天冥の標VII 新世界ハーブC
残酷な小説家のテーゼ
何度も書いているが、ワタクシ空中さんは、映画を観たり小説を読んだりしていて、仕掛けられた伏線に気づ…
本が好き! 1級
書評数:54 件
得票数:338 票
中年男性。
「役に立つ」より「読んで面白い」書評を目指しています。
自分のブログ
「おとなの終末」
http://adultdoomsday.jugem.jp
からの抜粋になっていますが、
ブログは映画がメインです。
画像はその辺の「似顔絵メーカー」で作りましたが、
実物はもっとフケてます。
残酷な小説家のテーゼ
何度も書いているが、ワタクシ空中さんは、映画を観たり小説を読んだりしていて、仕掛けられた伏線に気づ…
罪作りなフラッシュバック
「天冥の標」シリーズは、第一巻「メニー・メニー・シープ」で西暦2800年を舞台に始まり、第二巻「救…
オムニフロラのミスチフとノルルスカインのダダー(なんのこっちゃ)
遥かな宇宙で遥かな昔から二つの種族が延々と戦いを繰り広げていて、人類は「そうとは知らずに」二組の戦…
究極のライトノベルハードSF
昔からSFの魅力のひとつは文芸ジャンルとして自由であることだとされている。単に現代科学では不可能な…
後半へ向けてちょっとネタばらしの巻
シリーズの中ではインターミッション的な存在か。 軌道農場の、とある農夫の生活と、今までチョ…
ある意味一番SFっぽい
「天冥の標」シリーズは、二巻目以降、それぞれ別のテーマを持った一個のSFとしても読めるようになって…
未来と宇宙とライトノベル
ほぼ、現代の日本を舞台にした第二作とうって変わって再び数百年後の未来と宇宙が舞台。 遠未来とか…
独立したパンデミックものとしても秀作
そんなわけで、「天冥の標」第二弾。時代は一気に何世紀も遡って現代日本。例の「クライマックス直前から…
本格ライトノベルSF
ところで、ですね、読んでいる最中、常につきまとう、この奇妙な感覚はなんだろうなぁ、、、と思うのね。…
日本産、究極のSF。
ココのところ、「日本SFの最先端を探る」と言うテーマを己に課していいるので、なんとなく、このシリー…
ついに到達した日本のハードボイルドミステリーの完成形
東直己氏自身を反映したキャラであるススキノ便利屋に比べ、恐らくは東氏の理想の反映である探偵畝原を主…
ハードボイルド=寒い土地、のイメージが定着しそう
自らつくり出した主人公とそのシリーズを3つも4つも使って、一貫してススキノ→札幌→北海道を描いてき…
新宿にジャングルがあった頃、、、
子供の頃、新宿でジャングルを見た。 地下鉄東西線早稲田駅から学習院女子に抜ける道の左側だ…
ムスリムのナンギな(;一_一)カリフ道
こんなオレでも「そういえばイスラム国はどうなったんだろう、、、」などと思ったりもするのである。 …
歯ごたえありすぎの入門書
なんとなく、「平凡社ライブラリー」あたりを意識したのではないかと思わせつつ、昨年スタートした「文春…
「魔術」としての言語
小説という文芸形式は、二つの要素で出来ている。 ひとつは、映画やコミックなど、他のフィクション…
18世紀のエイリアン達
という訳で、やっと最初に買った「科学vs.キリスト教」に辿り着いた。岡崎勝世教授による普遍史崩壊の…
「世界史」の歴史(ヨーロッパ限定)
文学に「文学」史があり、数学に「数学」史があるように、歴史にも「歴史」史がある。本書はヨーロッパに…
「普遍史」信者たちのこじつけっぷりがとてつもなく面白い
「科学VS.キリスト教」と言う本が面白そうだと思って買ってみたら、あとがきに(オレは取り敢えずあと…
大胆な構成と誠実な筆致が同居する良書
まず、本書の第一章では、モーセ五書の最後に置かれる申命記が、ヨシヤ王の治世に、ヨシヤ王の宗教改革を…