凍りついた香り





大好きな小川洋子さんの作品の中でかなり上位の作品です。 香りが匂いたつ独特な空気感。やはり今回も死がすぐそこにある。
「博士の愛した数式」の5年前の作品。 冒頭から引き込まれました。 静かな静かなミ…

本が好き! 1級
書評数:221 件
得票数:3954 票
2017/04ブクレコからの移転組。拙い文ですが気楽にお付き合い頂けると幸いです。アラフォー中間管理職で2018年春に大学を卒業しました^^皆様どうぞよろしくお願いいたします♡
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大好きな小川洋子さんの作品の中でかなり上位の作品です。 香りが匂いたつ独特な空気感。やはり今回も死がすぐそこにある。
「博士の愛した数式」の5年前の作品。 冒頭から引き込まれました。 静かな静かなミ…



妻に先立たれた夫のエッセイ。両親重ねてみたり、自分の老後と重ねてみたり・・・。 誰にでも平等におこるものは「死」。でもどんな死に方をするのか、大半の人は知らないこと。
作家:城山三郎さんの妻容子さんの想い出を綴ったエッセイだけど、 結局は自伝書。だってずっと一緒…





読書は隙間でも出来るけど映画鑑賞はなかなか時間を割くのが難しい。本書で色々な夢や希望をみました。どちらも異次元に飛べるので大好きです^^
『楽園のカンヴァス』で名画の謎解きを崇高な駆け引きで最高に魅了させてくれ、『宿屋おかえり』で旅での出…




「親が子どもにしてやらんといけんことは、たった1つしかありゃあせんのよ。子どもに寂しい思いをさせるな。海になれ。子どもの寂しさを呑み込む海になれ。
初の重松清さん。 かなり初期から読みたいリストにはいってました。 ふぅ~。良いですね。 …




AIの進歩で多少はこの世界近づいてきたのかな・・・? ハインラインさんが今30年後の2047年を描いたらどんな世界なのか読んでみたい。
『冷凍睡眠(コールドスリープ)保険』。どうしたってソソラレます。 Amazonでポチっとし…





太陽から光が届くには8分かかるけど、言葉で伝えたら一瞬。
大好きな小川洋子さんから引き当てたのですが、臨床心理学者の河合隼雄先生との対談、“生きるとは自分の物…




もしもあの時、別の決断をしていたらどうなっていたのだろうか。
献本ありがとうございます。 元は上下巻のようですので、非常に読み応えのある量と質でした。 応募時に…




児童書扱いで良いのでしょうか・・・。かなりシュールです。
図書館で予約したものの中に児童書が紛れていた。箱入りで読み込まれているぞ。 間違えたかなぁ?と…

多重人格のマネジメントを行うことで、相手の気持ちを理解し相手の気持ちがわかるようになるらしい。
多重人格と聞くとある精神病の類いを想像しますが、本書の角度はちょっと異なる。“多重人格のマネジメント…





「うまい酒は旅をしない」地酒はその地で味わうのがよい。 いつかアイラ島にいきたいなと思わせる本。
旅行エッセイ。 美しい写真が多く、小説とは全く異なる時間を燻らせてくれた。 以前から気になったタ…





少女の葛藤が鮮明に語られる。 本当に悲しみがこんにちはなのです・・・
サガン18才での処女作“Bonjour tristesse”約60年前の作品だが鮮烈で色褪せない。海…




少女サーカスの華やかな世界の表と裏。そして愛。
装画がこの物語にとっても合っているのです。 ピエロのいない10代の “少女サーカス”。 美しく、…




家族とは? 親子とは? DNAなのか、一緒にいた環境なのか…。 6歳まで育てた子が取り違えだと分かった時、それからの人生、あなたなら一体どうするでしょうか。
赤ちゃんの取り違えが6才で発覚? 映画の番宣で衝撃を受けかなり気になったものの、自分に置き換え…




屋根のぼり。危ないと思う?楽しそうと思う? そこが大人の境い目かもね。結局楽しめる人が一番。
森絵都さんは「ほんわか」がお上手です。 中学1・2年生の姉弟と、2年生の七瀬さんとキオスクと、姉弟…




ハードボイルドな主婦主演のまるで映画
「土漠の花」の月村了衛さん作。ボリュームはあっても裏切らないスピード感とまるで映画を観ているような作…




友達感覚の男女平等のただトモ夫婦。 色んな夫婦関係がある中でこんなのもありでは?
2010年に20~30歳台の夫婦の有り様を取り上げた新書。実にオモシロイ!! 4年前であれ…



あみ子は唯一のあみ子だけれども、誰にでもあみ子になりうる可能性があると思うとゾッとする
第26回太宰治賞、第24回三島由紀夫賞受賞の異才のデビュー作。 「こちらあみ子」と「ピクニック」が…





まるでノンフィクション映画を見ているかのような心地になります。臨場感半端なし!
2015年本屋大賞第5位。 友人の強い薦めによる一冊。 “一気読み必須” の帯に纏まった読書時間…




命ってなんだろう?死んだ気になれば強くなれる人もいるのかもしれない。死んでしまってはそれにさえ気付くことはできない。
帯に「極上エンタメ小説」と。 え?三島由紀夫でしょ?純文学でしょ?と手に取る。 まぁイメージ…





心理学者による解離性同一性障害(旧・多重人格)のはなし。引き込まれること間違いなしです。
イヴの夜はイヴはイヴでも、主婦イヴ・ホワイトの心の病のお話。 アメリカの精神科医のクレックレー氏と…