ショパンに飽きたら、ミステリー



クラシックとミステリー、その相性はレベチ。
青柳さんの著書は「モノ書きピアニストはお尻が痛い」が初読だったと思う。この方はピアニストにしてドビュ…

本が好き! 1級
書評数:1375 件
得票数:25245 票
読む本の傾向は、女子系だと言われたことがあります。シャーロッキアン、アヤツジスト、北村カオリスタ。シェイクスピア、川端康成、宮沢賢治に最近ちょっと泉鏡花。アート、クラシック、ミステリ、宇宙もの、神代・飛鳥奈良万葉・平安ときて源氏物語、スポーツもの、ちょいホラーを読みます。海外の名作をもう少し読むこと。いまの密かな目標です。



クラシックとミステリー、その相性はレベチ。
青柳さんの著書は「モノ書きピアニストはお尻が痛い」が初読だったと思う。この方はピアニストにしてドビュ…




なんつっても謎が魅力的。密室トリック。「フランスのカー」だそうだ。
こちらの書評で読みたくなって借りてきた。古典の香りがする文調。複数の謎と人間関係が錯綜し、長くなりそ…



善と悪とは必ずしも噛み合うものではない。
イタリアの作家、イタロ・カルヴィーノは、友人の書評コラムで知り「不在の騎士」を読んだ。今回も設定が愉…




迫力のある読み物だった。伊勢英子の絵は何かを宿している。
こちらの献本で、大学生のためのテキストだという「ベーシック 絵本入門」をいただいた。とても興味深い本…



壮大なテーマ。ピカソパートはめっちゃGOOD。2016年上半期直木賞候補作。少々率直な書評にしたく思う。
*過去書評です。最近NHKでゲルニカの映像を現地から生中継、という番組を観ました。現地から動かせない…




いやーこれは・・いいねえー。もと美術館員の原田マハ、「楽園のカンヴァス」に続く絵画もの。
★過去書評です。2016年くらい。 マティス、ドガ、セザンヌ、モネといった巨匠の一部の姿を、側…



今回も特盛り。出雲、神話、南北朝、戦争。
映画にしても長いだろうな、と思う展開。専門的な知識に怪しさ、アクション、絶体絶命の危機などいっぱい。…



何が「幽霊」なのか。時代の、ゴースト。
ムンクの画集を見ていて、「幽霊」の一場面を描いた作品があったから読んでみたくなった。同じノルウェー出…



不思議な話、怪異は歴史に行き着く。単純におもしろい。
タイトルの通り、大阪、市内やその近郊から日本猿と高級住宅街で有名な箕面市や八尾市、星降る街交野市など…



キャラ多め。ドグラ・マグラ読もうか・・ちょっとビビるなあ。
栞子の母親・智恵子とも親しかったという愛書家の杉尾康明が亡くなった。離婚した元妻・佳穂のところに高校…



うーん、幻想、不条理、わけわかんない笑 のびやかな感覚は伝わる。
先日再読した「ビブリア古書堂の事件手帖」にブローディガン「愛のゆくえ」の紹介があって、図書館で気にな…



良き時代感とキャラのかわいらしさ
こちらで書評を見かけて興味を持った。1957年、「猫は知っていた」で第3回江戸川乱歩賞を取り、日本の…




「ブラックジャック」の謎バンザーイっ^_^
栞に手塚治虫記念館のチケット。火の鳥の絵柄。 先日「ばるぼら」を読み、そういえば栞子さんに手塚…




平城京時代のクライマックスの1つ、大仏建立と光明皇后の姿。時代ファンとして楽しめた。
いつも飛鳥・奈良時代の本を探している。特に光明皇后は興味の焦点。著者さんは大学で主に平安時代の古典研…



うむむ。男女の微妙な距離感と悲劇。
ドストエフスキーとトルストイは読んだことがない。図書館で目に入ったので借りてみた。ある意味対照的な2…




言語が著者の重要なモチーフなのかと。大きくて意外な発見だった。興味をかきたてられる。
献本でいただいた「日本文学の見取り図」に多和田葉子が取り上げてあり、この作品が詳しめに紹介してあった…



最後におわっっ、となる短編。ゴシックホラーの代表作 。
読むきっかけは、「100分de名著」が今月ポー特集で、次回この「アッシャー家の崩壊」を取り上げるから…




やばい、とひと目で即買い。ホームズ物語に建築は深く関わっている。
シャーロッキアンと建築家が、ホームズシリーズの舞台となる建築物を紹介、絵や図を想像で描き、やや専門的…




読みながら作家・作品の流れと相似点、相違点に感応する。ふくらみを実感した。
前半は日本文学で表現されてきた概念、モチーフについてジャンル別、総括的に述べていく。時代を超えたメデ…



地元ものラノベ、ホロリとする私。うまく泣かせてくれる。
このシリーズは若い頃に住んでいた付近が舞台で地理もよく分かるし、実在の店が出てきたりするので気に入っ…