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たいりょう

たいりょう さん

本が好き! 1級
書評数:171 件
得票数:2587 票

某地域包括でケアマネ兼社会福祉士で仕事中。
ミステリを中心に、日本の古典や民俗学、宗教学が読書傾向。年を重ねるに連れて読書スピードが落ちているのが、もっかの課題。。

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首無の如き祟るもの

  

首無の如き祟るもの

シリーズ中、本格ミステリとしての完成度は屈指。民俗学との融合、横溝の古典を思わせる雰囲気、繰り返される推理、いい意味でスッキリさせないエンディング、どれもこれも素晴らしい、現時点での代表作。

これは面白い。とにかく面白い。 前2作は物語の吸引力は高いものの、ホラー的要素・Bミス級要素の方が…

投票(16コメント(0)2017-11-12

謎の館へようこそ 黒 新本格30周年記念アンソロジー (講談社タイガ)

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謎の館へようこそ 黒 新本格30周年記念アンソロジー (講談社タイガ)

同じアンソロジーの『白」が、新本格初期の流れを受け継ぐ作品が多かったのに対し、「黒」は30年の月日とともに変わっていた「館」の姿が描かれているように感じた。どちらが好きかは好み次第。

 十角館から30年。新本格30周年を記念して編まれたアンソロジー集の一冊。  同じく「館」をテ…

投票(11コメント(0)2017-10-28

謎の館へようこそ 白 新本格30周年記念アンソロジー (講談社タイガ)

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謎の館へようこそ 白 新本格30周年記念アンソロジー (講談社タイガ)

新本格30周年記念アンソロジーながら、縛りは「館」だけという緩さゆえに、ジャンルに囚われず、いろんなタイプの作品が収録され、多くの作品で著者の個性が読み取れた気がする。ただ、古野さんだけは、、、

 十角館から30年。新本格30周年を記念して編まれたアンソロジー集の一冊。  新本格以降の作家…

投票(11コメント(0)2017-10-23

名探偵傑作短篇集 法月綸太郎篇

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名探偵傑作短篇集 法月綸太郎篇

新本格30周年企画の中で出版された短編集。同じ時に発売された二人の作家よりは地味かもしれないけれど、短編作家としての技量はピカイチ。好きな作家なので、もう少しコンスタントに作品を・・・。

 法月さんの短編傑作集。講談社の新本格30周年記念企画の一環(であろうと思う)として、島田荘司さん、…

投票(17コメント(0)2017-09-24

巨大幽霊マンモス事件

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巨大幽霊マンモス事件

久しぶりの二階堂蘭子物の長編。広げた風呂敷の畳み方は消化不良のところがあるけれど、それでも密室トリックの処理については著者の作品の中でも上位にあたるのでは?それにしても蘭子に安楽椅子探偵はむかない、、

 長編新作としては、「覇王の死」以来。時系列的にはそれより前、「人狼城の恐怖」で渡欧する直前の物語。…

投票(9コメント(0)2017-09-20

ゴルフ場殺人事件 ポアロシリーズ

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ゴルフ場殺人事件 ポアロシリーズ

ミステリよりも、ヘイスティングス君の恋愛脳が印象に残るポアロの2作目。ストーリーや会話のテンポはデビュー作よりも良いと思えるのに今ひとつ地味なのは、これが恋愛小説だから???

 デビュー作『スタイルズ荘の怪事件」を読んで、ふむふむポアロはこんな感じなのかな、と自分の中でイメー…

投票(13コメント(0)2017-09-14
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