みだれ髪





与謝野晶子には完敗。シロートながら感嘆した。出版当時と同じ表紙絵も素晴らしい。
輝いている。そしてみずみずしくエキサイティング。与謝野晶子には、完敗だ。 大阪・堺の与謝野晶子…

本が好き! 1級
書評数:1375 件
得票数:25245 票
読む本の傾向は、女子系だと言われたことがあります。シャーロッキアン、アヤツジスト、北村カオリスタ。シェイクスピア、川端康成、宮沢賢治に最近ちょっと泉鏡花。アート、クラシック、ミステリ、宇宙もの、神代・飛鳥奈良万葉・平安ときて源氏物語、スポーツもの、ちょいホラーを読みます。海外の名作をもう少し読むこと。いまの密かな目標です。





与謝野晶子には完敗。シロートながら感嘆した。出版当時と同じ表紙絵も素晴らしい。
輝いている。そしてみずみずしくエキサイティング。与謝野晶子には、完敗だ。 大阪・堺の与謝野晶子…



1930年代発表のベストセラー純愛小説。どこか外国的な雰囲気をも感じる。
愛に生き抜くことはできるのか。かつての大ベストセラー純愛小説。 昭和13年、1938年の発表で…



吹部ものハルチカシリーズ。おそらく次も読むけど、今回は辛口。
意味って難しいな・・。 吹奏楽部の高校2年、イケメンのホルン奏者ハルタと高校からフルートを始め…



ミュシャのベルナールに、早く逢いたい。
たまたま手元にあり、前に読んだ作品と「美貌」つながりで^_^ 肖像画26点を取り挙げ、モデルと…





飛鳥・奈良。黒い歴史の中の女帝たち。彼女らは決して「中継ぎ」ではない。
すごいものに触れちゃったかも知れない。 蘇我氏、というと大化の改新で中大兄皇子と中臣鎌足に誅さ…




シェイクスピアを読み始めたきっかけを再読。よく分かって、嬉し楽しかった。
再読。私はこの巻がきっかけでシェイクスピアを読み始めた。悲劇も喜劇も有名なものはあらかた読んだいま、…




ズルいくらい鮮やかで感受性に訴える名作。
多分に内向的だが、やはり鮮やかで面白い。 「京都文学散歩」という本で最初に採り挙げられていたか…




京都のお散歩中に買った本。いいねえ、って感じです。レモン買いたい。
先日京都を散歩した時に買った本。読んで、その場所を訪ねてみたくなる。 文豪ものから浅田次郎、林…



京都・桂離宮〜川端の複数の他作品を連想させるストーリー。
京都に行くときに、京都が舞台の本を読む。 戦後数年、建築家・水原の娘たち3人はそれぞれ母が違っ…




やはり上手いし美味い、いやうまそう、と思う。懐かし面白かった。
ごぶさたしていた懐かしい顔ぶれがまた動き出すー。 10巻完読した人気シリーズ「みをつくし料理帖…



長旅のイライラや海賊に遭遇するかも、という重い緊張感が生々しい。
男もすなる日記というもの。一族郎党、大騒動の帰京。 日記文学と言われる。国司・土佐守として地方…



破滅に向かって堕ちるー。歌舞伎の演目のよう。
堕ちていく男女の果て。まあ黄金パターンではある。 質屋駿河屋の番頭である新助は、店の一人娘、お…



どんな絵でも1枚だけあげる、と言われたら、何を選ぶ? という問いが作中に(もちろん遊び)。どうしよう?(いやあせんなくていいから・笑) 秋冬にサラサラ読むのに最適。
26まいのアートを読み解く。じんわりと感じるいい本。 取りあげた名画について、原田マハが自分と…




ちと思い立ち過去書評。新鮮な伸びやかさがあった白眉の作品。2014年私的ランキング1位でした。
直木賞受賞作品。伸びやかな力がある。物語を超える新鮮なパワーを、久々に感じた。 明治の歌人、…



美術家岡倉天心が、茶の文化について論じた作品。英語で書かれ日本語訳された。
岡倉覚三(天心)「茶の本」 日本のお茶の歴史、西洋との対比。心意気を示した作品。 美術家…


シリーズ好きな方、すみません。辛口めの批評になっちまってます。
うーーむ。合わなかったな。ラノベライズしたあの人って感じ。 書店の目立つところに置いてあった記…



才気煥発。飛んだり跳ねたり、しっとりしたりする感性。日本を代表する王朝文芸。
才気煥発という言葉が似合う清少納言。ちょっとベルト・モリゾをイメージした。 図書館のビギナーズ…



個性的で、心に残像が灼けつく物語集ー。
「孤独」以外ばかり読む。魔術的リアリズム? マルケスといえばコロンビアの人で「百年の孤独」のノ…



お茶にスコーンやショートブレッド食べたくなった。
髪をおかっぱに切り揃えた大女、黒川敦子。 神出鬼没のお世話屋さんー。 「ランチのアッコちやん」…



芥川が自分を見つめる。最晩年の作風転換。どうもついていきにくいと思っていたら、ラストに強い誘いが待っていた。
自分を見つめる芥川。死の予感が充満する。 1927年に35歳で自ら命を絶った芥川最晩年の作品集…