かもめ食堂
この本を読むと、無性におにぎりをにぎって食べたくなります。
『かもめ食堂』は映画のための書き下ろし小説です。 『かもめ食堂』あらすじ 「素朴でいいか…
本が好き! 1級
書評数:808 件
得票数:10527 票
小説、新書、古本、技術本、ジャンルお構いなしに、読みたい本を、読みたい時にがモットー。
書評はブログ「日々の書付」から、抜粋、再編集してかいています。
好きな作家は中島京子、小野不由美、上橋菜穂子、阿部智里など。
最近は、書評がない本を探して、感想を書くのを密かな楽しみとしています。
この本を読むと、無性におにぎりをにぎって食べたくなります。
『かもめ食堂』は映画のための書き下ろし小説です。 『かもめ食堂』あらすじ 「素朴でいいか…
バニーにメイドにメガネっ子。森薫の軌跡がこの一冊に!
『エマ』『乙嫁語り』『シャーリー』など、森薫さんが今まで描いてきた短編漫画やイラスト、サイン会ペーパ…
19世紀英国の生活をイラストと文章で解説した、漫画『エマ』の副読本。
英国紳士とメイドの恋愛を精密なタッチで描いた『エマ』。当時の生活風景が詳細に描かれているので、19世…
ストイックな先輩と悪役じゃないクラスメイト
『スキップとローファー2』、みつみちゃんは、どこに行っても持ち前のパワーで周囲に癒やしと勇気を与えて…
幾重にも張り巡らされたトリックに、ページをめくる手が止まりませんでした。
『迷路館の殺人』あらすじ 迷路館は天才建築家、中村青司が手掛けた館。その主である宮垣葉太郎は著…
すげえのだ。この家族は。
『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』は、岸田奈美さんが家族のことや仕事のことをセキ…
館シリーズ第二弾『水車館の殺人』。マスクで顔を覆う館の主人、嵐の山荘での殺人。すべての伏線が回収される時、快感と恐怖が同時に襲ってきます。
『水車館の殺人』 あらすじ 岡山県の山中に立つ「水車館」は建築家・中村青司の手による奇妙な建築…
もともとお酒のアンソロジー『ほろよい読書』に掲載された短編。この本では定食屋「雑」のその後が語られます。
『定食屋「雑」』あらすじ 食に対する価値観の違いから、離婚を要求された沙也加。その原因を探るべ…
電子書籍化不可能と言われた前作の続編。しかし、今回は電子書籍でも販売されている。その理由とは…。
『世界でいちばん透きとおった物語2』あらすじ 父親の残した原稿『世界でいちばん透きとおった物語…
本読みの方々がこぞって読んでいた意味がわかった!皇族と研究者、ふたつの視点からの英国留学期、面白いです。
英国留学のエピソード オックスフォードで博士号を取るのは、並大抵の苦労ではなく、それは皇族であ…
PMS、パニック障害に苦しむ二人と、それを見守る大人たちの物語
読み終わって「ぽっ」っと小さな明かりが胸に灯ったような、そんな温かさを感じました。 『夜明け…
読み終わった時、涙が溢れた。電車の中だったのに。私にもスイッチが押されたのだ。彼らのように。
『友が、消えた』あらすじ 落ちこぼれ高校生、ザ・ゾンビーズ。女子校の学園祭へ侵入したり、ストー…
忘れられた神と呪い。『後宮の烏』の登場人物たちも深く関わってきます。
『烏衣の華 2』あらすじ 男性を呪い殺す香炉の除霊を頼まれた月季は、香炉に取り付く女の幽鬼(霊…
書店や出版社の人々との交流を描いたエッセイ。映画『夜明けのすべて』の舞台裏や書店とのやりとりが赤裸々に、そしてユニークに綴られています。
個性豊かな書店(と出版社)の人々 読み始めはちょっと不安でした。だって結構、出版社員との小競り…
この家族は普通じゃないかもしれない。でも、家族のかたちはそれぞれ。
『幸福な食卓』あらすじ ある日の朝食のとき、父さんが「父さんは今日で父さんを辞めようと思う」と…
戦国時代・山内一豊の娘に転生した美容オタクが北政所のお化粧係にスカウトされ…
『北政所様の御化粧係 第2巻』あらすじ 前回、街で浪人から与祢を救ってくれた武士は「大谷」と名…
現代の美容オタクのアラサー女子が、なぜか戦国時代に転生。北政所の元で美容革命を起こしていく物語です。
歴史好きも美容好きも、転生もの好きにもおすすめです。 ライトノベルのコミカライズで、漫画を私の好き…
中国・唐時代を舞台にした怪異譚。幽霊を引き寄せてしまう青年と、彼に嫁いだ龍王の孫娘が幽霊や妖怪の騒動に巻き込まれていきます。
『後宮の烏』シリーズの白川紺子さん初の単行本。 『龍女の嫁入り 張家楼怪異譚』あらすじ …
浮世絵を現代のイラストで再現、町娘から花魁、庶民から大名まで。浮世絵に描かれた幅広い身分のファッション、髪型を紹介しています。
イラストも美麗だし、年代別に髪型やファッションを紹介しています。これがめちゃくちゃわかりやすい! …
時代の寵児・蔦屋重三郎を語る一冊。大河ドラマ『べらぼう』の副読本としてもおすすめです。
蔦屋重三郎の生涯 蔦屋重三郎(蔦重)は、吉原育ち。吉原というのははだたの娼館ではなく、文化人が…