ほろ酔い文学談義 谷崎潤一郎 ~その棲み家と女~





酒が似合う文豪の物語
サディズムとマゾヒズムと和の世界を堪能できる最高傑作『春琴抄』。 自分好みに育てるはずだった美少女…

本が好き! 2級
書評数:9 件
得票数:134 票
高熱で二週間寝たきり、復活したと思ったらぎっくり腰、という災厄を詰め込んだような夏でした。
書評数は少ないですが、その分飛ばしていきたい23歳図書館員です。





酒が似合う文豪の物語
サディズムとマゾヒズムと和の世界を堪能できる最高傑作『春琴抄』。 自分好みに育てるはずだった美少女…




「無力」という名の暴力、それでも。
この本は、9.11をきっかけに書かれたものであるらしい。 支配的で暴力的な男と、ベールを被り家…




今すぐ選挙に行きたくなる本。
これからこの本を読もうと思っている人に、言っておきたいことがある。 2章(本書では「2時間目」と…





蓮華の鎖と少女の儀式
数少ない男友達のうち2人が、こんなことを言っていた。 「下ネタの話するの、もう嫌だ」と。 AV女…





とにかく空欄を埋めようとした、あの日々のように。
山田詠美さんの描く、思春期の少年少女が大好きだ。 傲慢で、やんちゃで、ひたむきで、心優しい。理想で…





グロテスクと涙の間(ブログに掲載した書評を少し書き直したものです)
過剰な母、リスカ、夜の世界にスペイン巡礼。 この本を初めて読んだ時、平穏な家庭でのびのび育った私に…





カオスな生の世界へようこそ。
30歳までは女性として生きてきたが、染色体検査で「半陰陽」だということが分かり男性化することにした新…




人生、それはトイレとともに。
今月から社会人になった。 この本は3月に、「社会人として何か学べそうなものを……」と思い買った本の…





人は、大きな悲劇を乗り越える力を持っているのに、日々のささいな悩みで潰れてしまう存在でもある。悩みと向き合い解決するのはどうしたらよいのか―答えは本の中に。
私は元々、自己啓発やビジネス書はあまり読んだことがなく、これまで小説やマンガばかり読んでいた。新し…