しずかな日々




このキラキラとした小学生の夏休みを、しずかな日々ってタイトルにするセンスがイイネ!爽やかで涼しく読める夏の小説だった。面白かったです。こんな経験したくてももう出来ないのが悲しいね。

本が好き! 3級
書評数:40 件
得票数:19 票
関西で学生してます。
寝る前に本を読むのが日課。




このキラキラとした小学生の夏休みを、しずかな日々ってタイトルにするセンスがイイネ!爽やかで涼しく読める夏の小説だった。面白かったです。こんな経験したくてももう出来ないのが悲しいね。




久しぶりに伊坂さんの本読んだ。自分が誰に似ているか考える。やっぱり堅実な北村かなと思う(鳥瞰型)。でも、西嶋の誇大妄想とも言える大きさが好きだと思う。こんな大学生活だったらとても楽しいよなと思う。砂漠にだって踏み出せるじゃないかと思う。




心に来るね。物語は加速して、壁を、奥歯を、突き破る。文字が叫んで言葉が絶叫してた。すごくエネルギーを持った文章だと思った。面白かったよ。




少しホラー。背筋がゾクッとするような短編集。不思議な世界だけど、ありえなくはなさそうで(ありえないのだけれど)書かれている世界に自然に引き込まれていく。見えている世界が違うねぇ。





とてもほっこりした話。外堀を埋めるために必死の主人公と少し抜けてる感じのヒロインと。最終章で主人公は何もしないのに、周りのサポートとヒロインの活躍で確実に春に向かっていくのはとてもにっこり出来た。

三谷幸喜って結構いやな人ですねと思った。ユーモアのある悪意というか。奥さんのエッセイも読んだことがあるので、ほんといい夫婦じゃないかなーと文章の感じから思ったけど、同じような感じの話ばかりで、だんだん飽きてきて、一章読んで終り。



螢はノルウェイの森。どの短編も素敵だと思った。めくらやなぎと眠る女がとても良い。人は生きながら少しずつ死んでいる。


とてもすっきりしていた。 淀みなく読めて伏線もきちんと回収して結末までとても綺麗な小説だと思った。 一章は。
とてもすっきりしていた。 淀みなく読めて伏線もきちんと回収して結末までとても綺麗な小説だと思った。…


猫。話が飛び飛びで、全体像をつかみにくかった。あまりあわなかったなぁ。ベルカみたいな力強さを期待してたけど、少し違ってた。





そらすこんを読んでとても好きになって、ブログを読んでさらに好きになって、絶対に読もうと思っていた本。
何が正しくて何が悪いのか。 いじめは悪いことに決まってるけど、コジマはすべての出来事に意味があると…



難易度高い。ストリックランドの無頓着さがすごい。人が生きることに目的(魂の目的)があって、それを達成するために生きることはとても素晴らしいことだ。正しい場所に行きつけたことも良かったんじゃないかな。

言いたいことがよくわからなかった。いろんな本が引用されてて本を紹介する本なのかと思った。ありふれたことが書いてあるだけで、オリジナリティがどこにあるのかよくわからなかった。



ポジティブな感じが伝わってくる文章。読んでる間、小林さんの感じで再生されてた。かもめ食堂は観たことがあって、フィンランドの話も出てたので面白かった。時々出てくるおやじギャグの微妙さもなかなか。




これはピンボールについての物語です。純粋理性批判を読まねばと思った。スペイン語を教えることが「砂漠に水を撒くようなもの」であるなら、科学はなんだろうと思う。砂漠を草原に変えられたらいいのに。



理系の人間としてとても面白かった。天才と呼ばれる人が経験してきた研究所や大学の話は興味深いよね。もっと色んなことに科学的関心を持てるようにしたいと思った。原爆の話はちょっとどうかな。



犬が飼いたくなった。それに尽きる。 ここに出てくる本がどれもとても魅力的に思える文章。エッセイは結構本心が見えて面白い。誰でも悩むんだねと安心。誰にでもその人にしかできないことがあるのだろう。





一行目から素晴らしかった。星さんてこんな風景描写が豊かだったっけ。もう本当に面白かった。絶対に読むべき本。マンションの階数が上がる度に物語の深みはまして行く。全然古びていない、まだまだありそうな未来。




面白い面白い言われてるから買って読んだ。すごいね。物語のテンポが軽快。分単位で進行中。いわゆるラノベはあまり読んだことがないのでこういうのは新鮮。続きも買います。あ、あと恩田陸の「ドミノ」に似てる。


夢はSF、君は花。夢十夜が素敵すぎた。そして少しだけ怖かった。儲け口、みたいに何が面白いのか全くわかんない話もあったけど、短い話ばかりで読みやすい。けど、やっぱ長編がいいね。

あまりにも劇的。いろいろと残酷。清深だけに未来が待ってるのか。みんなどこか突き抜けてるので、友達にはなれないな、この家族。