質的な豊…




言葉にならないものを「ある」と認め、それを伝え、自ら習得していくということ。
古武術というものが世間で認知され出したのは10年以上前のこと、古武術特有の「うねらない」「捻じらない…