償い


  

他者の心を傷つけた者は、どうやって裁かれるべきなのだろう・・・。二読、三読して良さが分かる小説。
初の矢口敦子作品。 テーマは深いんだろうけど、一読じゃ良さが伝わらなかった。二読、三読して良さ…

					本が好き! 1級
					書評数:119 件
					得票数:1483 票
					
独身貴族!
ミステリーを中心に、興味のあるものを乱読してます。
のけぞるようなどんでん返し、示唆に富む文章、涙が止まらない小説・・・いろいろ読みたいと思ってます。
☆評価は、やや辛口かも・・・。
みなさんの書評を参考に、いろいろな作品に出会えたらと思ってます。
日常を綴ったブログとブクログもやってます。


  

他者の心を傷つけた者は、どうやって裁かれるべきなのだろう・・・。二読、三読して良さが分かる小説。
初の矢口敦子作品。 テーマは深いんだろうけど、一読じゃ良さが伝わらなかった。二読、三読して良さ…


  

一気読みさせるテンポの良い小説。ハードボイルドな風味でストーリーも面白い。だけど、人物の内面・心情が無く不満・・・。
初の曽根啓介作品。 たしかに面白い。二転三転するストーリー展開も一気読みさせる推進力になってる…



  

SFを超えて、もはや哲学!人類が存在する意味を問う、SF史に残る金字塔!
50年以上前に書かれた作品だけど、まさにSF史に残る傑作。 さすがに訳文がいささか古臭く感じるけど…



  

ごくごく普通の人たちが織りなす「伊坂ワールド」。超能力も殺し屋もでてこないけど、心がホンワカとなりました。人物相関図を頭に描きながら読了。計算された人物配置も見事!
久しぶりの伊坂さんの作品。 テーマは「出会い」なのかな?本の帯にあるとおり、ごく普通の人たちが巻き…



  

大号泣はしないけど、涙腺にジワリと効いてくる小説。クセは強いが憎めない、友達に居ると楽しくなりそうな面々の物語。
2012年本屋大賞第1位、三浦しをん作・・・なるほど面白く読めた。 今まで気にはなってたんだけど、…


  

日常を描いた暖かな短編集だけど・・・。泥棒なんかを登場させるのは興ざめ!この泥棒、良い人なんだけど、それだけにリアル感が一気に冷める!以下、本文で・・・。
森沢明夫の映画化もされてる短編集。 6編から成る本書は、喫茶店の女主人を中心に、それぞれの章に…




  

上手すぎる人物描写とドンデン返しの波状攻撃!最後の1ページまで気の抜けない物語。
この浦賀和宏って作者、上手いな。 「彼女は存在しない」を読んで気になってたんだけど、たまたま本屋で…


  

綾辻行人の「読者への挑戦」。いやぁ、解らなかった・・・。
綾辻行人の五編から成る短編集。 叙述トリックを駆使していて、作者の腕の冴えが光る短編集だと思う。 …



  

「私」とは誰なのか?沈黙を守る男の正体は?・・・折原一、「━者シリーズ」!
叙述トリックの名手、折原一の長編ミステリー。「━者」シリーズの中の一冊。 このシリーズ、以前に「冤…


  

大正期の若き知識人の生活の匂い・・・。乱歩の初期短編集。
小学校の図書室に並んでいた江戸川乱歩の本を読んで以来、数十年ぶりに江戸川乱歩を読んでみたくなり読了。…



  

骨太、重厚長大!警察小説の傑作!様々な対立と男の矜持・・・まさに徹夜本!
骨太の重厚長大な警察小説。 原稿用紙1400枚超えの本書を一晩で読破。 横山秀夫のの作品は短編も…




  

ラストでの反転!推進力のある文章!胸の悪くなるようなストーカーなのに、ページをめくる手が止まらない!
岡嶋二人の「99%の誘拐」、「クラインの壷」は読んでいたけど、ソロになってからの井上作品を読むのは今…


  

個人の死生観によって評価が変わってきそうな小説。
よく解らなかったな。 3.11の大震災で突然亡くなった人たちの声ということなんだろうか? こ…

  

ある国語辞典についての考察。謎と銘打ってるけど、ミステリーじゃないし(笑)
以前に三浦しをんの「舟を編む」を読んで辞書に興味を持ったんだが、編纂者によって辞書にもいろいろ特色が…


  

館シリーズ第4作!一人称で語られる物語。真相は好き嫌いが分かれるんじゃないかな?
館シリーズの第四作。 う〜む、これまでの三作とは趣向の違う切り口だった。全編を通して主人公・飛龍想…


  

五つの文体で書き分けられた叙述トリック!
叙述トリックの傑作!と言う評判を聞いて読んでみたけど、読解力の無い自分には傑作と呼ばれる所以が解らな…


  

y=ax・・・作者の独白を編集部で文章にまとめたもの
う~ん、よく理解できない本だったな。 作者の話(独白)を編集部で文章にまとめた本書だが、作…


  

人物と時間軸の多重構造・・・。
途中から、なんとなくトリックが分かって解ってしまったな。 3人の女性目線からかの記述なんだが、…

  

現実感に乏しく、かと言ってファンタジーでもなく・・・
かなり以前に話題になってたし、本屋でも平積みされてて気にはなってたんだけど、縁が薄かったのかなかなか…


  

「バトルロワイヤル」+「悪の教典」のような小説!
かなり以前に「勧善懲悪もので爽快感のある小説」を検索したところ、ヒットしたのが第1回ホラーサスペンス…