社会学を学ぶ




『社会認識のあゆみ』や『近代の政治思想』に比肩しうる、社会学における達成。
2005年の初版刊行以降、10年以上放置していたのですが、大澤真幸さんの『<問い>の読書術』(朝日新…

本が好き! 1級
書評数:44 件
得票数:422 票
あらすじだって、一種の書評だと思います▽私の文を読んでくださった方が、「お。これ読んでみようかな」と思ってくださるようなものを書きたいです▽今のところ、あまりフォローできてません。お許しください。▽某◯◯メーターに出没しております。すいません m(_ _)m




『社会認識のあゆみ』や『近代の政治思想』に比肩しうる、社会学における達成。
2005年の初版刊行以降、10年以上放置していたのですが、大澤真幸さんの『<問い>の読書術』(朝日新…




「アースバウンド計画」の秘密を握るニコラを巡って死の商人・クリムゾン一派が暗躍する時代。凄腕の「銃士」、ホープとビートが駆け抜けていく。
5巻までの内容をまとめて。 少女・ニコラの背に刻まれた「アースバウンド計画」を巡って、時代が大…




「できない」「苦手」と感じてしまうことの根拠に分け入りながら、「これから」を生きていくための道具を手に入れることとしての「勉強」を、自分の人生の中に位置づけようとする試み。
光文社新書の『わかったつもり』が面白かったので続けて読んだ、西林先生のご本としてはこれが二冊目になる…



最初の戦闘のあと、科特隊で進次郎は、井手と異星人に出会う。進次郎を待つのは、さらに過酷な運命なのか?
父・早田の危機を救い、辛くもベムラーを退けた進次郎を科特隊で待っていたのは、井手と「ゼットン星人」エ…





少年マンガがクラシックに挑戦すると、こうなるのだ!
コンクールの演奏中に、「ピアノの音が聴こえない」と言って、それ以来ピアノを弾けなくなった元天才少年の…




脳のしくみと機能を知ることから始める、そのパフォーマンスを引き出すための様々な提言。
「脳に悪い7つの習慣」というタイトルであるが、それは反語的であって、それらを避けること・反対のことを…




文を読むとは、世界との交流のレッスンであると考える。その意味では、いかに生きるかをも示唆している、恐ろしい本である。
文章を読むにあたって、「わからない」「わかる」とは、そもそもどういうことなのかから説き起こし、「わか…




「光の巨人」ウルトラマンが去って数十年が過ぎた。地球には平和が訪れた「ように見えた」が?
ウルトラマンと「同化」していた地球人・早田は息子・進次郎をもうけていた。早田と進次郎は、ウルトラマン…




いろんな形の「デート」をめぐっての5編を収める。大きな「事件」は起こらないけど、それぞれの「デート相手」に対する気持ちが柔らかく、温かい。
『小説すばる』誌に掲載された、おしまいのデート/ランクアップ丼/ファーストラブ/ドッグシェア/デート…




「様々な本の読み解きを通じ、自らの救済の材料を見出すというのが、筆者が功利主義という言葉に込めた意味なのだ」(本文より)。
これまでに佐藤さんの著作を何冊か読んできているが、そのどれにも共通したキイワードとして挙がるのが、「…




「あてになる人が、私の周りには結構いる。だから、たいていのことは、なんとかなる」。
『図書館の神様』に続けて読んだ、瀬尾まいこさん作、2冊め。 営業職から転じて、ルイーズ吉田とし…




本当のところは、「ヤル気があれば」誰でもできる~、くらいの感じです。ロビイングを特別な活動としてではなく、政治を動かす日常的な活動としていくための、成功事例集といった趣きです。
成功した、ないし成功しつつある5つのロビイングの事例についてのケーススタディである。この5つとは、 …




ルソー×スミスの、「平等か、成長か」問題の淵源から、最前線のピケティまでを概観。
資本主義経済、すなわち市場経済の下での不平等についての問題を、「成長」か「平等」かをめぐっての議論と…





人間をないがしろにするものに対する、池上の静かな怒りが伝わってくる。
2000年の初版刊行ののち、2007年に文庫化したもので、2段組400頁のボリュームである。 …




いつもながらの該博な知識に圧倒される。管理命令型社会への抵抗の拠点として、宗教への期待を説く。
この本は2012年2~7月にかけて、主として臨済宗の僧侶を対象とした講演を基に構成されている。第一講…

まさに、「怒涛」「圧巻」という言葉こそがふさわしい展開。
この著では、国家について考える際につきまとう面倒さについて考えられている。図書館に行くと、国家論は政…




猜疑心に満ちた社会を、寛容と包摂の社会へと変えていくためのコミュニティ・デザインを、事例を通して提唱していく。
もはや工業国でも成長社会でも、東アジア唯一の先進国でもなくなったことの「寂しさ」を抱えてしまった日本…

ゲンロンカフェでの対論+1。
【目次】 まえがき(猪瀬直樹) 第一章・安保法制を巡る議論と日本人の歪み 第二章・…




若き日の天馬とお茶の水とアトムの誕生秘話を、新解釈で描く!
誰もが知っている手塚治虫の古典を、ゆうきまさみとカサハラテツローがリブート。アトム「誕生秘話」を描く…




前作『嫌われる勇気』から3年を経て、再び世に問う「岸見アドラー学」の精華。
【目次】 第1部 悪いあの人、かわいそうなわたし 第2部 なぜ「賞罰」を否定するのか 第3…